[(^-^)真理の疑問(?_?)] 団体乱立はなぜ?
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真理mari =プロレスについて質問する人 毎週土曜日は、「プロレスのことがよくわかんない」真理がプロレスをチラ見して感じた疑問をぶつけて、カクトウログの人に答えてもらう・・・「(^-^)真理の疑問(?_?)」の日ですっ。
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真理(-_-# 「真理が小さい頃はクラッシュギャルズや、ダンプ松本とかをよくTVで見ていたんですが、前は団体って一つしかなかったんですよね? でも、今は何で沢山の団体が存在してるのですか?何か試合結果のレポートとか見てても、団体名が沢山出てきてごっちゃになります。何で何で~?」
・お答え
いい質問ですね。たしかに今の状態は、異常とも思える団体数の多さだね。
ところで真理ちゃんは、野球は好き? 今、合併問題とか新規参入問題とかでもめてるでしょ? 一方では赤字経営だと言っているのに、もう一方では新規参入....要は「野球業界はおいしい世界」と思える人たちがまだいる、ということだね。
でもね、プロレスの場合は、ちょっと違うんだなぁ...。今の団体数の多さは「もうかる」「もうからない」だけじゃない部分がある。そもそも、今の多団体時代の原因には2つあると思うのだよ。
1つは多団体時代の先駆けとなった「ジャパン女子プロレス」の立ち上げ。もうひとつは「25歳定年制の撤廃」だ。
真理σ(^^) 「へぇ~」
・お答え
「ジャパン女子プロレス」は、楽○やライ○ドアと同じように、「この業界はイケる」と思った人が、世の中(あ、一部の世の中だけど)のクラッシュの爆発的人気を見て、「これは商売になる」と考えたわけ。そして業界分析をしていく中で、独占企業である全日本女子プロレスの、あの独特の閉鎖された宝塚的世界には足を踏み込めない潜在的男性ファンが数多くいる事を突き止めたんだ(多分)。
そこで、当時これまた大人気だった『おニャン子倶楽部』の感覚で、「今度デビューした誰それって、かわいいよな」と気軽に話せるような、オトコが会場に足を運べるプロレス団体を作ったら….と考えた。それが「ジャパン女子プロレス」。もちろん、クラッシュに憧れるレスラー志望のかわいい女の子が世の中に一気に増えたのも、殆ど新人選手だけで新団体を立ち上げられた大きな要因だね。エデン馬渕、かわいかったな…。
そして、この「ジャパン女子」の選手・フロントが2つに分裂したことや、大仁田厚のFMWが女子部を作ったことが、多団体時代のきっかけとなったんだ。
真理σ(^^) 「へぇ、じゃあ、25歳定年制の撤廃って何のこと?」
・お答え
なんと、それまでの女子プロレスには「25歳になったら引退しましょう」という公然のルールがあったのです。今じゃ信じられないけれど。まさに絶頂期ともいえる時期にマッハ文朱(古い!)も、ビューティー・ペアのマキ上田も長与千種も引退していったんだ。しかし、25歳定年制にはそれなりの意味があった。このルールのせいで上の選手がどんどん辞めていくおかげで、下から新しいスターがどんどん出てきたんだ。豊田真由美の登場は衝撃的だったな。
しかし、大仁田厚FMWが仕掛けた団体対抗戦をきっかけに、女子プロレス界にはクラッシュ・ブーム以来の第三次女子プロレスブームが訪れることになる。団体対抗戦を通じてその個性を発揮し、台頭してきた北斗晶や神取忍、ダイナマイト関西らスター選手は、25歳を過ぎても引退どころではなくなってしまった。それどころか引退した選手までどんどんカムバックしちゃった。選手の数が一気に増えたんだね。これもさらに団体の数が増えた原因のひとつ。
真理(-_-# 「ブームが去った今もけっこうな数の団体が存続しているっぽいのはなぜ?」
・お答え
そこには、最初に書いた「もうかる・もうからない」を超えた理由が存在すると思うんだ。
「私はプロレスラー」という誇りを持ち、35歳には35歳の、40歳には40歳のプロレスがあることを、自分の体で表現する。そして若い選手の壁として立ちはだかる。そうした心意気をもった選手自身が団体経営やマッチメークに参画することで、今の女子プロレス界は成り立っている。
僕はまさに他団体化時代のド真ん中に立ち上げられた、『GAEA JAPAN』という団体を、旗揚げ直後から見続けてきたんだけど、そういった心意気にあふれた、まさにレスラーの理想郷のような団体だと思ってる。
その『GAEA』が、来春を持って解散するらしいんだ。僕はこの、自分にとっても理想郷の団体の最期をしっかり見届けようと思っているよ。真理ちゃん、一緒にいく?
真理σ(^^) 「はあい!行きますぅ。連れて行ってください!」
回答 O.FUJIi ←今週は回答者交代!
「(^-^)真理の疑問(?_?)」第4回はここまで。次週土曜につづきます!★☆
(-.-)y-゜゜゜私はキャバ嬢ではないの・・・残念!
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