観戦当日報「セミまでの試合は?」2・20新日本プロレス両国決戦
* * *
Wタイトルマッチの影で注目されていなかったカードたち・・・でも、なかなかの組み合わせでした。振り返っておきますね。
■第5試合(60分1本勝負)■
IWGP ジュニアヘビー級選手権試合
○タイガーマスク(10分4秒、タイガースープレックスホールド)
獣神サンダー・ライガー×
「黄金の虎仮面」と「黒い獣神」のはっきりした図式が、古きよき時代のプロレスのように感じる。しかもタイガーマスクが見せる初代タイガーの擬似ムーブが、なかなかの切れ味。最後はバック転ダブルニードロップ2連発からのタイガースープレックスというシンプルさ。しかし、この方式のニードロップ、全体重がかかるし、手加減のしようがない。理にかなってもいる。
タイガーの動きとともに、ヒールぶりが板についたライガーも印象的。レフェリーを引き寄せての急所蹴りや、足を負傷したとアピールしておいて「ウソだよーん」ダンス、試合後の握手からのベルト強奪&攻撃など、小憎らしい動き。それと平行して、タイガーの動きにしっかりついていってたからこそ、タイガーのよさも引き出されていた。
■休憩後、アントニオ猪木登場■
この日の猪木はベビーフェイス。誕生日ですから。62歳だそうで、巨大なケーキに大量のロウソク。62本あったんでしょうね。これを消していくのだけれど、進まない、進まない。途中で巻き起こる「イノキ」コール。これで加速することを期待した観客だったが、なおも手こずるロウソク消し。「イノキ」コールもケーキ半分で途絶えてしまい・・・うーん、「炎のファイター」もかければよかったかな。
だけれども、“闘う”猪木に「猪木」コールを少しの間ばかり送るのは、ボクらにとってもプレゼントでしたよ。
■第6試合(30分1本勝負)■
○西村修(9分2秒、反則勝ち)長州力×
長州、西村の順に、両者いつものテーマ曲で入場。西村は学校の文集に「レスラーになって長州を倒す」と書いていたとのことだが、長州と対抗していた藤波辰爾のファンだったのだろうか。ならば、藤波のテーマ「ドラゴン・スープレックス」あたりで入場してほしかった。
と思ったら、西村の足元は裸足だ。西村なりの決意は、こんなところにこもっているのか。攻め込む西村。今日は本当に攻め込んでいる。エルボースマッシュ等の連打でコーナーに追い込む。場外に落として、リング上で「弓を引く」ポーズ。
この日になぜか多用した一本足頭突きは、特に流血してからのものが藤原喜明とかぶって見えた。後半は逆に長州が押し始め、サソリ固め。西村がロープをつかんでも離さない行為が二度続いたため、反則負けがコールされる。西村は、セコンドのレスラーに支えられながら、足元がフラフラ。
テンポよく進んできた中で、唯一すっきりしなかった試合。だけれども、何か長州は言いたかったのだろう。「お前の気持ちは済んだのか? 十分攻撃したろう。こんなもんか。勝ちもくれてやる。でも意味があるか」という感じ? ここまで堂々とされると・・・その後観客席から「それでいいのか!」「10・9か!(昨年の暴動寸前両国決戦のこと)」といった罵声が飛ぶのも、ちょっと違う気がした。
■第7試合(各15分1本勝負)■
シングル勝ち抜き戦
棚橋弘至、中邑真輔、佐々木健介、永田裕志
×(2ー3 1人残りでBNJの勝利)○
長井満也、中西学、鈴木みのる、蝶野正洋
まず、健介と蝶野が引き分け。永田が中西に負け(ヘラクレスカッター)。中邑が中西(逆十字固め)、長井(スタンド式逆十字固め)を連破。中邑が鈴木にフォール負け(ゴッチ式パイルドライバー)。棚橋が鈴木に負け(逆落としからのスリーパー)。
後ろの女性がBNJ軍を応援していて、鈴木がパイルドライバーの体勢に入るや、「これで決めてくれ」という願いだったんだろうけど、「ゴッチ!ゴッチ!ゴッチ!」と叫んでいた。うーん、カール・ゴッチが泣いている(笑)。
この勝ち抜き戦は、もともと対立しているはずの永田が新世代(中邑・棚橋)と組んでいて、そこに健介が入って・・・と入り組んでいたわけです。そこがすっきりしないと、闘いの対立構造がはっきりしない。アクションは何もなく、はっきりしなかったんで、単なる試合としてしか楽しめなかった。
ただ、勝利への執念に欠けるBNJが違ったテイストを鈴木加入により醸し出した印象はした。鈴木が中邑・棚橋を2タテしたことで。また、中邑は中西・長井を2タテしたことで、メーン後に小島に突っかかっていく“資格”は得たのかもしれない。(単なる試合としてみたから、中邑のいつも以上に変幻自在な技の数々はこの日、観客をうならせていました。あと、鈴木とは手があうのです。)
いや、2試合目に永田が登場したときは、少し盛り上がったんですよ。中西のマッケンローをジャンプしてかわす素早さとか、野人ダンスを逆に見せ付けるふてぶてしさがイイ線いってたんで・・・ボルテージは続かず。
そして・・・18:15を時計が指す。
田中リングアナ「絶対に負けられない闘いがここにある。史上初、IWGPヘビー級、三冠ヘビー級、Wタイトルマッチ!」
■第8試合(60分1本勝負)■
IWGP ヘビー級・三冠ヘビー級~ダブルタイトルマッチ
天山広吉vs小島聡
Wタイトルマッチって、「IWGPの認定書、三冠の認定書」両方が別々に存在して、それぞれが読み上げられるんですね。レフェリーによるボディチェックも、全日本の和田京平が天山を、新日本の田山が小島をチェックしてました。
■□T.SAKAi
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