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2004.12.25

デスマッチっていつから? 真理の疑問

<<前回の疑問:海外を拠点に闘っている日本人はいる?
<<真理さんの観戦記:11・22新日本プロレス後楽園ホール
♪毎週土曜はプロレス初心者向け連載♪
041225marinogimon真理mari =プロレスについて質問する人 毎週土曜日は、「プロレスのことがよくわかんない」真理がプロレスをチラ見して感じた疑問をぶつけて、カクトウログの人に答えてもらう・・・「(^-^)真理の疑問(?_?)」の日ですっ。
クリスマス? いやいや、今日も真理は普通に働いてましたから!

             (>_<)  (>_<)  (>_<)

真理(-_-#:
最近見てない気がするのですが、ちょっと昔に大仁田厚選手がビリビリのタンクトップ着て血だらけになりながら叫んでたのを、テレビで観たことがあります。(今はめっきりスーツ姿ばっかりですが・・・これがまた違和感あります)

確か大仁田さん、体に何百という縫い傷があるんですよね? その傷って普通のプロレス試合じゃなくてロープが有刺鉄線になってて、ぶつかると火花が散ったりする、あの見るからにありえないリングで試合とかした結果ですよね?
あのすさまじい試合はいつからなんですか??

お答え:
FMW(大仁田厚が設立したプロレス団体)は、恐らく最も成功したインディー系プロレス団体といえるでしょう。そのFMWが「デスマッチ」でプロレスファン、マスコミにその存在を知らしめたのは、1990年8月4日の汐留レールシティで行われた、ターザン後藤との「有刺鉄線電流爆破デスマッチ」と言われています。実際、あの試合は当時の週刊専門誌でも大きく取り上げられ、確かその年のプロレス大賞も受賞したんじゃなかったかな?

この試合を収めたビデオがレンタルビデオ屋さんに並んだ時、僕は速攻で借りて帰って、それまでのプロレスにない興奮を覚えたのを覚えている。

大仁田選手については、それこそいろんなメディアで語り尽くされているので、彼のプロレスを分析するつもりはないけれど、「ストロング・スタイル」とか「王道プロレス」とか、「格闘技寄りのプロレス」とか、いろいろある中で、「こんなのもプロレスじゃない? みんなが見たいのは、実はこれじゃないの?」と僕たちに提示してみせたことが、最大の功績なのでは? と思うんです。

真理(>_<):
というと?

お答え:
「冬のソナタ」ってあるでしょ? 僕はアレ見てないけれど、欠かさず見てたという中学時代の同級生の女の子に聞くと、
「FUJIiくん、人間、40歳も目前に控えて、日々仕事や育児や夫の世話に負われていると、純愛とか、そういうの忘れちゃうんだよねえ・・・。あのドラマ見ると、そんなこと考えちゃって」
って言うのよ(笑)。これって、俺がFMWに求めていたものと同じじゃん!?

僕が見始めた頃のプロレスには、悪役の外人レスラーに血ダルマにされながらも立ち向かっていく、アントニオ猪木やテリー・ファンクの姿があった。でも時代は流れて、長州力のハイスパート・レスリングや、前田日明の格闘プロレス、タイガーマスクの4次元殺法の出現は、流血試合を「プロレスの影の部分」みたいな部分に追いやってしまった。

大仁田厚も最初は総合格闘技団体を作ろうとしたんだよ。でも前田UWFにかなうはずもなく、苦肉の策として「デスマッチ路線」に軌道修正したのです。

真理(^^):
ゴハン食べていくためには、独自路線をつくっていかなきゃいけないんですね。

お答え:
プロレスラーの流血についてもいろんな人がいろんな形で「暴露」しているけれど、FMWの凄さは、「相手を流血させる気マンマン」の悪役レスラーが登場する、という点でした。よく、TVでプロレスを見ていると、場外で鉄柱攻撃を受けてリング下にうずくまって、回りを若手レスラーやレフェリーが囲んで、さあ、リングに復帰しようと立ち上がったら流血してる、というヤツがある。あれ、不自然だよね?

真理(??):
よくわかんないですけど、すんごく赤いから心配しちゃいます。何型の血液型ならあんなに赤いのかななんて・・・。

お答え:
(かまわず)FMWでは、手に鋭利な凶器(五寸釘とか)を握り締めた悪役が、リングのど真ん中で相手の額に凶器をつき立てる。これって当時のプロレスではなくなりかけていた行為だったんだよね。ファンは、目の前で繰り広げられる「テレビじゃ放送できなさそうな」シーンの続出に目が離せず、リング上の一点(やられるレスラーの額)に視線を集中する。まばたきもできない。これって、学生の頃通った、スト○ップ劇場と同じじゃん!?

これで終わったら、ただのグロテスクなショーで終わってしまうんだけれど、大仁田厚は最後は勝つ! 必ずといっていいほど、勝つ! これってアントニオ猪木に教わった「昭和のプロレス」と同じだったんだ。

大仁田プロレスは、真理ちゃんがいう「ありえない試合」をそれこそ毎日やっていた。岡山の地方会場でも有刺鉄線デスマッチ。でも、「本物」だったな。純愛ドラマのような、どこかに忘れてきた切なさと、スト○ップ劇場のようなある種の胡散臭さ、それに最後は正義が勝つ!という「昭和プロレス」の流れを組む、ストーリーのわかりやすさ。でもそれらを結び付けていたのは、大仁田の「プロレスに対する本気の姿勢」だったと思う。それがなければ、大仁田プロレスはあんなにまで僕らを熱狂させることはできなかったと思うよ。

真理(^^):
わかります、大仁田さんってしゃべってるときもすんごい熱意でしたもんね。姿勢かぁ。

お答え:
・・・俺、クリスマスに何熱くなってんだろう。FMWを語り始めたら、いくらスペースがあっても足りん。「(^-^)真理の疑問(?_?)」第14回はここまで。来年もきっと続きます!

真理(~o~):
あ~ん、FUJIiさん! それ私のセリフ。
~プロレスファンの人って大晦日とか「いってんよん」とかあるんですよね。ハードな年末年始になりそう。試合がないときは、なるべく、グータラ過ごしてくださいね。真理も30日に新宿で仕事先の忘年会があり、そのまま仲良しの人とオールで遊ぼう計画中! って言っても、オールなんて学生以来してないような気が・・・体力が持つかとっても不安ですが、まぁどーにかなるでしょっ。お互い体を壊さない程度に充実した年末年始を過ごしましょうね~

これが年内最後の質問になるのか・・・9月から突如始まって、気づけば14回目。我ながらよく続けたもんだぁ~。SAKAi編集長、FUJIiさん、読者の皆様に感謝感謝ですね(^ε^)-☆Chu!!

     「(^-^)真理の疑問(?_?)」第14回はここまで。
     疑問が続く限り連載も続きます!

★☆ 今週の回答者 O.FUJIi

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