「想定外のプロレス」誕生、6・16ライブドア会見
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サプライズがある会見こそニュース性があるんだろうが、こちらの会見はどうだったんだろう。昨夜取り上げたこの話題。ライブドアがプロレス団体との提携で会見・・・
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昨夜と同じく、ライブドアのニュースサイトページから。
・ ライブドア、プロレス団体ドラゴンドア(dragondoor)との提携を発表(ライブドアスポーツ)
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ライブドア、プロレス団体と提携へ。プロレス団体、dragondoor(闘龍門)との提携を発表したライブドアが、16日、六本木ヒルズ森タワーにある本社で記者会見。「我々が視野に入れているのは、スポーツ産業全体の活性化」と語り、野球やサッカーといったメジャースポーツ以外にも積極的に注力すべく、その決意を表明。異例の記者会見にマスコミ各誌約30社が駆けつけた。
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ライブドア格闘技担当者のブログにも情報が。会見前に想定問答が書き込まれています。
・ ドラゴンドア×ライブドア始動(livedoor 格闘技日記)
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(想定問答集)
-堀江社長は何といっているか?
堀江は先日まで海外に出張していたり、昨日もフジテレビさんとの提携会見で終日不在であったりと、慌しくて話せてないのですが、もともと柔軟な思考の持ち主ですから、プロレスについても寛容的であることは間違いありません。今回の提携を楽しみにしてくれていると思います。ただ、当日、会場に来るかは未定です。
-なぜドラゴンドアだったのか?
これはいくつか理由があります。
1.ドラゴンドアはこれから始まるプロジェクトであり、イメージや色が全くない状態。それは弊社にとって、非常に魅力的であり、ポテンシャルを感じる部分が多くあったから。
2.弊社の打診に最高のレスポンスを頂き、我々が最も重要視をする即断、即決、即実行を実現できたから。
3.浅井嘉浩の持つビジョンに賛同したから。
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慌しくて話せてない? ホリエモンは今回のこと、知らないのかな?
そして、公式サイトも会見後の15:00にオープン。会見映像の再生もできる。
・ ドラゴンドア(dragondoor)info blog
ライブドアがあえて会見の模様の詳細を活字にしなかったのは、会見の“映像”を体験させる試みか。“早送り”しながら見てみたが、確かに雰囲気はまるわかり。司会者の女性から「乙部綾子広報が体調不良で欠席」と告げられる。会見場も会議室の一室、会見席も長机を並べた簡素なもの。
ボクは昨夜の記事で「プロレスに新風を吹き込んでほしい」なんて書いたが、“brother”YASSHIが乱入するプロレスチックな動き(ホリエモンの等身大ボードを持ってる)あり。なんとか盛り上げようという自主的なものなのか、主催者にとって想定内の動きなのか。YASSHIが引き揚げると、司会の女性があっさり「途中部外者が入り会見が中断しましたことをお詫び申し上げます」なんて言う。なんだか想定内っぽいぞ(笑)。
経緯を聞いていると、タイミングというか縁もあったようだ。会見では「名前も似ていましたし」なんてセリフもあった。こんな言葉も「お金を払って終わり、のような関係ではなく、一緒につくりあげていこうというもの」。
そして、会見に出席した側の報道は・・・スポーツナビ。
・ “brother”YASSHIのセコンドにホリエモン!?(スポーツナビ)
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旗揚げ戦の一部対戦カードが決定。
7・19後楽園ホール 19:00予定
▼初代タイガーマスク&2代目ザ・タイガー
vsソラール&ウルトラマン
▼ミスティコvsウルティモ・ゲレーロ
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一部カードを発表。タッグマッチの方は、まるで“金曜夜8時”のプロレス黄金期をもう一度!というカード。一方で、“メキシコの神の子”との異名を持つミスティコは日本初来日とのこと。この選手はわれわれの想定外の新風を吹き込んでくれるかな?
意外と、会見より前に出たデイリーの記事がいちばん突っ込んで書いていたりもします。こちらも紹介しちゃえ。
・ ホリエモンがプロレス参入へ(デイリー)
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プロ野球参入時にGMとして活躍した小島克典氏を中心に後方支援を展開する予定だ。
プロレス業界では、90年に「メガネスーパー」が“タニマチ企業”となり新団体「SWS」を旗揚げしたが、2年後に崩壊。プロレス団体経営の難しさを露呈した過去がある。ddの川畑憲昭代表も「メガネスーパーのように企業が団体を持つのではない。ddは団体でなく、イベント名。ライブドアさんに応援をいただくということ」と説明。さらに「今回を入り口にプロレス業界への視野を広げていく流れができれば」と“タッグ結成”を歓迎した。
7・19では近藤修司や石森太二ら究極龍の愛弟子たちが既存の枠にはまらないプロレスを披露。ライブドア側は「ddとの提携を試金石に、実績を残してから他団体への進出も考えたい」とし、将来は新日本、ノア、全日本といったメジャー団体にかかわる可能性を示唆した。
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メガネスーパーのときは、あとあと束ねづらいようなレスラーの集め方をしましたからね。今回の方が平和に進んでいく可能性は高い。ただ、ライブドアという企業イメージからすると、あまりにこじんまり。そして、普通にプロレスチック。会見場に掲げられた「想定外のプロレス」の意味はわからないまま・・・サプライズのない会見でした。
もちろん、地道さは何よりの姿勢・意思表示なのかもしれません。あたたかく見守りましょう。
■□T.SAKAi
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□ livedoor 社長日記
□ ライブドア広報・乙部綾子のお仕事日記
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