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2004.11.16

前田後見人が旗揚げUWFメディカル続報 週刊誌MIP

pick up 川田「大阪Dはストレスだった」曙が総合転向vsホイス浮上トップグループから大きく転落中(涙)のカクトウログ12・7U-STYLE後楽園健介髪切りマッチハッスル的視点で大阪D

毎週火曜日は「前週発売分」から独断と偏見で最も印象に残った記事を選ぶ「プロレス週刊誌MIP」の日です。第9回で選んだのは・・・

             * * *

 発売日前日に前週号を振り返っておく企画。第9回「プロレス週刊誌MIP」において選んだのは、週刊ゴング1047号(11/24号)のこの記事です。

 「メディカルアドバイザー野呂田秀夫氏に聞く 総合・打撃系格闘技側の事故への対応<後編>」おめでとうございます!

 プロレス・格闘技というジャンルは常に生死と隣り合わせであり、専門誌は危機管理への警鐘を鳴らすことを役割のひとつとして求められている。『週刊ゴング』は理学療法士の野呂田秀夫氏にスポットを当てて、2週に渡って記事を組んだ。

 野呂田氏は格闘メディカル協会の代表。1987年に新日本プロレス参戦時の前田日明と出会い、1988年旗揚げ新生UWFから2002年リングス活動休止まで、メディカルアドバイザーとして前田を医療面からサポート。

##抜粋A面=

1046号(11/17号)
■プロレス団体には、危機管理マニュアルが必要だ
どこに何発蹴りが入ったか、スープレックスで何回頭を打ったかをメモしておき、毎試合のデータを残すと、3か月あるいは半年で蓄積されたダメージが残る。そんな地道な手段を用いたり、選手にあらわれた兆候をつぶさに観察するといった氏の安全面での取り組みが興味深い。マニュアルの紹介に加え、「安全面での追求に終わりはなく、対策は小さな団体でもできる」ことなどを記事で訴えた。

1047号(11/24号)
■選手もフロントも止める勇気を持ってほしい
身体がじゅうぶんできあがっていない中嶋勝彦に蓄積するダメージへの見解。選手にダメージが見られたときのレフェリー権限や止めるタイミングについての見解。
##

 団体関係者が必読な内容であり、この記事が果たした役割は大きいとみた。と同時に、この記事を興味深く読めたのは、野呂田氏が「前田日明後見人」として一般視されているからだ。

 たとえば『プロレススキャンダル事件史2』(宝島社)には「後見人が見た格闘王の素顔 UWF解散は前田日明にとって人生最大の絶望だった」という記事。解散前後からリングス旗揚げ時での前田とのやり取りや前田の様子をえがいている。

 また、同記事は2004年6月27日に公の場にあらわれた前田が愛知で『前田日明格闘術セミナー』を開いた様子に触れることから始まっている。最年少のプロレスラー・中嶋勝彦以外はアマチュアの少年が参加。中嶋と前田には縁があり、2001年6月に前田がリングス入団への許可を出していたものの、活動停止で実現せずといった過去がある。

 こういった予備知識があってからゴングを読んだものだから、よけいにワクワクしてしまったわけなのだ。再び、ゴング記事の紹介に戻る。

##抜粋B面=

1046号(11/17号)
・前田と中野が博多のスターレーンでやるときなんか「バチバチやるぞ」とわかるから、私は知り合いの「脳外科」の病院に電話して「見に来てくれ」と言うわけです。
・UWFの頃からですけど、試合に勝とうが負けようが、頭にひどい打撃をもらった選手はその日の夜は絶対一人にさせない。必ず誰か一人傍らにつけて、吐き気とか異常があったら連絡させる。
・試合後の状態、数日後の症状、精密検査の結果を全て前田君に報告してました。

1047号(11/24号)
・ダメージがあって止めようとしたとき前田は「いや、行かせましょう」とは一度も言わなかった。
・試合前にレフェリーと話し合った。「この選手は膝が痛んでいるからダウンしたら最初は様子を見るけど、それ以上は止めよう」とか伝えておく。
・田村がタリエルに打撃でボッコンボッコンにやられた次の試合、前田に「次はサブミッション系にしてくれないか」と相談した。

##

 こうした選手側と医療側の信頼関係までをも重視した野呂田氏の姿勢は、前田の「世界最強の男はリングスが決める」というスローガンに自信を与えていたに違いない。野呂田氏はインタビュー等で何度も前田日明という男のスケールの大きさについて触れている。しかし、一方の野呂田氏の医療面から格闘技を支えようとする熱意のスケールも相当なものであり、ゴングはそこをも読後感として感じさせた。

 発足した「格闘メディカル協会」。同ホームページに名を連ねたメンバーから、同協会は「UWFメディカル」とも言い換えられよう。後見人・野呂田氏と前田日明が立ち上がる日はあるのか。最後に『REAL FIGHT!』(宝島社)の記事「ヒョードル、そしてノゲイラ・・・リングサイドで見た原石の輝き」から、野呂田氏による前田へのエールを紹介しておく。

##
 前田の選手を見る目の確かさは物凄いですよ。我々が「この選手」と思う選手ではなく、荒削りな選手を好んで選ぶ。前田はいつも「未完成」で終わっている。UWFも、リングスもね。その苛立ちは本人の中にも溜まっていますよ。だから、私は前田には自分の理想とする格闘技を完成させて、後継者に託してほしい。そのための努力は惜しみませんよ。
##

 野呂田氏の信じる「リングス活動再開」はあるのか。
■□ T.SAKAi

通算MIP獲得数 ゴングが星5つ目の受賞です!=
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UWF医療系~格闘メディカル協会!
5日前に前田と桜庭が遭遇:カクトウログ記事

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