1・23新日本プロレス後楽園ホール観戦当日深夜報
pick up ZSTも前田&上井氏に協力を表明┃前田がいる…もうそれだけで“恍惚”と“不安”のリングになる (angle JAPANさん/クリック後スクロールで下へ)┃天山腰痛悪化でWタイトル戦に暗雲┃榊原社長のプライド29構想
顔を紅潮させて闘った中邑、「キョーヘー!」の声が今日も揃ったアジアタッグ、会社の方針をマイクネタにした永田・・・
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「新春黄金シリーズ」開幕戦、1・23新日本プロレス後楽園ホール大会を会場観戦。ここでは、3試合をピックアップしてお伝えします。主催者発表=観衆1,554人(超満員)。早い時間から、よく入ってました。空席は南側に20人分くらい点在する程度。
最初の若手選手の試合、ジュニア勢の試合がいい雰囲気をつくり、後半の試合が重厚に繰り広げられていく。終わったのは9時半くらいだったかな、かなりこってり。
■ 第6試合(20分1本勝負) ■
○中邑真輔(4分59秒、逆十字固め)後藤洋央紀×
後藤はいい攻撃をみせた。腕十字を防ごうとする中邑の腕のブロックを、顔面にがむしゃらに蹴りを入れることで強引に解く。腕十字を決められ、必死でロープに逃げる中邑。また、下からぶら下がって絞る中邑得意のカタチの腕十字も、顔面を踏みつけまくって脱出。
これだけを読むと、後藤が「健闘」というレベルにしか感じないと思うが、新鮮だったのは、中邑が絵に書いたように顔を紅潮させて闘ったこと。加えて、顔面に血がにじんでいるようにも見えた。
けっして綺麗な技が必要なんかじゃない。憎しみに近いくらいの気持ちのぶつかり合いや、必死さが見えれば試合は面白くなる。「中邑vs棚橋」にはなく、「中邑vs柴田勝頼」や「中邑vs鈴木みのる」(2004年8月GIクライマックス神戸大会)にあったもの。それを感じたいい試合。
この試合を生んだのは、公式サイトによると「U-30ベルトが懸けられなかった」ことへの後藤の怒りだという。だけれども、そんなことはまったく観衆に説明もなく、中邑へのリングアナコールも「IWGPタッグチャンピオン」。
中邑は「若手の奮起、登用」を日頃から主張しているが、その点では“飼い犬に手を噛まれた”状態が起こったとも言えるんじゃないか。ダメージの深さはわからないけれど、カッコ悪さをみせた中邑が逆にカッコよく感じたりもした。
■ 第7試合(60分1本勝負) ■
アジアタッグ選手権試合
○長井満也&成瀬昌由
(22分29秒、ダイビング・ニーアタックから片エビ固め)
×矢野通&ブルー・ウルフ
新日本プロレスでのアジアタッグ選手権は、後楽園ホールで定着するのか。コール時の「キョーヘー!」も観客が声を揃えるし、認定書も「スタン・ハンセン、代読!」という言葉が入る。前回の成瀬組は、入場曲の前奏に「キャプチュード」(前田日明)を入れていたが、今回はなし。
反則オンパレードの矢野と和田京平レフェリーとのやりとりが、ひとつの試合のスパイスになって進んでいく。リングサイドに酒樽を持ち込んでいた矢野が、場外戦で成瀬の頭を樽の中に突っ込んで、“酒のしたたる”成瀬に顔をしかめる京平レフェリー。その後に成瀬が鼻血を出したのは、酒の影響か(そんなわけないか)。
かと思ったら、アマレスのバックボーンを持つ矢野のスープレックスが頻繁に出始める場面も。成瀬もキャプチュードを出す。長井の蹴り、ウルフの投げも強烈。消耗戦の色合いも濃い。
笑いあり、闘いあり。いい意味で娯楽としての境地を切り拓こうという試合に感じた。年末に「マツケンサンバ」を披露した成瀬&長井であるが、「強い新日本」なんかとは違う「初心者からマニアまで楽しめる娯楽を担う」といった主張の方がピッタリくる。それはそれで、難しくやりがいのある挑戦だと思う。どうでしょう、成瀬さん。
フィニッシュは、長井得意のハイパーニー空牙2連発。と言っても、一発目が通常のコーナーヨコからスワンダイブ式に飛ぶスタイル、二発目がコーナートップロープから飛ぶカタチだった。
■ 第8試合(30分1本勝負) ■
○永田裕志&西村修&飯塚高史
(19分40秒、リバースナガタロックIII)
×吉江豊&棚橋弘至&真壁刀義
※3カウントでフォール。
開始早々に掟破りの投げっぱなしドラゴンスープレックスを、永田が棚橋に見舞う。戦闘不能に追い込まれる棚橋。ニヤリと笑いながら、強烈な蹴りを繰り返す永田のキャラはちょっとハマっている(想像してください、なかなかなもんでしょ?)。
試合後の永田のマイクアピール。はっきりと、ゆっくりと喋ったことが印象に残る。
「今年の新日本の会社の方針として、新三銃士の踏み台に第3世代がなるという方針があるそうですが、断固抵抗させてもらいます! よろしいですね! 草間社長!」
前代未聞のアピール。この開き直りぶりは、ちょっと面白いぞ。けっきょく本隊同士で棚橋らと闘っても、いまいちピンと来ない。対立するなら、この日のように思い切って対立しなければ伝わってこない。この永田の方向性には賛成。
とすれば、2・20両国で予定されているBNJ軍との勝ち抜き戦は変更したほうがいいのではないか。永田と棚橋を同じ本隊に入れては感情移入できないと思うのだ。
■おまけ メーン終了後■
中西「おい天山、両国のタイトルマッチ、まさか負けるんじゃないだろうな。絶対勝てよ。負けたらオレがどつきまわすからな」
蝶野「おい、天山! 腰治してベルト持ってこい。お前にかかってるんだからな」
“黒いエール”という微妙な表現がサイトにあったが、同じ新日本のレスラーにエールを送っていると感じた観客のほうが多かった。「おーっ」という反応、そして拍手。ファンからはタイミングの悪さなどを指摘されている2・20Wタイトル戦だが、ボクは単純なので「Wタイトル戦は歴史的だ」「心のどこかで新日レスラーとして団結してる」なんて反応しちゃうんですよね。
大切なのは試合内容と結果。そう、この機会をどうレスラーが生かすかだとボクは思っている。でも、天山の腰は本当に痛そうだった。
■□T.SAKAi
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