前田日明のUWF物語は完結せず/2・26BML徳島
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携帯からの速報記事、“試合順”に並べ替えてひとつにまとめました。速報におつきあいいただいた方、ありがとうございました!
・ カクトウログ: 2・26ビッグマウスラウド徳島市立体育館、速報観戦記まとめ
「2・26徳島大会がラストチャンスだ!! オレは船木を連れて行く。納得できない内容なら2人で新しい道を選ぶ」
BMLスーパーバイザーを辞任したものの、BMLへの協力を継続するか否か。その査定として前田日明は2・26ビッグマウスラウド徳島市立体育館に来場したはずだったが、発言はいきなりショッキングなものだった。
携帯サイト「プロレス・格闘技DX」より、前田日明の言葉を追う。
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=リング上でのマイク=
今日は査定で来たわけではありません。上井さんに『新しいストログスタイルをつくっていく気があるのか』と問いかけたところ『そのつもりはありません』とのことでした。
今のプロレスのダメさかげんもそうですが、BMLにも相当ガッカリしました。ファンのみなさんに期待させて、夢を持たせてすみませんでした。
=控室コメント=
・ (今後は?)僕は元いた場所に帰るだけですよ。正直言って、真の意味でのストロングスタイルって部分だったら協力できるんですけど、自分らが現役じゃない以上、やる方に覚悟がなかったら無理ですよね。
・ (船木と新しく自分たちでやる?)いや、団体とかそういう考えは全くないんですよ。ないんですけど、船木にしても自分にしても育てている選手がいるんで、そういう選手たちを鍛える場をつくりたいなと。日本人選手が総合の重いクラスで勝てなくなっているんで、ヘビー級でトップをとる選手をつくるジムがあったらいい。
・ (UWFスタイルというのは)あくまでもビッグマウスラウドのためだから。原点回帰をめざしたUWFスタイル、あれは実験の途中だったんで、その先をみて、世界最先端のプロレスができると思ったんだけどね。
・ 上井さんに『独自スタイルはできません』って言われた以上、できないですね。(別離への)決定的になったのは東京ドーム。絡んでも意味が無いじゃないですか。どうしてもやるんだったら、このままじゃダメ。相手の腕を折るとか、そういうことをさせるつもりはないんですよ。ノーコンテストで帰って来いよと。そしたら2人ともプロレスやってるんで。村上なんか1、2、3でしょ。柴田なんかみたら顔面さえも蹴れない。29日の後楽園で柴田も村上も『わかりました』って言うから間違いないと思ったんだけど。
・ 1月4日、俺は行こうとした。でも『来なくていい』と。自分が来たら困るような話し合いでもされてたのかなって。今の新日本の状況も、上井さんシンパの人がやっている。その人たちができなかった話もあるし、上井さんからオーダーしたって話もある。結局上井さんがプラプラしてる。新日本も変わって、新日本憎しだったのに、敵じゃなくなったからね。
・ (最終的にいつ決断した?)新聞発表の後ですね。『上井さん次第ですよ。スーパーUWFスタイルをやるつもりだったら、(自分が)離れることはない』と。用意はいつでもできてました。柴田もやっているし、村上も総合的な部分があるし。要するにリングスの仲間とか、海外にも強い選手がいる。どこのプロレス団体と絡まなくても独自の路線でやっていけますよ。
・ 何度も言うように、スーパーUWFスタイルというのはビッグマウスラウドのために考えたスタイルであって、自分らは総合に向いてるんですよ。
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自分たちのプロレスを確立する途中でもある柴田勝頼や村上和成に、のっけから独自スタイルを求めるのは無理があった…と言えばそれまで。
独自スタイルへと踏み出す器量はないのに、前田日明にスーパーバイザーを頼んだことに無理があった…と言えばそれまで。
もともと前田シンパのボクは、この1年でビッグマウスラウドも大好きになった。だから、カンタンにどっちが悪いだなんて言えない。
ただ、自分たちの志とお客さんのニーズの間に決着をつける「プロレス」というのは、かなり難しいジャンル。責任を取ろうと思ったら、他の誰でもない、自分が信じた選手・協力者に頼るしかない。それが、上井氏にとってはかねてからのプロレスラーとのつながりだったんだろうし、前田にとってはリングス絡みと船木だった。極論すると、そういうことだったんじゃないか。
前田が育てている選手というのは、所秀男以外にいるんだろうか? 船木が育てているのは、柴田勝頼の他にいるんだろうか? 特に、上井氏と船木の両方を慕っている柴田はどう決断するのか? このあたりは気になる。
前田以外の、大会でのコメントを追う。
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村上和成
「前田さんからは決別されたけど、俺らは俺らのプロレスをやっていく。リングに上がって喧嘩をするプロレスが俺らの求めているスタイル。それを貫く」。
永田裕志
「村上、さぞ残念だろうね。徳島という大事な土地でこんな結果に終わって。これだけのお客さんが来てくれたのに、水を差された。
(前田日明について)その件について一言、言うなら、『世の中に前田日明はいらない』。それでいいでしょ。今日は怒りだけで戦って、どうしようもなくなった。村上は悔しい気持ちを全て俺にぶつけてきた。怒りだけで試合を壊してしまってお客さんに申し訳ない」
柴田勝頼はノーコメント
上井文彦氏
「1・4が終わって前田さんの留守電を聞いた時点からこうなることは覚悟していた。当初徳島にも来られないということだったので、村上と柴田と3人で営業もやりましたし。これから“新生BML”をつくっていく。前田さんは前田さんの道を進んでいってほしい」。
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村上はもう、上井氏とやっていく覚悟を決めている。柴田は口を開かず…。
大きな目で見ると、前田が危惧していたように、BMLの新日本プロレスへの合流が始まっているのかもしれない。
総合格闘技にも勝てる選手を育てる。新日本プロレスの道場の復活。前田イズムのプロレスへの注入。すべて無理だったということか…。ただ、その無理なものを追いかけていたことは最高に興味深かった。
HERO’Sに専念していくという意味ではすっきりしたんだろうけれど、あえてこういう言い方をここではしておく。
前田流UWFは、ここに完結せず!
■□T.SAKAi
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前田、プロレス界と絶縁!ビッグマウスラウド(BML)のスーパーバイザー辞任が報じられていた前田日明(47)が26日・徳島大会のリング上で、初めて自らの言葉で上井文彦・BMLプロデューサーに決別宣告した。この日、徳島で現役復帰が予定されていたという船木誠勝(36)もリングに上がり「(BMLと)たもとを分かつ」と追随。前田という“命綱”が切れたBMLは、団体存続の危機に直面した。
綱渡り状態だったBML側との関係が決定的に悪化したのは、村上と柴田が参戦した新日本1・4東京ド... [続きを読む]
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