TV観戦 全日両国直前SP&小島聡ストーリー
Topics 川田と三沢合体┃上戸彩vs小川┃最新話題ブログへGO!
10・31は首都圏でプライドさいたまと全日本両国が興行真っ向対決。そんな中、「10・31両国大会の全てが分かる!! 武藤敬司20ANNIVERSARY 両国直前SPECIAL!」が放映された・・・
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番組はテレビ東京系で昨夕16:00からの1時間15分枠という豪華版。ご覧になりましたか? 武藤敬司、激動のプロレス人生20年インタビュー(道場などにて)。「勝って感動しましたあ!!」全日本LOVE小島聡を訪ねて(合宿所に潜入、ちゃんこトーク)。川田が!ケアが!カズが!ラブ・マシンズが!10・31両国大会の全てが分かる!!・・・という番組アウトライン。試合というよりもトーク中心でした。
時間が割かれていたのは武藤に関してでしたが、印象に残ったのは、小島聡。夏から秋へと駆け抜けてきた小島ストーリーが“総復習”されていく。
大一番で勝利をモノにできないことから、「善戦マン」と呼ばれた小島聡。どうしても必要なものは「結果」という二文字。そして、どうしても闘いたかった三沢光晴とのシングルが実現(7・18両国)。この番組では、三沢に対して「全日本プロレスの小島聡です。自分と闘ってください」と誠実交渉した場面もしっかり再放映。
vs三沢は「善戦」止まりも、「感動しました」と小島は発言。対して「勝って感動だろ、普通」川田利明。その後、川田に負け、武藤に負け(シャイニングウィザード5発)、三沢以降のシングルマッチ3試合に全敗。初心をつかむため、小島はアニマル浜口ジムを訪問。
小島は自ら「敗者復活戦」と名づけたシングル7連戦を課す。6連勝後、9・25ジャマール戦。渾身のラリアットでフォールを奪い、「敗者復活戦」7戦全勝した。後楽園ホールの中心で叫ぶ「勝って感動しましたああ!」。全身全霊で叫ぶというのは、こういう姿を言うんだろう。
そんな小島ストーリーが、ちゃんこを食べながらの本音トークをまじえて展開された番組コーナー。「三沢さんの懐の深さを身をもって体感した」「自分が今日まで培ってきたものがありますので、(10・31両国の)相手は誰でも」などと発言。爆弾発言があったわけではないが、その語り口と振り返りストーリーから、素顔の小島聡が垣間見えた番組だった。
しかし、番組中で発表されていたカードは「小島vsX」。一方、一般発表されているカードは「小島vsラブ・マシンX」。この微妙な違いはいったい・・・小島はちゃんと彼のスタイルを貫ける相手と対戦できるのだろうか?
小島というとボクが忘れられないのは、何年も前の新日本プロレス「GIクライマックス」で武藤敬司に大善戦した試合だ。勝利目前にして武藤のフランケンシュタイナーを食らい沈んだものの、大阪府立体育会館は大熱狂した。あのときのvs武藤にしても、今夏のvs三沢光晴にしても、小島は本当に「上をぶち破ろう」とする姿がよく似合う。しかも、けっして小細工しない。真正面からのラリアートにこだわり続ける。
今の小島は微妙なポジションなだけに、風当たりが厳しい。もう「上をぶち破ろう」というプロセスは過ぎたと言ってもいい準メインイベンター。かと言って、武藤や川田がしっかり団体の主として君臨している。葛藤はこれからも続くだろうが、いつかは佐々木健介ばりに大ブレイクする予感もする。積み重ねた試合内容はウソをつかないと思うから・・・。
さて、番組全体の話に戻ろう。
「全日本プロレスは、もともとジャイアント馬場の団体。次の両国で対決するのは、新日本プロレス出身で全日本プロレス社長の武藤、全日本プロレス出身でノア社長の三沢。けっして交わらない2人が・・・」といった具合に、ベーシックな説明から番組は始まっていた。これには、初心者からのファン層拡大への意欲が感じられるではないか。
と思いきや、ノアでの武藤&太陽ケアvs三沢&小川良成のダイジェスト映像再放映ありと大サービスも。試合後の武藤「(三沢と)夢の続きを追ってみたい」発言。両国記者会見「夢の続きを・・・今度は三沢選手と同じ側に立てる」。そんな発言映像だけではなく、トーク中には武藤がスペースローンウルフ(新日本プロレス)時代で藤波辰爾にムーンサルトプレスを放つシーンまで(テレビ朝日提供)!
なかなか楽しめた番組だったことを報告しました。
T.SAKAi■□
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