藤田和之がHERO’S参戦を希望
1999年、藤田和之は前田日明にリングス移籍を相談していながら、実現せず。PRIDEを選び、新日本プロレスへのUターンも果たしたが、今度こそ前田と交わろうとしている・・・
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・ 【HERO’S】藤田、昨年末以来の戦線復帰に意欲(サンスポ)
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元IWGP王者・藤田和之(34)=猪木事務所=が18日、前田日明氏(46)の総合格闘技大会「第2回HERO’S」(7・6代々木)参戦を示唆した。「前田さんを尊敬してる。魂のある相手を用意してくれたら、ぜひ闘いたい」。昨年大みそかのPRIDEマットで、アテネ五輪・レスリング金メダリスト、カラム・イブラヒム(エジプト)を秒殺KOして以来の戦線復帰へ意気込む。
師匠・アントニオ猪木からの指令を受け、14日の新日本・東京ドーム大会を視察。IWGP王座奪取後の天山広吉を急襲し、天山から対戦要求を受けたが、「あのときのお客さんの無反応がすべて。やる意味はない。相手になるヤツはいない」と古巣マットを罵倒。意欲をそがれた様子だった。
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前田日明スーパーバイザーによる「HERO’S」は中量級中心の大会。だけれども、特別試合としてのヘビー級投入は興行に厚みが出てくるし、有力日本人選手が登場するとなると注目度も違ってくるが・・・。
1999年の秋。新日本プロレスの若手選手だった藤田は、「勝つことでステイタスがイッキに上がっていく」総合格闘技に興味を持つ。その際に、前田日明のリングスと交渉が進んだものの、アントニオ猪木の指示もあってリングス移籍は実現しなかった(その後PRIDE参戦、1年足らずでステイタスを上げる)。そのリングス移籍話が今になって“蘇った”印象が少しした。
おりしも、藤田和之は永田裕志らとアマレス軍団として行動をともにし始めたばかり。永田らは「プロレスをアレコレ言うな! 前田の用意した選手とは闘わない、誇りを持つプロレスしかやるつもりはない」趣旨発言を繰り返して、前田日明と敵対している。それだけに、藤田の発言には意表を突かれた。
永田発言の後だけに、「魂のある相手を用意してくれたら闘いたい」の自信ぶりは大きなインパクト!
新日本プロレスvsビッグマウス開戦への動きは、ビッグマウス“総合格闘技部門”を巻き込み、複合的な動きを見せ始めた。
■□T.SAKAi
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