永田弟、ランペイジに熱視線
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永田裕志(兄=プロレスラー/新日本プロレス)と永田克彦(弟=レスリング)がマンガ週刊誌で対談。永田弟が気になる選手とは? そして、プロ転向の行方は?
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アテネ五輪レスリングでは、浜口京子ら女子勢が注目されて、かつメダルも獲得した。一方で、永田弟は不本意な結果に終わったことは周知のとおり。個人的には浜口京子にも永田弟にもプロ転向を果たしてほしいとボクは思っている。五輪騒動はすっかりおさまった中、『週刊ビッグコミックスピリッツ』11月15日号(小学館)にて、永田兄弟が興味深い対談を・・・。
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~永田弟の発言を抜粋してみる~
・総合格闘技に興味はない?「観るのは好き(中略)よほどバカにされたり、許せない形で挑戦を申し込まれたりしたら、試合をする決心はつくと思いますが」
・総合格闘技界で一番気になるのは?「クリントン“ランペイジ”ジャクソンですね。総合格闘技の中で、あれだけぶん投げるってことは、よほどのパワーだなって思いますね」
・プロレス界で注目している選手は?「兄貴の試合はいつも観てますよ。あとは選手というか、中邑真輔VS柴田勝頼の試合なんかは好きです」
・その闘いの輪に入ることを考える?「もし自分がリングの中に入ったらどういう動きをするんだろうとか、こんな試合展開をするんだろうなっていうのは、プロレスでも総合格闘技でもよく考えますよ」
・プロレスの世界では“より強い心”がないと厳しいという兄の言葉に対し「ただ、僕はもう一度世界の舞台で勝負したい気持ちが強いんですよ。それはもしかして来年の世界選手権なのかもしれないし(中略)アテネで不完全燃焼だったんで、最後は応援してくれた人たちに恩返しをしてから、やめたい気持ちが強いです」
※このほか、永田兄が弟を技の実験台にしていた子供の頃の話、永田兄のプロ転向の真相、弟の総合格闘技への興味(パウンドへの違和感)、兄弟タッグの可能性など興味深い話題あり。ぜひ、ご購入もしくはマンガ喫茶で!
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永田弟のプロ転向に対する強い関心。「ああやっぱりか」と思わせる転向ではなく、成績を残してからいきたいという希望。その葛藤が随所に感じられた記事だった。
世界の舞台か、プロの闘いか。
4年に1度か、日々スポットを浴び続けるか。
タイミングを待つ永田弟。転向へのストーリーを考えている時点で、「プロ」的思考にはあふれているといえよう。結果論で言えば、2000年シドニー五輪での銀メダル獲得の直後に転向するのが最も華々しかったと思う。ただ、「もう1丁!」というのであれば、ボクらはその瞬間を待っている。タイミングの問題とともに、レスリングで世話になった方への恩義などもあるだろうが、永田弟には「どんな闘いで感動を呼びたいか」を自らに問うたうえでおのずと出るであろう決断を下してほしい。
そういえば、10月にウルティモ・ドラゴンに挑発されていた永田弟。マスコミを通じて「会場に来い」と。まだプロと交わるには時期尚早と永田弟は思っているのだろう。
あと、インタビューへの受け応えは“プロ候補”としては素直すぎるなぁ。「カシンとランペイジ! 覚悟しておいてほしい。レスリングでもう少し手土産ができてから、華々しくプロデビューするからよ」くらいのことを言ってほしいのだ・・・なんてカクトウログ的にこの稿を締めさせていただこう。
永田弟の永田克彦は1973年10月31日生まれの31歳。プロ転向するなら「そろそろ!」と思わせる年齢に差しかかっている。
■□ SAKAi
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