« 7・18ノア東京ドーム・・・鈴木みのるは迷彩風カットで出陣 | トップページ | ノア秋山準がW-1参戦へ »

2005.07.18

観戦記 7・18ノア東京ドーム

pick up 7・18ノア東京ドーム速報[ブラック・アイさん日刊スポーツスポーツナビ]┃7・18新日本・月寒天山広吉vs藤田和之結果は

050718NOAHkanban行って来ました、東京ドーム。プロレス界の衰退なんてウソなんじゃないか。そう思わせるほど、すさまじい盛り上がりだった。運命の闘いはどうだったか記しておくと・・・

                * * *

↓【写真クリックで大】第3試合時点くらい。プロレスの試合で東京ドーム外野席にお客さんを入れているのを久しぶりに観た。
050718NOAHkankyaku

 最後の2試合に尽きるでしょう。

▼第9試合 シングルマッチ 時間無制限1本勝負
小橋建太vs佐々木健介

 両者の試合が始まろうとするだけで、異様な雰囲気に。試合開始早々、攻防の末に両者それぞれ場外。2人はリングの反対側に転落。リングを挟んでロープ間から6メートル越しに火花を散らす。リングを挟んでの視察戦なんてめったにないんじゃないか。特別な闘いなんだと感じたシーンだ。何か会話をした後に、両者リング上に再び戻っていく。

 当然のことのように期待するのは、打撃戦。だけれども、ここまでのものが観られるとは思わなかった。両者が放ったチョップはどうだろう、百数十発は超えているだろう。

 ふつう、チョップの攻防って“ひと段落”する場面があるじゃないですか。それが延々と続く。どちらも引かない、倒れない。続いている途中で自然発生するどよめきと拍手。

 やっとひと段落する。健介をコーナーに詰めてチョップ連打する小橋。いや、今度は健介が体勢を入れかえ、逆に小橋をコーナーに釘付けにしてチョップ連打。そのくり返し。

 これはプロレスなのか。2人にしかできない芸当であることは間違いないし、称えられるものではある。ただただ感嘆。昨年8月のGIクライマックス大阪、高山善廣vs佐々木健介(高山が試合後に倒れたもの)も肉弾戦だったが、それがチョップ攻防に凝縮して展開されたような感じ。

 最後は小橋のラリアートでした。だけど、もう勝敗なんて関係ないでしょう。

第9試合 シングルマッチ 時間無制限1本勝負
○小橋建太(23分38秒、体固め)佐々木健介×
※剛腕ラリアット

 お互いの健闘を称えあうかのように、両手を突き上げる両者。その瞬間には、2人の英雄が確かにいた。そして、花道を引き揚げる健介をベンチ近くで待っていたのが妻・北斗晶と中嶋勝彦。抱き合って、そのあと・・・健介が北斗と中嶋の手を上げる。3人が並んで手を上げるシーンは、間違いなく「健介ファミリー」の勝利を表現していたのだった。

↓三沢光晴の緑に染まっていく会場・・・
050718NOAHmisawa

▼第10試合 シングルマッチ 時間無制限1本勝負
三沢光晴vs川田利明

 なぜか川田が攻め込んでいたシーンが多かった試合。場外戦、そして場外から三沢を連れ戻すシーン。なんども倒れ込む三沢。川田有利のまま進んでいく。

 三沢のエメラルド・フロージョンは3カウントに結びつかず。コーナーに下がって相手の出方をうかがう三沢。明らかにランニング・エルボーをフィニッシュとして狙っている。だけれども、コーナーに下がった三沢に何度も何度もエルボーを見舞っていく川田。何度も何度も三沢のエルボーで逆襲される。

 オレの攻めを耐えきらなければランニング・エルボーは放てないぜ。そうとでも言いたげな川田の抵抗。しかし、最後は三沢がランニング・エルボーを決める。3カウントを聞く川田。

第10試合 シングルマッチ 時間無制限1本勝負
○三沢光晴(27分4秒、片エビ固め)川田利明×
※ランニング・エルボー

 第9試合の健介。第10試合の川田。

 この2人は試合後にマイクを握り、勝者(小橋、三沢)は握らなかった。健介も、川田も偶然か、「ノアのファンのみなさん、ありがとう」と共に口にする。ノアマットで気持ちよく試合をできた喜びと誇り。結果は負けながらも、試合をコントロールしたという自負が健介と川田にはあったんだと思う。

 勝敗とは違うものに勝利した健介と川田。この大会が究極のプロレスであったことを再確認させられた。メインとセミをくらべるとセミの方が盛り上がっていたけれど、小橋vs健介は年間ベストバウトの対象になるんだろうか。凄かったけれど、どこか「試合」じゃなかった気がする。だから対象になる試合じゃない。少しお祭り的でもあったかな・・・。

 凄かった、面白かった。でも、プロレスってなんだろう。ファンとしてのおっきな喜びと、ちょっとだけの疑問を抱えて帰路についたボクだった。

 あと、やはり最後の4人はプロレスラーとして段違いでした。スターって限られるというのはものすごく感じた。

■□T.SAKAi
 人気格闘技ブログはこちら /人気BLOGランキング


ご来場ありがとうございました!

