田村潔司「今日は勝ったのが、いちばん大きい」
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6・26決戦後控室。田村潔司の口から最初に出たのは、結果を出せたことへの満足だった。しかし、田村自身あるいはDSE(PRIDE主催)榊原信行代表が求める闘いは、どこまでもレベルが高い・・・
まだの方は当日観戦記から→[6・26PRIDE 田村潔司vs瀧本誠]
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「試合直後はオフィシャルサイトの有料ページを閲覧させる」という狙いがあるんでしょうね、深夜3時にようやくネットでのニュースも解禁(携帯サイトもおんなじでした)。
・ PRIDE GRANDPRIX 2005 2nd ROUND速報(スポーツナビ)
・ 田村潔司vs瀧本誠 試合経過/コメント(スポーツナビ)
昨夜は田村に対して厳し目の観戦記を書いてしまったが、負傷明けであることをつい忘れていた。それだけ田村の試合を高いレベルで観てしまう習慣づけをボクらはさせられているんだと思うが、不安のある中で堂々とした闘いぶりはもちろん素晴らしかった。田村のコメントを追ってみる。
▼第5試合
○田村潔司(日本/U-FILE キャンプ)
(3R終了 判定3-0)
×瀧本誠(日本/吉田道場)
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――対策は
特別な対策はやってない。これは瀧本選手に失礼かもしれないけど正直言うと、万全なコンディションじゃなかったんで。不安もあったんだけど、心残り。
――ポイントは打撃だったのか
そうですね。左ローとパンチで振り分けていくと心がけていた。ずっと相手に合わせた練習はしてなくて、普段からやっている練習内容で試合に臨んでいて、あとは本能で。今日は勝ったということが一番大きい。
――2、3ラウンドは攻められなかったのか? それとも判定勝ちを狙った?
正直、ラウンドが進むに連れて間を取るのが(できなかった)。相手の重心がどっちに掛かっているかとか、そういった間の取り方が大事になってくると思う。打撃で行くと思っていたので、最後に追い詰められなかった点は反省がある。どうですかね? ビデオで見て、ツメの甘さがあると思うので、研究したい。
――吉田道場との対戦は?
単純に面白いかなと。内容はともかく、瀧本選手というオリンピックの金メダル選手に勝ったんで、一度負けている吉田選手ともう一度と。ただやるんじゃなくて、対抗戦が面白いかと。
――1度負けているのがモチベーションに?
吉田戦は自分の思ったとおりの展開で行って、最後の部分で負けてしまったので。理想を言えば、内容も結果も伴った試合をしたい。吉田戦に関してはクロが付いたのが残っている。
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ファンも「今日は勝ったということが一番大きい」という第一声はおんなじだ。それでいてモヤッとした試合内容は田村自身も「ラウンドが進むに連れて間を取るのが(できなかった)。最後に追い詰められなかった点は反省がある」と振り返った。
そんな田村が理想とする試合内容としては、「吉田戦は自分の思ったとおりの展開で行って・・・」と2003年吉田秀彦戦をあらためてハッキリと挙げている。どういったアプローチ法で吉田へのリベンジ戦を勝ち取るか、追いかけて行きたいと思う。
一方で、PRIDE主催者であるDSE榊原信行代表のコメントは厳しいものがあった。
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「アローナだったら勝てるんじゃないか」と思った桜庭和志君も、正直、完封負け。今までは彼が20代だったり30代にかかるまでの中で培ってきた技術、センス、感性、いろいろなものを武器に戦ってきたと思うが、全然それだけでは通用しない。ノゲイラ弟とショーグンの試合を見せられた後に瀧本vs田村の試合を見ると、正直、同じブラジル人同士、同じ日本人同士というなかでも、その試合の中から放つエネルギー、レベルが圧倒的に違う。当然同じPRIDEのリングでやるわけだが、その辺は選手が自覚してほしい。僕らも非常に厳しいことを選手に問うていかなければいけないわけだが、PRIDEのリングは技術的な面も精神的な面でも常に進化しているということを、プロモーターである我々も痛感した。
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うーん、ボクはよく桜庭はあそこまで渡りあったなと感動したんだけど・・・。会場の雰囲気を登場によって一変させ、ファンタジスタとしての動きをまぜながら途中まで堂々と闘った桜庭はよかったと思う。田村らには出せない明るさというか、PRIDE業界を押し上げてきた男の貫禄を十分すぎるくらい感じさせられた興行だった。
榊原代表による田村戦への指摘も確かにあるが、田村にしてみれば、これをクリアできる試合内容は吉田戦にありといったところか。進化し続けるPRIDEのリングで、田村と桜庭は今回もそれぞれの立場で生き様を見せつけてはいたが・・・。
↓観衆45102人を飲み込んだ満員のさいたまスーパーアリーナ
■□T.SAKAi
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