WWE日本公演プロモーションサイト
7月1日、2日にさいたまスーパーアリーナで行われるWWE日本公演「WWE SUPER SHOW」。そのプロモーションサイトができたとのことで、さっそくのぞいてみる・・・
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本格的なつくりでした。決定カードのところ、主要選手にはプロフィールのみならず紹介ムービーまで付いてます。曙参戦も大きく扱われていたり、チケットプレゼントもある。
さいたまスーパーアリーナでは6・26「PRIDE」興行の翌週になる。ファンはかぶってはないでしょうけれど、チケットの売れ行きはどうなんでしょう? 当初予定よりも日本公演日程は縮小したことで、イメージのうえではトーンダウンも感じたりもします。
そんな心配を吹き飛ばす主張なのだろうか、サイトの中ではWWEをしっかり定義している箇所が。
・ 「WWEとは?」
(【so-net】WWE日本公演プロモーションサイト)
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■WWEの魅力
WWEは、単なるプロレスでも、またリアルファイトでもありません。一流のシナリオ・ライターやハリウッドの演出家を起用し、ブロードウェイのミュージカルにも匹敵する綿密に練られたストーリーライン(台本)を軸に、世界最高峰のレスラーが誰も予想できないストーリーに沿って、リングの上で最高のパフォーマンスを披露してくれる、「スポーツエンターテイメント」というまったく新しいジャンルを築き上げました。
■WWEスーパースター
(前略)試合内容はあらかじめ決まっているが、スーパースターたちが高いレスリング技術、演技力を合わせ持ち、アドリブをまじえてこなしていく。WWEは“やらせ”でありながら、奇想天外なアクションやコントが見ている者の予想を遥かに超えるプロのエンタテナー達による完成された「ドラマショー」なのです。WWEはまさに、スポーツ、エンターテイメント的な要素を含んだ、アメリカ生まれの『闘うスーパー・エンターテイメント集団』 です。
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WWEのブレイクは、このように“やらせ”であることを公言したところから始まっているらしい。スポンサーが圧倒的につくようになったということ。うさんくささを取っ払ったようです。ここまで踏み込んだプロレス団体は日本にはないし、メジャー誌もこういったスタンスには立っていない。
よく言われるのが、日本とアメリカの文化の違いなんですよね。前田日明の主張もそこにある。「あのまんま日本でやっても受けないだろうけれど、命懸けでやっているところは見習うべき」みたいなことを言ってた。
大前提として、試合としての面白さ・激しさがあれば、情報公開度や定義はどうでもいいのかもしれない。だったとしたら、ここまで言い切っちゃったらどうだ? WWEは日本上陸だけではなく、プロレスの定義についても“外圧”をかけてきたような・・・そんな印象のしたサイトだったりする。
みなさんも、ぜひ隅々をチェックしてみてください。
■□T.SAKAi
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