「スーパーUWF」構想を追え!【週刊 前田日明】
pick up 3・5ノア日本武道館最新対戦カード┃4・9ディファ有明。浜中出場辞退で、金原弘光パンクラストーナメント参戦┃さあ!今日から@金本浩二┃所、“ヴォルク・ハン魂”で名勝負再現だ
前田日明が足りない世の中に、とことん前田日明を発信してみる。毎週日曜日は、前田日明関連の動きをできる限りカクトウログが追う「週刊 前田日明」の日です。連載第23回・・・
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情報をキャッチしていながら、最新1週間(月曜から土曜まで)で取り上げなかった前田日明&ビッグマウスの話題、あれば翌週送りせず日曜にまとめる。あと、1週間で取り上げた前田関連記事、主要記事リンクも再集約しておくことにします。
(週刊前田日明バックナンバー →「週刊前田日明」参照)
この連載を毎週見ておけば前田関連の動きは逃さない!
理想はそこですが、どうなるか。
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これまで役員あるいはスーパーバイザーであったが、2・26ビッグマウスラウド徳島大会で、ビッグマウスラウドとの訣別を正式に表明した前田日明。大会中の挨拶で、前田がやりたかったことは「スーパーUWF」であることが明かされた。
これまでビッグマウスはどこに進もうとしてきたのか。これからビッグマウスはどこへ進むのか。関係者の証言、希望、推測を追ってみる。
携帯サイト「kamiproHand」3/2更新分、金沢克彦氏の「やがて鐘は鳴る」から。第14回「幻のスーパーUWF構想!?前田が去って四天王参戦か?」
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・ (ビッグマウス代表・上井文彦氏)「この1年は、前田日明の人物像を再確認した。やはりユニバーサルで一緒にやっていた頃とは違っていたというね。前田さんは『上井さん、どうしてこんなに変わったの?』って。それは僕が老けたこともあるんだろうし、前田日明は頑固な前田日明のままだったということになるのかもしれないし。前田さんは、1回プロレスを壊さないと変わらないんだと。僕は、今の業界は手を取り合っていかないと復興できないと。
・ 前田は自身が言うところの「スーパーUWF」で実験を試みるつもりだった。噂によると、前田がそこに集めたかったメンバーは、
田村潔司、山本宣久、成瀬昌由、高阪剛、金原弘光、
ジョシュ・バーネット、ティト・オーティス
と錚々たる面々。ただし、過去の前田との関係がネックとなる選手もいるし、実際に交渉するのは上井氏の役目。とても一朝一夕にいくものではない。もちろん、そこに
柴田勝頼、村上和成、“復活”船木誠勝
が名を連ねる予定であったのだろう。
・ 船木復活が幻に終わるなら、これほど残念な話もない。本来であれば、2・26徳島を皮切りに、キャンセルした3・20大阪(大阪市中央体育館サブアリーナ)、3・22後楽園の3大会が船木復活シリーズとなる予定だったのだ。とにかくBMLは柴田&村上と上井氏が一枚岩となって、再び荒波に漕ぎ出していくことになる。「22日は、柴田が門馬(秀貴)選手を迎え撃つことになるでしょう。新日本と?いや、僕らは独自にやっていきたいし、もちろん前田さんがいなくなったデメリットはありますけど、逆にメリットの部分もあるんじゃないかと。それを思った時、原点である最初の構想が蘇ってきつつあるんですよね」。上井氏の一言がまさに最大のヒントとなる。原点の構想とは、ズバリかつての外敵四天王をさすのではないか。
・ 新日本3・19両国の追加カードとして突然発表された棚橋vs柴田の一騎打ち。上井氏に聞くと「すいません、ノーコメントにしてください」と素っ気ない答え。うーん正直いって何か取って付けた感もある1・4の再戦カードだ。ムード的にはドタキャン騒動で波紋を呼んだレスナーvs藤田に似てなくもない。その轍を踏まぬよう願うばかりだ。
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・ 小佐野景浩氏、プロレスコラム
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第45回 前田&船木のBML撤退に想う
・ 「21世紀のストロング・スタイル、スーパーUWFをやるというからBMLに協力したが、上井さんはここにきて"できません"と言う。ファンの皆さんに期待を持たせて申し訳ないという気持ちがあるが、できないのなら元居た場所に帰るだけ。今のプロレスの駄目な部分、至らない部分から1歩も出ようとしないBMLにはガッカリした」
というのが前田の言い分だった。前田は冷静だった。新しい記者を知らないだけに、かつてU系担当で今は週刊ゴングのプロデューサーになった杉本喜公氏、新日本の若手時代から知っている私の顔などを見ながら、誠実に、理解を得ようとコメントしていたのが印象的だった。前田はプロレス・ファンに対してプロレス界から去ることを心底、申し訳なく思っているのだと私は感じた。
・ だが、これ(スーパーUWF)は現実的には、やっぱりできないというのが上井氏の本音だっただろう。純血メンバーでスタートしなければ新しいスタイルは作り出せない。だが所属選手は柴田と村上だけ。今のBMLの興行は他団体やフリーの選手の協力がなければ成り立たないのだ。彼らにスーパーUWFスタイルを強要するのは無理な話である。
