柴田勝頼を弁護する/BML旗揚げ第2戦感想
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12・29ビッグマウスラウド旗揚げ第2戦、後楽園ホール決戦。会場観戦しましたが、感想を記しておきます。どうやら高山善廣・船木誠勝の解説が厳しかったようだけれど・・・
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カクトウログの速報におつきあいくださった方、ありがとうございました。
・ 速報/12・29ビッグマウスラウド旗揚げ第2戦、速報観戦記まとめ(カクトウログ)
・ 速報/柴田が小島の前に撃沈 有終闘飾れず 前田氏が新日本に宣戦布告(スポーツナビ)
まとめ記事も出てましたよ。
・ 詳細トピックス/柴田が小島の前に撃沈(スポーツナビ)
試合はしっかり観ながら速報も入れてるんで、写真はいつもショボい。ご勘弁を。では、写真と一緒に振り返りましょう。
↓かつての新日本の“前座の力道山”ドン荒川のコンディションはよかった。木戸の関節技を切り返す場面も。コミカルさとシリアスさをミックス
↓新日本の後楽園ホールで橋本真也に椅子攻撃を仕掛けたことがある栗栖。この日も椅子攻撃は冴えていた。「振り下ろし」に手抜きなし。逃げずにすべて受けた臼田もスゴイ
↓斉藤彰俊は、試合前に「スポーツドリンクを持ってきました」と言ってウイスキーを差し出す。呑もうとする藤原喜明を山本小鉄レフェリーが制した
↓上井氏推薦の試合、AJスタイルズが吼える。序盤の両者の動きは良かったが、途中から動きが止まった。BMLのリングにそそぐ目はハードヒットを求めている。その中で「スタイルが違う」「スタミナが切れた」の二重奏・・・声援は途絶え気味だった
↓BMLの大旗が南側観客席を覆う。旗揚げ戦から続く演出。この後に「キャプチュード」のイントロ・・・でも、ほとんどのお客さんはそれが前田日明登場のイントロとは気づかない。思わず真っ先に「マエダッ!」って叫んじゃいました(笑)
↓リング上で挨拶した前田、そしてボクサーの奈須勇樹選手。2人がBMLマスコットガールから花束を受け取る。この日は船木誠勝のリング登場はなし
↓メインイベントとのコントラストがハッキリ。村上和成のこの日の担当は“荒れた”試合。新日本時代と違っているのは、村上はヒールじゃないこと。しかし、表情で組み立てる。村上は、ビッグマウスラウドのファンと一緒に立ち上がっていく。今回は決着もいったんついた
↓ビッグマウスラウドのエース、柴田勝頼の目の前に2005プロレス大賞MVP小島聡が立ちはだかる
↓第2次UWF、リングスと“前田日明のいる”団体を渡り歩いてきた古田リングアナ。独特のアクションで小島と柴田を紹介。少し間をおいて、レフェリーもコール「キョーヘー」コールの引き出しに成功だっ!
