第2後楽園ホールの臨場感、2008年春誕生
プロレスファンの聖地といえば、水道橋の後楽園ホール。近くにひとまわり大きい新ホール、正式発表となった。
2年後に誕生。本日、2/2に起工式。
・ MEETS PORT(東京ドームシティ公式サイト)
・ 08年に第2の後楽園ホール誕生(ニッカン)
##
・ 後楽園ホールの目と鼻の先に、新イベントホール「MEETS PORT」が08年春に誕生する。収容は最大3120人。今後も従来通り使用する格闘技の聖地・後楽園ホールより約1000人多く、ボクシングの世界戦などを開催予定だ。またスポンサーを募ってネーミングライツを導入し、ホール名も変更していく方針。あす2日に着工する。
・ 多様なニーズに応えることが可能となった。コンサートなどにも対応できる、最新の音響設備が導入される予定。入場の音楽が重視される、現在の格闘技界にとって重宝されること間違いなし。また客席やステージ配置も、コンサート仕様の劇場型に変更可能。スクリーンを設置する団体などには好都合だ。しかも最後尾の客席からリングまで、後楽園ホールと同じ25メートルと、臨場感は変わらない。
##
こちらに、よりハッキリした写真と補足解説が。
・ 東京ドームシティにライブホール…平成20年開業予定(サンスポ)
##
また規模だけでなく、3階席からもステージまで25メートル以内と、臨場感も確保した設計となっている。
##
後楽園ホール名物のバルコニー(立ち見。手すり前は早い者勝ち)はないんだけれど、スタンド席が3階まである。バルコニー感覚が感じられる“座席”があるっていうのは、けっこう楽しみだなー。
後楽園ホールは、観客からの視線が近い。刺さるような中でレスラーは闘っていく。ヤジもダイレクトに聞こえる。他の会場とか違う緊張感の中で、極限の試合が生まれる。“第2”の方はオシャレになっていくようだけれども、名勝負が生まれる土壌としての緊張感はあってほしいと思う。
いろんなサイトを見てたら、こんな意見が。スポンサー企業がネーミングライツ(命名権)を持つことについて。
・ 悲しきアイアンマン: “第2後楽園ホール”は命名権売却で何ホールになるのか?
##
例えば名称が佐川急便ホールになったとしましょう。レスラーはマイクで「次の後楽園で決着付けてやるからな!」なんてよく言いますけど、それが「次の佐川急便で決着付けてやるからな!」ってなことになるわけです(苦笑)。
「佐川急便で血まみれにしてやる!」
「佐川急便がお前の墓場になるからな!」
・・・こりゃ企業イメージ悪くなるかもしれませんね。
##
笑った。■□