安沢明也が引退
「人に元気とか夢を与える、そういうものがもう気持ち的にできない」。新日本プロレスの安沢明也(25歳)が引退を表明した。『週刊ゴング』がNo.1109(2/1号)で独占インタビュー・・・
* * *
インタビュー内容から。
##
・ 昨年末から安沢の退団は一部で公然の秘密だった。
・ 「(辞めようと思い始めたのは)去年の9月に新潟でやったIWGPジュニアタッグのタイトルマッチが終わってから。その後、急に会社が・・・。そのときに考えた。僕はいろんな意味でプロレスをやれる人間じゃない」
・ 「気持ちの面でも燃え尽きた。体重も激ヤセ、80キロぐらいしかない」
・ 「(辞めた後は)まだ具体的にはきまっていないが、料理関係の仕事を考えている。料理が好き。プロレスラーって40歳ぐらいになって辞めても、他のこと何もできないじゃないですか。自分は早いうちに辞めるっていうのを選んだ」
・ 「ホントにプロレスに入ってよかった。18歳で東京に出てきて、新日本に入るまで4年掛かって、入って3年。プロレスラーになることより入門することに目標を置いてた。入ったときに、何を目標にしてやったらいいのかわかんなくなった。ダラダラやっているうちにプロレスが面白くなったけど、今でも目標がないままやっている」
・ 「いろんな経験ができましたし、人間的にもすごい成長ができた。自分の考えてるプロレスって人に元気とか夢を与えられるもの。そういうものがもう気持ち的にできない。応援してくれた人にはホントに感謝しています」
##
確かに年末の後楽園ホールで「やせたんじゃないか」とは思ったが・・・。いろいろ考えてたようだ。
特にゴタゴタに巻き込まれたわけじゃない。燃え尽きた、前向きに次の仕事を選んでいく。“卒業”でもあり、“転職”でもあり。ゴングの写真は雨降りの中で傘をさしていたものだったが、コメント内容はさわやか。プロレス界かくあるべしという気持ちも感じられる。
デビューしてから2年半。学年としては中邑真輔の1つ下。
・ NJPW OFFICIAL WEB SITE プロフィールより
##
アンザワ アキヤ
本 名:安沢明也
身長/体重:175cm/88kg
生 年 月 日 :1981年1月9日生
出 身 地:新潟県出身
血 液 型:A型
デビュー :2003年9月21日
小さい頃からプロレスを見てレスラーの強さに憧れ、高校時代から柔道を始め初段を取得。高校卒業後、浜口ジムで半年間トレーニングを積み、2002年11月新日本入門テストに合格。約10ヶ月間の厳しい訓練を経て、2003年9月21日相模原大会の田口隆祐戦でデビュー。2004年1.4東京ドームでは第1試合に出場するチャンスを得て、気迫を前面に押し出した好ファイトを展開した。4月の第9回ヤングライオン杯でプロ初勝利を挙げ、翌年の第10回同リーグ戦では同期である後藤、山本、長尾から白星を奪取、3位という好成績を残した。
##
同じ新日本の後藤洋央紀は安沢選手の出発を応援。
・ 後藤洋央紀「何はさておき、今日のひろおき。」:契約更改
##
ゴングに安沢引退の記事が出ていました… あいつとは同期で寮の部屋も同じだったので寝る前二段ベットの上と下でよく俺の馬鹿な話に付き合ってくれたものです。
できればもっとバチバチやり合いたかったけどな…
とにかくあいつには新しい夢がある!次の目標に向かって頑張れ!!安沢と俺はこれからもずっとライバルです。ありがとう!!
##
安沢選手は小柄で細身。立ち向かっていく姿に感情移入しやすく、声援も集めていた。ヤングライオンらしい選手だったと思う。大成するんじゃないかとも思っていたから残念。でも、次のステージでの活躍を期待しましょう。
安沢選手、今まで闘いをありがとう!
■□T.SAKAi
[この記事に1票/人気ブログランキング]
= 事実誤認・誤字指摘メール =
左サイドバーのココログマーク下から直通メール→大変助かります。
カクトウログへの苦情やご希望もお寄せください。
===========================
[カクトウログ■TOPページに戻る▲]
« 5紙が報道、前田日明スーパーバイザー辞任劇 | トップページ | テロリスト、過激な表現は控える/BML情報 »
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: 安沢明也が引退:
» プロレス下流社会の到来 [犬にかぶらせろ!]
新日本プロレス入門から3年。まだ25歳の若手選手が、先日引退を表明した。理由はさ... [続きを読む]