↓小島が柴田に張り手を見舞う。全日本プロレススタイルだったのかもしれないが、“質の高いプロレス”がここにはあった
↓アウェーのリングで勝者・小島が仁王立ち。攻撃時間は柴田の方が長かったが、それも含めて自身のプロレスを貫徹した
↓ビッグマウスラウド旗揚げ第2戦へのボクなりの祝儀っていうのと、パーカーがほしかったので1万円の福袋を買う。前田日明の写真が2枚。ドン・ナカヤ・ニールセン戦のもの、前田の若かりし頃の写真。ということは・・・
↓そう、「当たり」。前田日明と2ショット記念撮影ができる。シャッターを押してくれたのは石川専務。「週刊 前田日明」編集長と前田日明本人、今年2度目の遭遇&シェイクハンド。改めて前田の手の平のブ厚さに圧倒された
↓その後も高山善廣、船木誠勝らのコメント撮りは続いていた。スベリ込んでパチリ
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高山と船木のコメントは厳しかったようだ。こちらのブログでていねいに再現してくださっている。
・ リングアウト: 船木と高山の厳しい指摘 BML12.29後楽園大会感想
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・ 高山「全体というかメインがすべてだよね。(柴田の戦いぶりは?)柴田の戦いじゃなかったでしょ。今日は小島の戦いだった。途中から(小島が)もう自分のリングを守る王者の顔になっちゃったもんね。それはおかしい話じゃん、ビッグマウス(のリング)なのに。だから最後に全日本になったって俺は言ったの」
・ 船木「大会全体は旗揚げの時とそれほど変わらないと思うんですね。今回正直メインだけだと思うんですよ。目新しいというかそういったものが。メインが結局小島選手に乗っ取られてしまったので、全然今日は一歩も進んでないと思いますね。逆にその実験が出来るはずだったんですけども、逆に実験されてしまったのかも知れませんね。だんだんその頑張るけどもそこまでしか出来ない柴田っていうのに飽きてくると思うんですよ。ファンが。そこまで何年も待ってくれないですから。おそらく前田さんも控え室で怒ってるんじゃないですか」
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前田さんも怒ってるかな・・・前田と握手したボクは怒ってないぞ(笑)。高山や船木のような感想を持つファンも多いでしょう。そういった批判を受けることが、ビッグマウスラウドに上がるレスラーたちの運命。
高山や船木の反応は、プロレス界の先輩、ご意見番として正しすぎる意見。はっきりと理想を指し示しているし、こういった“経験者のストレートな意見”を受け止めていくのがビッグマウスラウドという団体の特殊なところだ。かつては、新日本プロレスでは自然とそれがあった。前座でいいかげんな試合をしたら、先輩レスラーやコーチに竹刀でヤラレル。現在、柴田がそんな目にはあっていないが、公然で言葉で攻められるシチュエーションは、ある意味“竹刀”よりキツイ。
プロレスにはいろんな技術が求められる。前田日明の口から出る注文だけでも「リズム感が大切」「噛みあうとつまらない」と多様なものがある。それをたった1試合で引き受ける立場となった柴田勝頼。
全うした柴田。ボクは見届けた。
柴田の中には前田とは違うモノサシが当然あるし、今回見せた試合が柴田なりの着地点。出来不出来の自己評価は現時点ではわからないが、ひるまない柴田を見せつつ小島スタイルも現出させた。
船木あるいは前田がそんなに素晴らしいプロレスをしていたかというとそうじゃない。高山だって当たりハズレはある。柴田がやりたいプロレスをビッグマウスラウドファンがどれだけ受け入れるかはまだまだわからない。けれどもボクの目には、柴田が理想にえがくプロレスをかなりの完成度で実行していたと映った。「噛みあうとつまらない」と言われるかもしれないが、お客さんを満足させるプロレスを柴田はやり切った。
まだ実験段階、ビッグマウスラウドの答えは出ていない。その中で、自分なりに出している答えに近づく闘いを柴田はやった。
もちろん、ビッグマウスラウドとしての答え探しは続く。解説陣やファンから厳しい注文を受け続けて少しずつ着実に前へと向かっていく。ファンと一緒に答えを探していく。ビッグマウスラウドをみるっていうのは、そういうことなんだろうとボクは思っている。
そう考えると、高山や船木のコメントも、“想定内”で“お約束”なような気さえしてくる。もっと違った、踏み込んだコメントが少しほしかったとさえ思うのだ。
前田は会社が発表した福袋当たりファンとの握手というイベントを実行した。柴田は(大会前に表明した通り)実行しなかった。小島との試合に対するリスペクト。譲れるもの、譲れないもの。柴田なりのスタンス。柴田やビッグマウスラウドに向き合うことは、こんなに面白い。
あと、この日の旗揚げ第2戦のパンフレット、とっても「語り」が詰まっていた。上井文彦氏、船木誠勝、前田日明それぞれのページあり。これについては、後日取り上げたい。
■□T.SAKAi
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