居場所を見つけた川田利明
全日本プロレスの“象徴”である川田利明のフリー転向が、3月8日に発表された。これについて『週刊プロレスモバイル』で追加情報が出ていた・・・
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川田利明がフリー宣言。これまでも契約上フリーだったにもかかわらず、あえて宣言・・・そこに何かがあるんじゃないかとつい騒いでしまうのが、ファン心理だ。
(ご参照ください→スポーツナビ:川田、円満“無所属”宣言)
ただ、川田の言葉通り全日本が主戦場であることは変わりがないし、ファンやプロモーターにケジメをつける(ときには全日本に出ずハッスルなど他団体出場もありうる)という意図なんだろう。これについて、追加情報を。
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携帯サイト『週刊プロレスモバイル』内「安西漂流記」より
・ 会見後の渕「馬場さんが亡くなったあと、契約はしたよ。でも、大量離脱があったときは、もう意地だけでやっていたから。いつも『このシリーズが最後だ』『このシリーズだけはなんとしても乗り越えよう』っていう状態だったから、契約どころじゃなかった。玉砕覚悟で新日本に向かっていったからね。かっこいい言葉で言えば、自分たちの意地だけだった。それがずっと続いてた。気持ちで続いてきた。それがある意味、契約だったんだよ」
・ (渕が言った契約について)それがどういう内容のものだったかは当事者のみの知るところ。なお、現在の全日本において川田のように実はフリーだったというのは例外的な事例。ほとんどの選手には所属契約が結ばれている。
・ 春には週刊プロレスから『プロレスラーカラー写真名鑑』が今年も発売されるが、全日本の広報の方に2選手に確認してもらうと、2人ともこれまで通り、全日本のワク内に掲載されることを望んだ。2人(川田と石狩)は『全日本に出場中の無所属選手』として、全日本の選手と一緒にカラー名鑑に登場する。
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川田は会見で「馬場さんが亡くなってから、契約を更新していない」と言っていたが、渕の発言は異なっている。ここのところはちょっとわからず・・・。
写真名鑑での希望・・・週プロモバイル情報で確認できたのは、ボクらが「フリー」という言葉から感じるニュアンスとは違って“団体所属”色が強いということだ。フリーと言いながらも、川田なりに全日本プロレスを盛り立てていくという意思のあらわれではないか。
渕による「意地が契約だった」という言葉も生々しい。生き延びるために新日本と闘い、生き延びるために武藤敬司や小島聡を新日本プロレスから受け入れてきた。「全日本が継続する喜び」と「自分中心では守り抜けない現実」の間で、“全日本生え抜き”の川田は自分なりに葛藤を続けてきたんじゃないだろうか。
だけれども、川田は新日本プロレスに上がれば、柴田勝頼とのシングルで「新日本プロレスを感じた」という言葉を相手に吐かせたこともある。ハッスルでも、「川田はファイティングオペラ路線の何かに納得していなくって、何かをやってくれるんじゃないか」という匂いを醸し出してくれる。
ここ数年の闘いを通じて、川田は全日本プロレスの範疇を超えたと言ってもよい。タッグ結成を呼びかけているフリー選手・佐々木健介の活躍にも刺激されたんじゃないかな。
これからは、武藤ファミリー化した全日本プロレスに、無所属の川田がどっしりと腰を下ろす。ファンやプロモーターへのオペレーションが変わっただけで、その姿は変わらない。今回のフリー会見。川田は“俺だけの葛藤”から逃れて自分の居場所を見つけることができたんじゃないか。そんな気がするのだ。
■□T.SAKAi
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┗メガネスーパー、NOAH旗揚げ、2度あった大量離脱劇にも動かず、王道マットを守り抜いてきたんですから・・・もう自由にさせてあげてもいいですよね・・・
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