TBS&井上和香が解説「伝説の格闘家」前田日明
pick up 7・10パンクラスで河野真幸(元全日本)vs玉海力┃藤原組長&村上和成の昭和vs平成テロリストセッション┃GI CLIMAX 2005会見/日程 ┃前田日明×山本“KID”徳郁の巻頭対談は自信作
昨夜5・30深夜のTBS系『格闘王』が、7・6HERO’Sトーナメント開幕戦をプロモーション。3・26HERO’S旗揚げ戦中継ではあまり映ってなかった前田日明が、いよいよ表舞台へ・・・
* * *
「K-1 MAX」の放映権を持つTBSはホクホクでしょうけれど、打撃系格闘技だけではなく総合格闘技「HERO’S」もブレイクさせたいところ。ついに、HERO’Sスーパーバイザー・前田日明が前面に出始めた。しっかりと方針を決めたんでしょうね。
番組は、K-1の顔でもある山本“KID”徳郁のコメントから始まっていく。
山本「総合はある意味『最強』、総合で一番になるってことは『世界最強』」。
ナレーション「総合格闘技。パンチ、キックといった打撃に加え、関節技、投げ技、絞め技も認められる・・・まさに何でもあり」
「投げる、殴る、蹴る。全てに秀でた無敵のヒーローは誰だ!?」
初心者向けにも伝わるように説明されていく「HERO’S」というジャンルのプロフィール。7・6のHERO’Sトーナメント開幕戦は当日夜9時から放映されるとのことで、予告も繰り返し入っていく。
そこに、案内役・井上和香が登場。「井上和香の格闘百科事典 エンサイクロペディア」なるコーナーが始まる。
井上「本日のテーマはこちらっ、まえだあきら。
HERO’Sのスーパーバイザーとして表舞台に帰ってきた伝説の格闘家。初心者には、なぜ「伝説」かわからないわよね。大丈夫、わたしにまかせてっ。
彼の伝説は、総合格闘技の歴史。アントニオ猪木に並ぶ人気レスラーでありながら、UWFやリングスを起こし、リアルファイトを追求。その姿勢はまさに伝説と言えるわ。
でもね・・・いい? ここからがポイント。彼は世界中から才能ある選手を発掘。たとえば、ヒョードルやノゲイラも彼が見い出した選手よ。つまり、彼が世界中に張り巡らしているのは、最強のネットワーク。現役時代から現在に至るまで、常に最強を追い求めているのが、前田日明という男なのよ。そんな彼がスーパーバイザーをつとめるHERO’Sはまさに才能の宝庫。7月6日のHERO’Sも、とんでもない選手が目白押し。どう、わかった?」
続いて、前田日明、選手発掘の旅が公開されていく。リトアニア訪問で国賓級に歓迎され、一般紙・スポーツ紙の紙面にこれでもかと取り上げられている様子。もちろん、ジムで選手を視察している様子も流れる。アメリカへ渡ると、ホイス・グレイシーがトレーニングを前田に披露する場面も。「ホイス・グレイシー、HERO’S参戦か」という文字も躍る。
途中で発掘した選手について、「すごいの見つけたよ。ヒョードルやっつけちゃうよ、こいつ」と携帯で話す前田は、なんとも嬉しそう。サングラスで君臨するボスの顔、そして、にこやかな笑顔。両方の表情が電波に乗っていく。
初心者向けの解説を前提として、こうやって「あのサングラスをかけてた身体のでっかい人が強い選手を送り込んでいるらしい」というクチコミをつくっていくのは、ジャンルとしての礎を築いていくうえで正しいやり方だ。
前にも書いたが、前田日明の引退試合であるアレキサンダー・カレリン戦放送を申し出たこともあるTBS(当時は前田がWOWWOWとの関係を重んじて、実現せず)。そのTBSによって前田が生かされ、前田もまたTBSを生かそうとしている。
番組の中で前田は言った。
「これから黄金期をつくりますよ。まだ創生期!」
■□T.SAKAi
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