“春のGI”と“IWGP奪還”・・・新日本プロレスの行方
小島聡による2・20IWGP奪取により、新日本と全日本の抗争は激化するかと思えた。ところが、次期挑戦者・日程も定まらず、“春のGI”構想も中途半端に思えて・・・
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上井文彦氏プロデュース興行も、なかなか発表されませんが・・・この記事は、なかなか今後がはっきりしない新日本プロレスについて考えたことを・・・。
新日本が新たに“春のGIクライマックス”として「NEW JAPAN CUP」無差別級トーナメント開催をぶちあげた。これを『東京スポーツ』紙の表現を借りると、「全日本プロレスの春の看板シリーズ“チャンピオン・カーニバル(CC)”にぶつけて開催。両団体の“春の本場所”にそれぞれ選手を派遣するプランがあったが、“2・20残酷な結果”がすべてを白紙に戻す」となる。
ここで、両団体の「春の本場所」前後日程をみてみる。
▼3月下旬以降の新日本プロレス★・全日本プロレス☆日程
3月21日(月=祝)[☆全日]12:00後楽園ホール
┗小島・川田vs武藤・健介
3月26日(土)[★新日]18:00両国国技館
┗永田裕志vs高阪剛、蝶野・みのるvs中邑・棚橋、ヤングライオン杯決勝
┗IWGP戦はある? 小島聡vs[藤波辰爾?][西村修or中西学?][蝶野正洋?]
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4月 9日(土)[★新日特別興行]神奈川・海老名運動公園総合体育館
4月 9日(土)[☆全日CC=開幕戦]18:30試合開始 後楽園ホール
┗中邑真輔「全日本に上がってもいい」春GIは視界外・・・CC出場と言ってるわけではないですが・・・
4月10日(日)[☆全日CC]12:00試合開始 後楽園ホール
4月13日(水)[☆全日CC]愛媛・アイテムえひめ 試合開始18:30~
4月14日(木)[☆全日CC]18:30試合開始 大阪府立体育会館 第2競技場
4月16日(土)[★新日特別興行]鳥取・鳥取産業体育館
4月16日(土)[☆全日CC]長野・ウェルサンピア松本 試合開始18:30~
4月17日(日)[☆全日CC]新潟・新潟市体育館 試合開始17:00~
4月19日(火)[★新日春GI=1回戦]広島サンプラザホール
┗「NEW JAPAN CUP~新日本無差別級トーナメント」開幕
4月20日(水)[☆全日CC=決勝戦]代々木第2体育館
4月21日(木)[★新日春GI=準々決勝]後楽園ホール
4月23日(土)[★新日春GI=5位決定戦]四日市市体育館
4月24日(日)[★新日春GI=準決勝・決勝]大阪府立体育会館
┗[東京スポーツ2/26発売分]中邑「トーナメント決勝当日までにはベルトを絶対奪い返す」
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5月14日(土)[★新日]東京ドーム大会
┗[週刊ファイト3/2号]坂口CEOに確認したら、5・14ドームは正式決定。
この日程や話題を見ながら、いくつか。
◆3・26両国開催と春版GIが結びつかない。
「春版GI優勝者が5・14ドームで奪還に乗り出す」という機運をつくるのが理想だけれど、3・26両国にも目玉(IWGP戦)がほしい。だから、挑戦者・日程が決めづらい。
◆両団体の「春の本場所」日程・キャパシティの問題
新日本の特別興行と全日本のCCの日程がかぶっている。また、春GI開幕戦の翌日が全日CC決勝というかぶりかたもある。そのため、団体間選手派遣が難しい。
両団体とも決勝戦会場を除くと「主力選手をお互い派遣」しなくても満員にできそうなキャパシティ。
しかし、決勝戦会場だけはキャパシティがある。求心力のあるカードが必要。でも、ここだけ他団体が出場すると「春の本場所」の流れが台無し・・・。
◆もし選手派遣するとしても・・・
中邑は選手派遣を覚悟しているかのようだが、新日本としては全日からの派遣が可能なら武藤・川田・小島クラスがほしいところ。でも、この3人は誰もCCから抜け出せない。新日は派遣してもらっても、トーナメントなので、1回戦で負けても中途半端。
◆中邑はいつ取り戻したい?
「トーナメント決勝までに」と言っているが、両団体の決勝戦当日IWGP戦開催はありえないため、3・26しかない? なのに「決勝までに」というコメントが中途半端に・・・。水面下の団体間駆け引きのもとで、中邑の闘志も空回りか。
新日本内部では挑戦者決定などを、かなりの長時間議論しているようだ。だけれども、ダブルタイトル戦を組んだ時点で、その先の抗争が始まることは想定できたはず。どうして両団体の選手派遣が不可能になるような日程を組んでしまったのだろう。
そして、ここに来て中途半端な“春のGI”を発表したことに、強い拒否感を感じてしまうのはボクだけか。
新日本プロレスファンにとって「GIクライマックス」は、「IWGPタイトル戦」と並ぶ実力ナンバーワン決定の場。両国国技館3連戦に象徴される過酷な日程をどう勝ち上がるか。あるいは、他団体選手や外敵に対して新日選手が意地をどんな見せるか。これまで14回開催で、夏の風物詩として恒例化。テーマにせよ試合内容にせよ“濃い”ものとして、ファンに信頼されているシリーズである。一時期トーナメント本式もとったが、内容を見直していくうちにリーグ戦で固定化した。
夏に年1回で開催していたものを2回開催するだけで、おのずとボルテージは落ちる。さらに、選手の顔ぶれ、会場規模、試合形式などで夏に劣るとすれば、なおさら求心力はなくなる。「NEW JAPAN CUP」(会見では“春のGI”という言葉も)開催発表は、ファンとしては乗れない話題だ。
正直、正式名称でないとしても“GI”という言葉は使ってほしくない。
・・・GIクライマックス。小島聡が大阪で武藤敬司を追い込んだ試合。天山広吉が両国で橋本真也に勝った試合。年に1度の大きな世代超えのチャンスだからこそ、思い切りぶつかりあう試合。
フランケンシュタイナーや、ムーンサルトプレス、足4の字固めといったフィニッシュ技。それを相手に合わせたバリエーションとパフォーマンスで、ちゃんと毎日変えて披露していた武藤を思い出す。そう、複数日程を続けて見れば見るほど面白いというのもGIクライマックス。選手の地力が問われるシリーズでもあるのだ。
ドーム興行にイエローランプが灯る昨今、「GIクライマックス」や「両国国技館決戦」(大阪府立も)は、新日本プロレスの最後の砦となっている。発表してしまったものはしょうがないけれども、“春のGI”の内容面やIWGP奪還をめぐる動きでは、ファンの期待を裏切らない選択をしてほしいと思う。
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2月28日ですね・・・カクトウログ旗揚げ以来初めて「更新カレンダーの日付を1か月全部埋めました」。しょぼい原稿ばかりだったと思いますが、いちどやってみたかったのです。体調も旗揚げ以来最悪だったのですが、ちょっとだけ達成感。いつもご来場ありがとうございます。
毎日残業があるんで、だいたい夜10時くらいからパソコンに向かいます。でも、インプットがないとアウトプットができない。まず、試合を観たり、雑誌読んだりしますよね。そんで12時とか深夜1時めざしてアップする。なんで、こんな苦行を自分に課してるんでしょう? 理由はハッキリしてます・・・BLOGをやるってほんと面白い! でも、さすがに、ちょっと更新ペースは落とそうかな・・・。
■□T.SAKAi
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