5日前に前田と桜庭が遭遇
Topics 西村修vs長州力決定┃西村、グラサン会見┃ドラスクとキャプチュードを公開したジョシュ┃UWFメディカル発足┃成瀬が角田戦要求┃ジョシュ「ミルコにジャーマン」┃カクトウログ番付
10・22に行われた、東京警察病院・野呂田秀夫氏の「退官・開設記念」祝う会。その場にはUWF戦士が集結しただけではなく、会のスタートが「5分経過!」でおなじみのあの人の発声という趣向もあって・・・
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新生UWF、そしてリングスでメディカル・アドバイザーをつとめていた野呂田秀夫さん(中略)「格闘メディカル協会」ホームページを開設することになった。
↑『週刊プロレス』1230号(11/10号)より 左より前田氏、金原、野呂田氏、桜庭、シーザー武志
前田日明、桜庭和志、田村潔司、金原弘光、高坂剛、山本宜久、山崎一夫、石川雄規、藤原俊男、シーザー武志らが参加したこのパーティ(敬称略)。上の他にも貴重な写真の数々が、今週は週プロにも『週刊ゴング』にもカラーで入っている。ぜひ、ご購入を!
そして、この会は(あえてこう呼ぶ)古田信幸リングアナウンサーによる「ただいまより!」の声から始まった。めくるめく技の応酬を固唾を飲んで見守る静寂をいつも打ち破ってくれた「5分経過!」アナウンスがなつかしい。彼は第2次UWFとリングスで前田と行動を共にし、独特の世界観を醸し出すことに貢献していた。演劇もかけ持ちしていたようで、さすがの声量だとうならされたものだ。
その「静寂」が何度もあった会場のひとつ、東京ベイNKホール(千葉県・浦安)。リングスやパンクラス興行がメインだった同会場は、11・7パンクラス興行を最終に閉鎖されるという。ゴング今週号には「東京ベイNKホールメモリアル」と題された特集もあった。
現役復帰を宣言した角田信朗K-1プロデューサーには、新日本プロレスの成瀬昌由(元リングス)が宣戦布告というニュースも。リングス時代に1勝1敗1分だったという。またUWFスピリットを持ち週末vsミルコ・クロコップにのぞむジョシュ・バーネットのインタビューもネットで出た(この記事頭Topics参照)。なんだか、UWFづいてるなぁ、今日は~。
□ 格闘メディカル協会ホームページ
□ 成瀬昌由自由人ブログ
┗新日本・成瀬選手のこだわり・雑感が溢れた人気サイト
□ 現役復帰の角田氏に新日本・成瀬が宣戦布告!
□ NKでの前田日明vs田村潔司:カクトウログ
▼追記
□ 角田信朗vs成瀬昌由? ←ブラック・アイさん記事もクリック!
□ プライド28直前公開練習 ←angle JAPANさん記事もクリック!
┗ジョシュ、公開練習でジャーマンやドラスクを!
