1・4新日本プロレス東京ドーム大会観戦深夜報
pick up 健介1・4は魔法の国にいた┃1・4観客と喜びをわかちあう中邑┃草間社長が観客動員についてコメント┃1・8ノア武道館全対戦カード┃1・4試合経過&結果[公式HP/スポナビ/日刊]
ドーム会場観戦後に新宿で呑んでいたら、友人から「ネット上でえらい評判悪いですが、いかがでした?」とメールが入る。感想を記しておくことにします・・・
* * *
これを書き始めた途端に、テレビ朝日の中継がスタート。「新日本プロレス 栄光の格闘技戦」と題したコーナーから始まっている。うーん、過去の栄光頼みなのか。おっ、1976年のアントニオ猪木vsモハメッド・アリも流れているぞ。
いかん、観戦記に戻る。
事実から記していくと、主催者発表観衆は46000人。ボクが観たドーム大会では過去最悪の入り。アリーナは各方角とも20列しかイスが並んでいない。多めに言って、アリーナ9割、1階スタンド4割(外野席は入場なし)、2階席5割の入り。(これなら、2階席を発売しなければよかったのに)
興行のポイントは、3点。ロワイヤル、巴戦、棚橋vs中邑。
ロワイヤルはけっきょく、抽選(開会式後)で対戦相手を決めて闘う、トーナメントに準じた試合形式。ただ「2組一緒に闘う」(つまり、リング上で闘っているのが4人)。どこが世界一危険な闘いなのか。その答えは、バーリトゥード・ルールなのに2組の闘いが同時進行している点か。ちなみにレフェリーもそれぞれにつく。
だけれども、派手な動きは少なく、マウントポジションvsガードポジションの攻防が2つあるような感じ。
試合はサクサク進んで、アッという間に決勝の永田裕志vsロン・ウォーターマン。ところが、これも短めのタイムで永田がアームロックにギブアップ。あっけなかった・・・。
○ロン・ウォーターマン(1分41秒、アームロック)永田裕志×
これならば、最初から永田vsロン・ウォーターマンでよかったのではないか。また、永田のvs総合が大きく遠のいたことも気になった。12・23後楽園ホールで「新日本の2005年は攻めていきます」と永田が宣言していたのは何だったのか。
巴戦の振り返り。
先発は天山広吉vs蝶野正洋のはずだったのに、3者でケンカキックやラリアートの乱闘になって、自然と?蝶野と長州力の組み合わせでスタートする。ロワイヤルに対して「何だったのか」というポカーンとした空気の中、この2人が出てくるとさすがにプロレスとしての落ち着きが出てきた。
だけれども、どうだろう。結果は蝶野が2連勝であっけなく終了。
[1本目]○蝶野正洋(6分54秒、体固め)長州力×
※スライディング式ケンカキック
[2本目]○蝶野正洋(11分33秒、FTS)天山広吉
うーん、曙が若・貴に連勝して若貴対決させなかった展開とまったくおんなじ。巴戦としての意味が半減した結果。
メーンエベント。11・13大阪ドーム対戦カード募集でファン投票ナンバー1だった棚橋vs中邑。
この試合は見ごたえがあった。棚橋のドラゴン殺法、中邑の関節技(天山や中西をタップさせてきた腕十字中心)を軸に繰り広げられていく。中継があると思うので、ぜひそちらを観てほしい。今まで先輩レスラーを破ってきたシーンを思い出させながら、プラスアルファの攻防をつくって中邑が勝った。
IWGP・U-30無差別級選手権
○中邑真輔(24分45秒、逆十字固め)棚橋弘至×
※棚橋12度目の防衛に失敗。中邑第2代王者に。
試合内容もさることながら、ボクが意外に感じたのは試合後。カメラマンの前で「猪木祭り」ポスターと一緒に写ることを拒否しようとしたこともある中邑が、試合後に猪木を交えた記念撮影に応える。これはまぁ、つきあいのようなものか。
クライマックスはその後にあった。青コーナーの花道を本塁側に引き揚げてくる中邑。途中で観客席になだれ込んで、ファンと握手。あるいは随所でハイタッチを繰り返す。手を挙げて喜びを爆発させる中邑。控室にたどり着くまでに遠回りになろうとも、中邑なりの精一杯の感情表現であり、ファンサービス。
正直、中邑選手に“現代っ子”という冷めた印象を持っていたけれど、最後には興行を締める者としての使命感を帯びた中邑を観た。それがあって、この興行は少し救われたように思った。
振り返ってみると、プロのレスリングらしきものを見せたのは、中邑と棚橋。あと、タイガーマスクとヒートだったというのが観戦仲間のざっくりとした見解(前試合に金本浩二vs獣神サンダー・ライガーがあったことで、この2人の攻防のテンポの速さがいっそう際立った)。
観客の入りもさびしかったが、来てくれた観客を喜ばせるべき闘いぶりもさびしかった。若い2人しかレスリングができなかったというのは結果論かもしれないが、諸先輩方はちょっと2人に甘えすぎではないか。
そして、今回のドームは恒例の全試合開始前対戦カード発表VTRがなかった。アナウンスのみ。ビジョンも特設はなく、会場常設の1つのみ。各試合前の見どころVTRも、ロワイヤル以降になってやっと登場。全日本プロレス両国大会のように、全試合やってほしいよ、ドームなんだから。これは、運営側にも責任の一端がある。
何か歯車が狂っている。そんな歯車は、実は開始早々のこのシーンにあらわれていたのかもしれない。嫌な予感はあった。
全選手入場式。おなじみのワールド・プロレスリングのテーマ「ザ・スコアー」が流れる。観客から起こる手拍子・・・ん? いつもよりとってもまばら。これでは気持ちが乗らない。
「1・4」は東京ドーム大会の代名詞であり、ドーム大会というものはそもそも地方在住者が上京してでも観たい大会だったはず。上京してこの日の興行を観たら、どう思うだろうか。観客がいない空間の多さ、メーン以外の盛り上がりのなさ。重なるマイナス面にがっかりするのではないか。こんなのドーム大会じゃない。
1・4東京ドーム、これで最後か・・・。
■□T.SAKAi
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