テンコジ決戦2005、総括
毎週火曜日は「前週発売分」から独断と偏見で最も印象に残った記事を選ぶ「プロレス週刊誌MIP」の日です。第29回で選んだのは・・・
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更新が不定期になってきましたが、今週はやります。
カクトウログの毎週火曜日は、「前週発売分」から独断と偏見で最も印象に残った記事を選ぶ「プロレス週刊誌MIP」の日。したがって、『週刊プロレス』1261号(6/1号)と『週刊ゴング』1074号(6/1号)が本日の対決。掲載されていたビッグマッチは、5・14新日本プロレス東京ドーム大会だ。
昨年(2004年)12月から通産3度目となった天山広吉vs小島聡(メイン・イベント)。第2戦となった2・20両国国技館では、史上初IWGP(新日本)vs三冠(全日本)のダブルタイトル戦として組まれる。唐突な決定には、経営危機による新日本と全日本のドッキングさえ予感させた。一部報道では「春シリーズでの選手の貸し借り」は少なくとも計画されていたようだ。
ところが両団体の春のシリーズは団体ごとに行われる。2・20両国に続く3・26両国でのIWGP戦(小島聡vs中邑真輔)決定もドタバタだった。挑戦者決定への意思決定が遅れ遅れになった新日本。いつしか全日本プロレスファンには「小島選手には新日本と関わってほしくない」というムードができていく。急落していく新日本の人気。
天山のダブルタイトル戦敗北が何かを変えたのか。両団体の事情が変わったのか。IWGP戦へ向かう途中に花道は存在せず、逆にハシゴで登った挙句に外されても闘わなければならないようでもあった。そう考えると、闘うことで“騒動”に責任をとったのが、天山であり、小島であり、中邑であったとも言える。
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・ 小島「この3か月間、よくも悪くも新日本プロレスに振り回されました」(週プロ)
・ (試合後)共同インタビューを終えた天山はマスコミや関係者がたむろしている通路を通りながら、控室へ・・・。この時、天山の体が悲鳴を上げていたこと気づいていた者は誰もいなかっただろう。控室の扉が開いた瞬間、天山は呻き声を漏らしながら、腰を押さえて床に崩れ落ちた。(ゴング)
・ 山本尚史(天山の付け人)「自分は天山さんが脱水症状を起こされたとき(2・20決戦)もタンカで運んだんですよ。それからもずっと見てきたんで、昨日(5・14)は目頭熱くなりましたね。角海老ボクシングジムって一階と地下にリングがある。1階は道に面してて、ガラス張りで通行人が見るんですよ。写メール撮る人もいるし。『地下のリングでやりませんか』と提案したんですけど、天山さんは『上でやる』と。人目があると追い込まざるを得ないじゃないですか」(週プロ)
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一部のファンが笑った天山のボクシング特訓。でも、天山は必死だったようだ。ふだん鍛え方が足りないと言えばそれまでだが、2004年、特に暮れの天山は激闘のシングルマッチ連戦だった。大丈夫なんだろうか、最近の試合途中で見せる体力消耗ぶりにも心配させられる。
一方、一連の新日本との絡みに対するいちばん素直な小島の声は、サイトに。
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(5・14東京ドーム)セミの盛り上がりには勝てなかったのかな・・・が正直な感想です。実際にセミ後に帰ってしまったお客さんも結構いたと聞き、今後の大きな課題にもなりました。観客動員も数字上では過去最低だし。自分がメインを張った大会だから、いろんな意味で責任を感じています。今の気持ちは天山に対して言った『ありがとう』という言葉だけです。ただ、このたった五文字にいろんな意味が入っています。この半年間での天山との歴史、そして新日本との歴史はずっと自分の心に残っていくでしょう。(小島聡BLOG コジログ「半年間の思い」)
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やはり責任を感じていた小島聡。しかし、言葉は「ありがとう」。
週刊誌には、NOAHによる7・18東京ドーム大会の話題も。
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中田龍・NOAH渉外部長「来年できるかどうかわからない、もしかしたら今年が最後の東京ドーム大会かもしれないから、一番いいものを見せたい。一番いいものって言ったら、今、たぶんその二つ(三沢光晴vs川田利明、小橋建太vs佐々木健介)よりもいいものはないと思うんですよ。両方一度にできたっていうのはひじょうにありがたいですよね」(週プロ)
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カード実現を大切にする姿勢。NOAHはけっしてハシゴを外さない。みんなで支えていく団体であることを改めて印象づけさせる記事の数々。
小島と天山は不安定な中での闘いを自らつくっていく担い手を期待された。天山と小島にとっての「運命」。NOAHではなく新日本プロレスで闘うことの意味はそこにある。
振り回され続ける中で、2人の結論は「リングで安易な闘いを見せないこと」だったんだろう。身体を酷使し、いつも以上に“本物”の強さを見せようとしていたテンコジ決戦。どちらがどちらにつきあったわけではなく、2人がめざした闘いがそこにあった。そこに小島は「ありがとう」と言った気がする。テンコジは“責任をとる”という点において仲間だったのだ。
今週は週プロの記事に星を。
=通算MIP獲得数 週プロが星13個目の受賞です!=
週刊プロレス >>> ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
週刊ゴング >>> ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■□T.SAKAi
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