キャプチュードはウチに! WRESTLE-1が要望
pick up 4・24小橋建太&潮崎豪vs秋山準&天龍源一郎┃高阪剛がジム独立、移転を予告┃「イロモノは許せない」PRIDEvsHERO'S中軽量級全面戦争か┃WWEで相撲を取った曙に相撲協会は好意的┃広田さくらコスプレ日記「横浜報告」┃サブゥーイベントで「論四郎」結成!?
昨夜「となると、HERO’Sで出なかったこのシーン(キャプチュードをかけて大前田コール)は、WRESTLE-1に温存したような気さえしてくる」と書いたが、実際に・・・
* * *
さいきん雑誌を読み込む時間がなくて、うっかりここの箇所を読み逃してました。3・26HERO’S記事(先週分週刊誌)から。
┏週刊プロレスNo.1253(4/13号)
(入場式もリングスのテーマだったが)
前田「いろいろ考えていただいたんですけど、前田がやるんで、それが一番いいんじゃないかと。それで、ビッグマウスの方が『キャプチュードは絶対ウチ(WRESTLE-1)にくれ』ということだったんで(笑)」
3・26さいたまスーパーアリーナでは「音(おと)を用意してないのかよ!」なんて声もあったが、しっかり温存していたようだ。主催者側も、“キャプチュードで入場する前田”を大切にしようとしているということ。
というわけで・・・(更新遅れましたが)毎週火曜日は「前週発売分」から独断と偏見で最も印象に残った記事を選ぶ「プロレス週刊誌MIP」の日です。第26回となる今回は、3・26「HERO’S」旗揚げ戦の料理の仕方について、『週刊プロレス』1253号(4/13号)と『週刊ゴング』1067号(4/13号)を対決させることにして・・・。
両誌とも前田の試合前の挨拶前文を載せており、ファンが気になる(ここは当日会場でも聞き取りづらく、TBSでも出なかった)ところを押さえてきたのはさすがだ。ただ、“キャプチュード”に関しての前田発言は、ゴングではカットされていた。さらに週プロは「リングスといえば味のある外国人 そんなカラエフに癒されて」という抜群な見出しを立てている。
リングスの魅力には、めくるめく関節技の攻防、そしてビックリするような外国人の発掘があった。カラエフにはその予感があったわけで、専門誌としてはそういう押さえ方はしてほしいところ。この見出しにとどまらず、週プロ記事にはリングスの匂いが漂っていた。
ゴングにターザン山本!氏が登場してバリバリ「定義王」しているからよけいにそう感じるんでしょうけれど・・・週プロには「この先に期待させる」「結論づけ過ぎない」スタンスが出ていたように思う。それくらいの距離感が、ことHERO’Sにはちょうどよい気がする。
今週は週プロに星をつけます。おめでとうございます!
=通算MIP獲得数 週プロが星12個目の受賞です!=
週刊プロレス >>> ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
週刊ゴング >>> ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ただし、週プロでの閉会式での前田コール発生の記述は事実と違っている。そこは丁寧に扱ってほしかった、残念。
本日、ビッグマウス関連の動きはあったか?
┏スポーツナビ | ニュース | 「W-1」延期が正式決定 4.16リキプロで爆弾投下を予告
・ TV中継枠が取れなかったことを延期の理由に挙げ、「5月中旬か6月半ば、梅雨に入る前には開催したい」と語った。
・ 当初から発表されていた長州力vs柴田勝頼の一騎打ちは予定通りに行うほか、高山善廣、天龍源一郎、佐々木健介、鈴木みのるらの出場を予定。K-1からも曙やボブ・サップなど数選手を借りる予定のほか、上井代表は「アラン・カラエフを出したい」と、ゲーリー・グッドリッジと死闘を演じた男の名前を挙げた。
・ 具体的な開催日時・場所は、出場予定選手のスケジュール調整が最優先となるため未定だが、2週間以内には大会のロゴも含めてすべて発表されるという。上井代表は「横浜アリーナが難しければ、さいたまスーパーアリーナ、東京体育館、両国国技館、代々木第1競技場、日本武道館のどれかでやりたい」と、1万人超の会場を考えており、大会を成功させて、秋のTV中継獲得のための材料にするつもりだ。
文脈は不明だが、高山や曙の名前を出すことにはもっと気を使ってほしいものだ。スポーツナビには記事がもうひとつ。
┏スポーツナビ|格闘技|4・23「W−1」横浜アリーナの延期決定
「K-1」というバックボーンがあった「HERO’S」と違い、「W-1」はプロレスというジャンルが受け入れられにくい傾向にある。健介、高山などTVでおなじみの選手をそろえ、「メンバーには自信があった」というものの、数局との交渉の結果、合意には至らず。一時は「WRESTLE-1」という名称を変更し、前田氏の発言にあった「もののふ」などの名前に変えることまで検討したが、それでも難しかった。
“もののふ”は言うまでもなく、3・26「HERO’S」での前田挨拶「その影響力は古の武士(もののふ)を輩出させました」からのもの。でもわかりにくいよぉ・・・。
イベントタイトルについては、前田アキラ兄さん直々の熟考にリスペクトしつつ、こちらで上井さんと一緒に苦笑せよ!
┏週刊プロレスモバイル 上井氏会見
・ もしかしたら、大会名も変更するかもしれません。(前田)アキラも武士(もののふ)とか、兵(つわもの)とか、色々と名前を考えてるみたいなんで(苦笑)。
・ なにせウチは社員が3人しかおりませんもので、私もそちら(HERO’S)にかかりっきりになってしまった。出場選手の交渉がボツになってしまった。
この社員の一人が「石川専務」のようで・・・。
┏週刊ファイトNo.1914(4/13号) ターザン山本!氏が上井文彦氏にインタビュー
山本氏「試合終了後はいい打ち上げができたんじゃないですか?」
上井氏「ところが、打ち上げをしてない。石川という専務がいるんですが、当日(HERO’S)試合前の前田日明のアイサツが終わった直後から、悪寒がはしり吐いて下痢してそのままのびちやったんです」
山本氏「一体何が?」
上井氏「興行が成功するのかどうかで、この2~3週間ずっと極度の緊張が続いていた。心が限界点を突破してしまった」
山本氏「石川さんはどんな仕事を?」
上井氏「前田日明の運転手、マネージャーをやって身の回りの世話をしてました。彼は心底疲れたんじゃないですか」
HERO’Sの立ち上げ、前田日明の相手・・・どちらか一方でも重圧を感じるだろうに、両方とは! 石川さん、健康には気をつけて。
さて、前田&上井氏が来場する4・16リキプロ後楽園ホール大会。行けるかもしれないと思ってチケットを買おうと「ぴあ」に顔を出しましたが、全席売り切れでした。無念。
■□T.SAKAi
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┏カクトウログ関連記事
□ WRESTLE-1「延期」は、前田日明プロレスの「始まり」か
□ 観戦当日深夜報 3・26HERO’Sさいたまスーパーアリーナ大会
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