中邑真輔、見捨てられたのか・・・プロレス週刊誌MIP
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毎週火曜日は「前週発売分」から独断と偏見で最も印象に残った記事を選ぶ「プロレス週刊誌MIP」の日です。第27回で選んだのは・・・
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毎週火曜日は「前週発売分」から独断と偏見で最も印象に残った記事を選ぶ「プロレス週刊誌MIP」の日です。したがって、『週刊プロレス』1254号(4/20号)と『週刊ゴング』1068号(4/20号)が本日の対決。
1週間前に『ワールド・プロレスリング』で3・26両国国技館、小島聡vs中邑真輔のIWGP戦を観た。60分時間切れまでの最終20分間程度が放映された。
60分フルタイムを30分番組にすることにムリがあるとも言えるが・・・「参ったなぁ」なんてボクは思った。そう、ブログに感想を書きづらい、なんとも言えない試合。中邑が終始攻め込んでいた様子は確認できた。高山善廣らには「一方的に攻め込まれ続けた後に関節技で逆転」という組み立てしかできなかった中邑。そこからは確実に成長しているけれども、だから「面白い」かどうかは別だ。
時間切れが決まった瞬間に、テレビ越しに両国国技館のブーイングが聞こえる。モノ足りないところがあっても、時間切れにはリスペクトの拍手を送るのが通常だろう。それを“させなかった”ほどに、中邑は反感を買っている。カード変更強制につながった直接行動(全日本プロレス会場に乱入)が効いた? でも、小島vs中邑がなかったら、観衆は確実に少なくなっていたに違いないし・・・。
金沢克彦氏(週刊ゴングプロデューサー)が、こう書いている。
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ターザン山本!氏に「しかし、あの両国の試合をよく書けるねぇ(苦笑)。普通、書けないよぉー」と言われた。
確かにメインが60分時間切れで終わった瞬間、「参ったなあ!」と思ったのは正直なところだ。
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「参ったなあ!」の中身は、ややあいまいに書いている。どうも、テレビ解説と違って、誌面での記事は1週間世に晒されて逃げ道がない、ということを言いたいようだ。試合内容を賞賛できない中で、レポートを書かなければいけないのが、「参った」ということなんなだろう。
プロレスというのは、実に切り口が多いジャンル。試合自体とは別に、試合の解釈を楽しむ“活字プロレス”もひとつのエンターテイメントであり、野球雑誌よりもプロレス雑誌が売れていく。そんな中で、金沢氏が中邑の試合を“誉める”ことはいくらだってできたはずだ。プロレス側に常に立つ、金沢氏にとって。
だけれども、あえて記した「参ったなあ!」。これも屈折した愛情なのか。こう書かざるを得なかったところに、3・26小島聡vs中邑真輔の真実があったようにも感じて、ボクも再び「参ったなぁ」なんて思ってしまった。
そんな印象度抜群の記事に今週は星をつける。
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ゴングの記事、おめでとうございます!
=通算MIP獲得数 ゴングが星15個目の受賞です!=
週刊プロレス >>> ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
週刊ゴング >>> ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
だけれども・・・以前から同じ感想ばかりなのだが、レスラーのインタビューを普通に取り上げながら、本人のいないところでピシャリと見捨てたような書き方をするプロレス記者の姿勢には、ちょっとした戸惑いを覚える。
前週号には中邑真輔のインタビューも普通に載っている。なのに、同じ号の別のページで金沢氏が「参ったなあ!」。
今回「普通、書けないよぉー」という発言が記事になったターザン山本!氏も、以前のゴングのインタビューでは中邑を絶賛していた。
こういった姿勢は、プロレスラーとの信頼の上に成り立っていることなのか。それとも、強く出れないレスラー側につけこんでいるのか。どうなんだろうと思ってしまうのだ。
さて、中邑の試合。
中邑のベストバウトというと、ボクの中では二度にわたる柴田勝頼戦となる。2004年の後楽園ホール、大阪府立体育会館。いずれも生観戦する機会に恵まれた。2人の意地の張り合いは、間違いなく新闘魂三銃士による新時代の到来を感じさせた。
大阪府立の方は、柴田が試合後に「今日のテーマは笑顔でした」と、中邑を挑発した、あの試合だ。中邑を本気で潰そうとする、本気で憎む。そんな相手がいて中邑は輝くレスラー。現時点は、よくも悪くも、そこまでにしか到達していない。
試合前から中邑へのリスペクトの姿勢を打ち出し“潰す・憎む”ことが生来できない小島。中邑ともうひとつスイングしなかったのは、当然だったのかもしれない。
もちろん、それを乗り越えてこその「4冠王」であり、「選ばれし神の子」なんだろうけれども・・・。
■□T.SAKAi
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□ 中邑真輔とターザン山本!氏の攻防
ターザン山本!「2人(中邑真輔vs棚橋弘至)のプロレスは私からすると、ウォーターボーイズ的プロレスというか、ウォーターボーイズ的名勝負にしか見えなかった。あれをプロレスと呼ぶには勇気がいる・・・」
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» 「思考停止」追記 <from こい> [越境者]
先週の週ゴン・週プロの中邑インタビューについて、先日記事(「思考停止」 4/8)を書きましたが、「プロレス・格闘技ブログランキング」の他のブログの方々も、それぞれ見解を述べていらっしゃいます。
「カクトウログ」様 : 中邑真輔、見捨てられたのか(4/12)
「プ.... [続きを読む]















































