中邑真輔、全日CC(チャンピオン・カーニバル)出場への道
3・10に“4冠王者”小島聡が東京スポーツ新聞社を訪問。自らのチャンピオン・ロードを語っていた小島は、突然「中邑のCC参戦」を提言した・・・
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小島「彼(中邑)の一番の問題は、挫折を知らないこと。ホントに挑戦したいのなら、オレとしては彼にCC参戦を提言する。レスラーとしての優れた部分をアピールしてくれ」
この小島発言の意味合いは、中邑真輔自身が“匂わせる”程度でしかなかったCC出場を、他のレスラーがはっきりと提言したことにある。
とにかく中邑は怒っている。3・26新日本プロレス両国国技館大会ではけっきょく、IWGP挑戦者決定トーナメント(中邑真輔、棚橋弘至、蝶野正洋、中西学の4名が出場)が行われることに。「挑戦者は自分以外にはありえない」としていた中邑にとって、この決定は到底納得のいくものではない。
2・20両国勝ち抜き戦結果などを持ち出して、蝶野などは自ら、あるいは中西の挑戦権を主張してはいる。だけれども、1年以上に渡ってドーム大会のメーンイベントに登場しているという点、現在「IWGP U-30無差別級」「IWGPタッグ」を保持している点から考えて、中邑の意思が尊重されるのは当然だろう。
同時に、もともと中邑が“視界外”としていた「NEW JAPAN CUP~新日本無差別級トーナメント」(3・26後に開幕)は、IWGP戦線と無縁な闘いとなることが決まった。ここに中邑は本当に出場するのか。“賞金マッチ”や“春男”という勲章は、あまり中邑のモチベーションを引き上げそうにない。
IWGPベルトに人一倍こだわりを見せる中邑にとって、ベルト奪取という“結果”も重要だが、そこまでの“プロセス”をしっかりとつくることもベルトの価値を左右する大切なこと。
2・20ダブルタイトル戦以前には、お互いの春の本場所(全日本プロレスのチャンピオン・カーニバル、新日本プロレスの春版GI)に選手を派遣しあうことが話し合われていたとされている。両団体の興行日程は微妙に重なっていることで、現実的には選手層の厚い新日本からの派遣のみが実現するか。いや、そんなことはどうでもいい。
眼光に鋭さが増し、みけんの縦じわが深まる中邑の顔には「ファンを納得させられるハードルなら、いつだって受けるぜ」と書いてある。中邑のチャンピオン・カーニバル出場はあるのか?
■□T.SAKAi
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