「船木さんと試合がしたい」柴田勝頼
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9・11ビッグマウス・ラウド旗揚げ戦。観戦した船木誠勝から「興味を持った」と言われた柴田勝頼(旗揚げ戦のメーン登場)。こんどは船木について柴田が語った・・・[写真]本文には直接関係ないが、今週の『週刊プロレス』表紙はナイスショット!
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まずは、船木発言をおさらい。
・ 「年内復帰」「柴田指名」船木誠勝、現役復帰への序曲(カクトウログ)
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気になる選手がいた。柴田選手。W-1での秋山戦、新日本でやった武蔵選手との異種格闘技戦をテレビで見たことがあった。今回、生で見て、ファンからすごく期待されているというのが分かった。自分自身、総合格闘家と対等に向かっていくレスラーをBMLから誕生させたいと思っている
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この発言に柴田が回答した格好となる。携帯サイト「プロレス・格闘技DX」が柴田インタビュー。
すでに、「今夜が山田」さんが「それで日サロ行ってたんかい!真っ白やんけ!!」などと突っ込んでますが・・・。
・ 同じ日サロ・・・(今夜が山田さん)
少しだけ携帯からも補足しつつ、まとめ。
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・ (W-1のときに「0点」と辛口採点だった前田には何か言われた?)少し笑ってました。点数は言われませんでした。
・ (旗揚げ戦での試合)期待に100%は応えられなかったと思う。だけど『ここから成長していくよ』という思いは強く持っている。
・ (船木をどう見た?)たまたま同じ日焼けサロンに行ってるんですよ。僕が新日本にいる時に、上井さんから『ドームで誰とやりたいか?』と聞かれて、船木さんの名前をあげたことがありました。船木さんとプロレスがしたいけど、復帰はして欲しくない・・・という複雑な気持ちがあったんですよ。でもビックマウスラウドのリングで『何が起こるか分からない世の中で、悔いを残さずに死んでいきたい』という言葉を聞いて、確かに僕も悔いは残したくないと思った。だから復帰して一度、試合をしたいという気持ちは今も一緒です。
・ 昔の試合を見たんですよ。新日本時代の『山田恵一vs船木優治』とパンクラス時代の『鈴木みのるvs船木誠勝』。この2試合にプロレスを感じた。パンクラスルールはよくわからないですけど、鈴木さんも船木さんも“プロレスラーvsプロレスラー”という図式でお互い何かをみせなきゃ、という使命感みたいなものが伝わってきた。
・ (船木とは)まったく接点がないまま自分はプロレスラーとして終わっていくと思っていたんですが、何が起こるか分からないというか、本当に1年前には想像もつかないことが起きているわけじゃないですか。自分の中で尊敬している先輩に僕の名前を出して頂いたことは光栄に思います。
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ボクの知り合いに、「中邑真輔」からプロレスファンになった女性がいるんだけれど、いつの間にかプロレスにハマって、昔の前田日明の試合(過去のビデオ)なんかも見るようになっていた。時代を超えて引き寄せるものが、昔の新日本やU系にはあるってことなんだろう。
柴田も「昔の試合を見た」ということ。山田恵一(現、獣神サンダー・ライガー)vs船木誠勝の実施は新日本マット。
鈴木みのるvs船木誠勝の実施はパンクラスマットだ。
柴田が新日本在籍時に「船木とやりたい」と上井氏に言ってたというのはスゴイ。実施に向けてどれだけ動いたのかは不明だが、今になって考えると、「まずは打診してみること、何が実現するかはわからない」となる(いや、今回もまだ実現したわけではないけど)。
プロレス復興に向けて、多くの人が「なんとかしないと」と考え始めた。元レスラーたちも例外ではないのであって、この機運というのは業界として大切にしていってほしいと思う。柴田ら若い選手に道をつくってあげるという点でも。
『東京スポーツ』1/15発売分にはこんな記事。
「何人もの格闘家輩出した聖地 前田道場復活へ」
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・ 前田道場の復活案が浮上している。すでにリングや場所についても交渉を始めている。
・ 村上和成「前田さんが毎日教えてくれる場をつくる。船木さんも加わってくれるし、環境としてこれ以上のものはない」
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こうなってくると、もはや憧れというレベルではない。自らが大きな手本とする本人から直接指導を受けていくビッグマウス・ラウド勢。レスラー冥利につきるだろうし、逃げ場がない状況に追い込まれるキツさもあるだろう。
いきなり答えが出るわけじゃない。この高まり続ける期待がビッグマウスという潮流の魅力であり、これからもますます注目していこうと思う。
■□T.SAKAi
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