まだ、読んでいただいている方、ありがとうございます! 本日は、UWF・リングスづいてるついでにボーナストラックを。
===ボーナストラック 12年前に挑んだvs前田===
ボクと前田氏には少しだけ接点がある。12年前に開催した前田日明メガバトルトーク。事前のリングス側の要望で質問表を提出していたのだが、ボクは質問表になかったガチンコ質問を壇上で前田氏にいきなりしたことがある。それも、最後の質問として。
◆SAKAi(司会) 最近マスコミがUWF系の団体で交流戦をやるんじゃないかという記事があって(当時は、リングス・UWFインターナショナル・藤原組にUWF系団体が分かれていた)。ファンの立場から言えば、UWFという団体があって、バラバラになって~リングスに上がっている(長井満也や佐竹雅昭など)日本人選手もいるんだけれども、他のUWF系にも強い日本人選手がいて、それを(リングス)ネットワークに加えてほしいという意味で交流戦をやってほしいんですけれども、前田選手はどういった考えを。
●前田 俺自身はそういう気持ちぜんぜんなくて、自分がやっていかなければならないことは、自分のあとの世代の選手、そのあと、そのあと、そのあとと永遠に続いていく一つのものをつくりあげなきゃダメだと。だから、「打ち上げ花火」的なものはやりたくないんです。UWFに関しては、あれは「扉」でね、UWFに来た連中っていうのはいろんな意味で淘汰されているんですよ。藤原組の鈴木(みのる)選手はそういうところまでわかってなくて、ああいうの(前田の言葉を逆手に取った「Uは選ばれし者じゃなくて、選ばれるためにやってきたんだ」発言)が出たんだろうけど、現実にユニバーサル(第一次UWF)のいろんな話から、新日本の話があって、みんなどういうふうにしてきたとか、どういうふうにがんばってきたか、どういうふうに力を合わせたか~いいか悪いかは別にしてね。
自分らの中の夢の衝動に駆られて、それをかたくなに純粋に守り続けた人間が、後楽園ホールの(第二次UWF)旗揚げのときに含めたんでね。そういった意味で、彼らはすごく選ばれたという人間(選ばれし者)で、俺たちはUWFとして選ばれた人間が見ることができる「扉」までいった。UWFは、その「扉」まで行く階段だったんです。階段を上って扉を開けてみたら、そこに今まで一緒にやっていたヤツがいて「これまでがんばってきたな」「(これからも)がんばれよ」って握手して・・・「扉」自体は今ないんです。UWFというのは自分にとって「死んだ子ども」でね。イメージの中で純粋に残しておいてほしい。そういった意味で(交流戦は)やりません。
◆SAKAi それでは今日こうやって(ファンが)集まっているわけですけれども、若者へのメッセージを。
●前田 俺だって若者だよ!(観客爆笑、拍手)
◆SAKAi じゃあ自分よりチョット若い人への(観客笑い)。
●前田 えー、男の子には「綺麗な女の子を紹介してください」(観客笑い)。女の子には「美しい友達を紹介してください」(観客笑い)。あとは・・・別にないですね(観客爆笑)。
今は自由な時代だけど、こうやっていろんな大学まわってて、バンカラな硬派な人が少なくなったなぁっていうのはありますよね。俺、ああいう人大好きでね。ああいう連中はしょうもないことにこだわって(感情のメーターの針を)レッドゾーンの向こうにパーンと飛び越えられるヤツで。そういうふうな人が少なくなったなっていうのがさびしい。やっぱり人間っていうのは一人ひとりオリジナルだから。自分っていうのは宇宙一つのオリジナルだから。それで思いっきり優越感抱いて、堂々とカッコよく生きていってください。
◆SAKAi わかりました。それでは前田選手に拍手をお願いします。(場内大拍手でエンディング~キャプチュードが流れる中、前田コールで退場)
#1992年11月23日岡山大学祭「時代のカザムキは格闘王が決める! 前田日明メガバトルトーク」より。
学生のときなんで、怖いもの知らず(我ながら~笑)。聞き方から、ボクの「交流戦をやってほしい」気持ちが強かったことがわかる。よくあんなこと聞いたと思うけれど、前田が真剣に返してくれたことで救われた。
まだ、続きますよ。
日曜に「大阪Dカードは月曜!」って書き込んで「中1日」たった昨夜には、新日カード発表追撃情報を記しました。[中邑「投票は会社の怠慢」]の続きとして[川田「GI覇者書き換え」][鈴木「鬼嫁北斗は入るな」]という日記も用意していましたが、何だかそのシリーズが「続きすぎる」とカクトウログらしくないなと思い立ち・・・。
新日大阪Dカード第1弾ネタは昨日までで打ち止めとします(第2弾以降にご期待?を)。本日はご来場ありがとうございました。
■□SAKAi
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