北斗も!健介F登場 観戦当日深夜報/12・5全日本両国決戦
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12・5全日本プロレス両国国技館大会に行ってきました。本日は観戦記を書いてみたいと・・・セミファイナルです。
※今夜はここまで。
* * *
小島vsスーパー・ラブ・マシン、ムタvsMUTAとも消化不良で迎えたセミファイナル。さぁ、健介ファミリーが場内を盛り立てるか!
この日の館内には、ビジョンが1階・2階ともに2個ずつ設置されており、観客にやさしい方式。そして、北斗参戦の経緯などが流れる。TAKA「健介ファミリーで一番強いのは北斗じゃないのか! 北斗を出せ」健介「TAKA、その通りだ!」のやり取りは館内も好反響。
■第7試合 健介ファミリーVS RO&D決着戦
5対5イリミネーションマッチ
[健介ファミリー]佐々木健介&天龍源一郎&中嶋勝彦&健心&北斗晶
vs
太陽ケア&TAKAみちのく&ジャマール&ブキャナン&ディー・ロウ・ブラウン[RO&D]
4月ケンドーカシンとの対戦は確かジャージ姿でのものだったことから、この日の北斗がリングコスチュームになるかどうかにボクは注目していた。ところが赤ジャージ姿。やはり・・・。
長期ファンはご存知のように、かつて北斗は復活前の現役時代に、雪崩式のツームストンパイルドライバーをコーナー2段目から食らい、首の骨を折ったことがある。頭蓋骨に両側から金具が入り、ワイヤーでつながれ首を固定。リング復帰は自己責任と団体(全日本女子プロレス)側に言われながらも、復帰して北斗はブレイクする。そのあとの首はどういう状態なんだろうか。
ところが!
↓5vs5だけあって華やかなリング上。この時点では右手に竹刀を持った赤ジャージ姿の北斗が見える
↓ジャージを脱いでリングコスチュームに! デンジャラスクィーン登場 気合いの入ったウォーミングアップに盛り上がる場内
そして先発は、北斗とTAKA。マウントの体勢をとるなど、翻弄したと思ったらあっさり中嶋にタッチ。やはり、ムリはできないということか。しかし、その短時間だけでも場内大歓声!
その勢いで中嶋が大暴れする。この日のいちばんの動きは中嶋だ。巨漢ジャマールにも臆することなく向かっていくが、ロープワークでもとにかく動きが速い。攻防になるはずが、ワンテンポ中嶋がついつい先を行っている。こんな張り切り方なら大歓迎だ。
しかし、そんな中嶋もオーバーザトップロープで退場。この時点で残ったのは、北斗・健介vsTAKA・ジャマール・ケア。
かなり不利な状況だが、ここで健介と北斗がコーナーで耳打ちしあい、しばし作戦確認。こういった動きも自然にできてしまうところが健介ファミリーの、そして生まれ変わった健介の強さ。そして、出てきた北斗がアピールするには、なんと「ジャマール出て来い!」。
そして、ジャマールと一騎打ち。なんとかレフェリーの目を盗み、ジャマールの背面から飛びついた北斗の手には竹刀が! ジャマールを処刑する勢いの攻めに沸く観衆。
ところがそれも跳ね返され、ジャマールがパワーボムの体勢へ。北斗の、北斗の首が危ない! 緊張感が走るが、なんとか逃れる北斗。しかし、コーナーに置かれてのジャマールのフライングソーセージをモロに食らう。ついつい北斗の首に視線がいく。大丈夫なのか。
さらにジャマールがパワーボム。場外に落とそうというのか、もつれる。そこを健介がアシストし、なんと北斗とジャマールが心中(両者オーバーザトップロープ)。昔の新日本で似たようなシーンがあったなぁ・・・そんな殊勲を思い出してしまうほど、健介ファミリーが大きな巻き返し!
次には健介が力の入ったラリアートでTAKAをフォール。いよいよ、先日の三冠挑戦者決定戦で苦杯をなめさせられたケアとの一騎打ちに持ち込んだ健介。
最後はもうシングルマッチの様相。ムタやラブマシーンズで浮き足立った両国はもう一変していた。ところが、まだ物語は終わらない。健介フィニッシュと思ったときに、失格になったはずのTAKAがカットプレー。これには北斗が怒り爆発、TAKAと激しく場外戦。
シングルマッチに戻ったところで、健介はケアをノーザンライトボム。11・3両国で棚橋弘至を下したときと同じ、相手を“ガッチリ”捕獲して放つバージョンだ。3カウント。
第7試合 健介ファミリーVS RO&D決着戦
5対5イリミネーションマッチ
[健介ファミリー]
○佐々木健介&天龍源一郎&中嶋勝彦&健心&北斗晶
(26分54秒、健介1人残り)
●太陽ケア&TAKAみちのく&ジャマール&ブキャナン&ディー・ロウ・ブラウン
[RO&D]
※OTRはオーバーザトップロープ
●健心-ブキャナン○
●ブキャナン OTR
●天龍 OTR
●中嶋、ブラウン OTR
●北斗、ジャマール OTR
○健介-TAKA●ラリアット
○健介-ケア●北斗ボム→片エビ固め
バラエティに富んだキャラクターが登場したこの日の両国大会。しかし、そこに攻防や闘いがなければ、観客はヒートしない。その点、この日の健介ファミリーはどうだったか。
北斗復帰のハラハラ感。中嶋のスピーディーな動き。北斗以上に大歓声を集め(全日本出身の影響?)ながらも脇役に徹した天龍。そうだ、対戦相手全員からの集中攻撃を受けて、壮絶に散っていった健心。それらをすべて監督するかのようにガッチリ構え、最後を締めた健介。
10・9両国で藤田和之に不可解な勝利を挙げたものの、11・3両国で棚橋に勝利して納得の上でベルトを巻き、そしてシングルではない試合でもきっちり両国を盛り上げた・・・とにかく平均点が高いではないか。
だからこそ、メインの後に川田と向かい合える。IWGP王者である以上に、セミの盛り上げで川田と相対することができた。そう思えた健介の試合だった。
■□T.SAKAi
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