        = 事実誤認・誤字指摘メール =
左サイドバーのココログマーク下から直通メール→大変助かります。
カクトウログへの苦情やご希望もお寄せください。
===========================
                 [カクトウログTOPページに戻る▲

|

« 7・18ノア東京ドーム・・・鈴木みのるは迷彩風カットで出陣 | トップページ | ノア秋山準がW-1参戦へ »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/50765/5028691

この記事へのトラックバック一覧です: 観戦記 7・18ノア東京ドーム:

» ノアドーム大会感想 [リングアウト]
 18日6時からG+で放送されたノア東京ドーム大会についての感想を書きたいと思います。テレビで見たのと実際に会場へ行ったのでは違いもあるかもしれません。実際に会場に行かれた方の感想はカクトウログさんへ。 観客動員は62000人ということで去年のノアドーム大..... [続きを読む]

受信: 2005.07.19 01:00

» 運命のアレ [ヤン@燃やされました Yang and only]
7・18NOAH東京ドーム久々にノア観戦。観戦ってかノアを肴にしたオフ会。会場入ったときはなんとなく観客がまばらだったけど最終的にはフルハウス、さすがだ。▼●菊池毅&百田光雄&中嶋勝彦vs杉浦貴&○SUWA&青柳政司最初のほうの選手コールはリング上にあがってきた順番でしてたんだけど... [続きを読む]

受信: 2005.07.19 01:34

» ノア ドーム万歳!超満員62000人 [レッスルブログ]
7月18日、ノアの東京ドーム大会が開催されました。試合結果は、下記の通りです。 第10試合 時間無制限1本勝負 ○三沢光晴 27分4秒 片エビ固め 川田利明× 第9試合 時間無制限1本勝負 ○小橋建太 23分38秒 体固め 佐々木健介× 第8試合 ... [続きを読む]

受信: 2005.07.19 08:37

» ノア良かったよ! [BluesLove]
G+で、18日に行われたノア東京ドーム大会を見た。 ノーカットで見たが、ハズレた試合は無し! さすが、信頼で売っているノアの興業だと思った。 特に、健介対小橋は、2005年の最高試合だろう。 上半期しか終わっていないけど、そう断言してしまう。 試合を見て、人は打算の無い姿に感動する、と実感。 プロレスは技じゃなく、心を表現するのが大切だ。 バカになれ! 猪木の弟子では無い二人が、教えを理解している。 三沢対川田に関しては、正直、期待ハズレだった。 僕が四天王プロレスの残像をイメージしていたから。... [続きを読む]

受信: 2005.07.20 09:45

» プロレス中継〜ノアと新日 [ねたにログ]
プロレスリング・ノアの東京ドーム大会が18日にあり、 日本テレビではその日の深夜にその模様を放映した。 19日朝から仕事の僕には当然見れる訳がなく、タイマー録画。 スポーツ新聞を買うのを必死に我慢し、その日は定時退社して まっすぐ帰宅。んでHDレコーダー即再生。 主要シングル3戦はインタビューも含めたノーカット。 もう最高。特に小橋と健介は壮絶。俺TVに釘付け。 動けん。まさにZラストのシロッコ状態(なんかチガ GHCタッグ戦がダイジェストだったのがすごく残念だが、 即日... [続きを読む]

受信: 2005.07.20 17:11

» これぞ、プロレス…メインへ。 [かんげの「人生、その日暮らし。」]
○〈第七試合〉タナ×リキ 今回のNOAHドーム大会も全10試合と多く試合が組まれ [続きを読む]

受信: 2005.07.20 19:18

» NOAH@東京ドーム [あめどんが何となく綴ってみたよ]
代々木公園のヒトリリーさんを堪能した後、私は慌てふためいて東京ドームへ。 プロレスリング・ノアの東京ドーム大会「DESTINIY2005」に行って来ました。 …音楽ネタでも本ネタでもじゃないやん。まあ勘弁してください。 広い会場で、たくさんの観衆に囲まれて、一人の人間がどれだけ輝くことができるか? まあ、そんな観点を込めて書いてみます。試合経過や結果は、スポーツサイトをご覧下さいまし。 �... [続きを読む]

受信: 2005.07.21 19:40

« 7・18ノア東京ドーム・・・鈴木みのるは迷彩風カットで出陣 | トップページ | ノア秋山準がW-1参戦へ »