賛否両論か・・・中邑真輔の全日乱入、カード変更要求
取り上げっぱなしだったので、追っておきます。中邑、全日乱入。その意図は「3・26両国でのIWGP挑戦直訴」だった・・・
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遅れ馳せながら、さきほどニュースサイトで確認しました。昨夜「中邑、全日来場」との報に「もしや、全日チャンピオン・カーニバルへの出場アピールか?」と思ったのだが、小島聡に対して3・26対戦を迫るのが意図だった模様。
┏デイリースポーツ
新日本の中邑真輔(25)が12日、全日本のシリーズ開幕戦・新木場大会のリングに乱入し、4冠王者・小島聡(34)に新日本3・26両国大会でのIWGPヘビー級王座挑戦を直訴し、王者も受諾した。両者はそろって26日に予定されているIWGP挑戦者決定トーナメントの“中止”を主張し、一騎打ちの機運が高まった。
まず思ったのは、今回小島があっさり“受諾”したことで、「なんだよ、3・26に小島は試合をしてもいいと思ってたんじゃん!」ということ。出場可能な小島に参戦を交渉しきれず、トーナメントを組もうとした新日本の矛盾が感じられた乱入事件となった。少なくともそこには、中邑も怒って当然。
中邑の行動については、
「地方(飛騨高山大会欠場)のファンを犠牲にしたこと」
「カード変更(2004年11・13大阪ドーム大会にてファン投票1位の『棚橋vs中邑』消滅)に異議を唱えた行動との矛盾」
という点で、ファンの反発を買いそうだ。
また、中邑には、わかりにくさもある。藤田和之が王者時代(2004年10・9以前)には挑戦表明しなかった点。今年の1・4ドーム後には(巴戦を制した)「蝶野正洋に挑戦権がある」と発言していた点(この時点の王者は天山広吉)。
中邑の主張や都度のシチュエーションをじっくりみていくと、こうなる。
・ 総合格闘技色が強くて尊敬する藤田が王者のときのIWGP像には納得していた。
・ 棚橋との初シングル(11・13当初発表)は時期尚早と考えたが、「ファン投票」というプロセスを受け入れようとした。それを変更されようとしたことには異を唱えた。
・ 同じ本隊の天山が保持したことで、IWGP挑戦は機が熟すまで待とう(1・4後、蝶野への挑戦権譲渡発言)とした(何度も天山に勝っていることでの遠慮もあった?)
・ だけれども、新日と全日の団体同士の権威(IWGP・三冠)を懸けあった上での天山敗戦、勝者・小島の2・20試合後“ベルトポイ捨て”挑発に対して、中邑は誰よりも強く「vs小島戦」を今回アピールする。
・ しかも、小島は自らの主義主張と大きく異なるラリアート・プロレスの体現者。
そして・・・中邑にとって「3・26でのvs小島IWGP戦」が当然だと思っていたところに、会社サイドは4者(中邑・棚橋・蝶野・中西)による挑戦者決定トーナメントを組む。自らの主張が通らないばかりか、「新日の危機感のなさ」「全日の煮え切らない態度」がかぶさっていく。MAXに到達した中邑の怒りのあらわれが、「地方大会を欠場」「いちど発表した3・26カードの変更要求」となったということ。
うーん、経緯を説明しようとしたらこんなに長くなる。中邑の感覚の中での辻褄があっていたとしても、批判は集まりそうだ。
だから「チャンピオン・カーニバルで実績をつくって、挑戦の“資格”を手にする」って選択肢がボクは新しくて面白いとは思ったのだが、選ばれなかった? 許されなかったのか・・・よくわからない。
中邑真輔、25歳。格闘技(vsK-1で実績をつくった)とプロレスの両立によってストロングスタイルを体現しようとする点で、新日本プロレスの旗手。次世代エースを期待されている。また、新日本のフォローがないとき(K-1戦出陣に備えての海外トレーニングジムを自分で確保など)でも、中邑は積極的に新日本への忠誠心を行動にしてきた。
特に2003年後半くらいからは、「格闘技色」「忠誠心」を持つ中邑に懸けているのが新日本プロレス。その中邑の“貢献”と引き換えに、強硬な中邑のカード変更要求を新日本が飲むかどうか。ファンにとっても、いま「新日本プロレスを観続けるかどうか」は「中邑真輔を観続けるかどうか」と同義になりつつある部分もあると言ってよい。
3・26両国カード変更(すでに1回変更してるから、再変更)・・・そうなるとしたら、もちろんいいことではないと思うんですよ。2・20ダブルタイトル戦のときは、事前盛り上がりはイマイチにもかかわらずカードを変えずにやり遂げたのがよかった。でも、今回のトーナメントは、決まってからも中邑や小島が批判していて怪しい雲行き・・・「これはまた変更になるかもな」と想定内だった、そんな冷めたファンもいたでしょうね。
小島聡vs中邑真輔。(団体およびスタイルとしての)イデオロギー闘争としての試合は面白そうだし、蝶野・武藤・川田らに頼らない次世代闘争開戦という興奮もある。だが、いったいいつ来るのだろう。決定したカードをみんなで盛り立てて、大切にし、機運を高めるという当たり前のプロレスが定着する時は・・・。
「PRIDE29」を裏にまわしながら、IWGP&三冠ダブルタイトル戦投入。2・20両国国技館を超満員で切り抜けた新日本プロレス。両国満員神話(10・9→11・3→2・20)は続くか、途絶えるのか、微妙になってきた。
・・・あっ、乱入事件への賛否。ボクはどちらかというと賛成。ただ、シビアに問われていくことになったのは、新日がカードをどうするか、決定カードに対して中邑がどんな試合をするか、そこなんだと思う。
■□T.SAKAi
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10・9、11・3、2・20の新日両国を全部観てきたボクも、3・26は前田日明「HERO’S」旗揚げ観戦だし・・・いろいろエラそうに言ってごめんなさい。
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