・ 私は思う。上井氏がビッグマウスを立ち上げた時に前田を担ぎ出したのは、スタイル云々ではなく、あのUWFの、かつての新日本の熱を取り戻したかったからだと。そして前田はUWFで完成できなかったプロレス・スタイルを確立しようと思ったのだと。当然、そこには意識の隔たりがある。足並みが揃わなくて当然なのだ。
・ 今後のBMLはどうなるのか? これはもう、柴田勝頼しかいない。柴田とカラエフの試合は、プロレスや格闘技の知識がない人間が見ても面白かったと思う。体重が倍近く違う同士の力VS技の攻防は実にわかりやすかった。BMLの今後のスタイル=柴田である。柴田が続ける実験が、そのままBMLのスタイルとなっていくのだ。その成長過程を見るのが、今、私は楽しみである。
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3/3更新分、上井文彦氏のメッセージ。動画音声から。
・ BIG MOUTH LOUD OFFICIAL SITE | 動画
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・ 前田さんは「なぜこんなことができないの?」っていうふうにボクらのことを観ていると思う。でも、そこは「超一流」と「一流」の差で、前田さんのように超一流ならできることが、発展途上のBMLでは実践できない。理論がわかったとしても、こなせない。ボクらがそこまで到達しない。その辺のジレンマは感じます。
・ 前田さんが示す頂上には、まわり道をしてでも上がっていきたい。ただ、直線で上がるか、グルグルまわって上がっていくか。前田さんは直線で上がれる人。ボクらは迂回しながらじゃないと着けない。
・ 前田さんは他のプロレス団体とかかわることには「NO」だった。ただ、昨年1年間についてはってことで12月29日までは黙って観てくれてたんですが、今回は1月4日のことをきっかけに、2月からは(BML)単独でやったほうがいいと言われてましたんで、それに背いたボクが悪いと思うんですけど、本来徳島でやるべきものができなくなって、マッチメイクで苦労しているのは事実。
・ ボクはまぁ、言っていいことかどうかわからないですけれど、やっぱり起こした当初の理念に基づいて、天龍さんとか高山選手とか、鈴木みのるさんとか佐々木健介選手とか、いわゆるボクが(新日本プロレスマッチメイク担当時代に)土下座外交したといわれている選手を、もういちどビッグマウスラウドのリングに(呼ぶために交渉を再開したい)。まだ一度もあげてませんから。W-1は別物ですから。W-1が消滅したのはボクの責任だと思いますけれど。ビッグマウスラウドのリングにその人たちを上げたい! 上げないと気持ちが収まりませんよね。その点では、まだ(BMLは)10点もできてない。
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前田日明はやはりかつての新生UWF、リングスの選手を中心に集めたかったようだ。彼らは現代の総合格闘技も経験したことで、それぞれ進化はしている。顔ぶれが揃えば、それだけである程度“スーパー”なものにはなっただろう。さらに前田が方向性を打ち出して仕切っていくことで“スーパー”と多くのファンに思ってもらうものを目指していたんだろう。
さらに言うなら、この流れに宇野薫や所英男も入れたかったんだと思う。
ただ、構想があれば面子が揃うわけではない。候補選手には、現状でPRIDEに出ている選手もいる。2月からいきなり実施は無理があった。これ以上は、もう上井氏と前田の間の“空気”が流れをつくっていったんでしょう。上井氏からすると、前田に猶予はもらえそうになかった。かと言って徳島大会に穴を開けるわけにはいかない。苦渋の決断。
今後のビッグマウスはどうなるんだろうか?
上井氏は、天龍源一郎、高山善廣、鈴木みのる、佐々木健介を上げいきたいんだという。上井氏自身が何度も口にしていた「第2新日本プロレス」構想を本格化させる。新日本プロレス時代には、上井氏は「新闘魂三銃士(中邑真輔、柴田勝頼、棚橋弘至)vs外敵」でマッチメイクしていた。
どんな“敵”が来ようとも、ビッグマウスからは柴田と村上が迎え撃つという図式はこれからも続くだろう。しかし、それは「実験」としてはモノ足りない。単なる世代間闘争、団体vs外敵だけでは、スリリングな闘いにはならない。
ひとつは“闘いっていうのはこうやるんだよ”ってことを示す第3勢力がほしい。ポイントはもちろん“U”の匂いである。船木誠勝だったら話題性もあったんだが、無理だとしても成瀬昌由や鈴木みのるらに刺激を与える存在として参入してきてほしい。
Uスタイルvs天龍チョップといった「プロレスが勝つか、格闘技が勝つか」のようなイデオロギー闘争を実験の核にしてもらいたい。
実験とは、答えがわからないものなんである。おのずと、予定調和的な要素は少なくなっていく。ぶつかっていく中で、柴田や村上が答えを見つけていくリングにしていってほしいと思うのだ。
もちろん、エースである柴田は、vs総合選手、vsK-1選手という“より荷の重い”実験の担い手として期待されていく。第3勢力との共闘も必要だろう。
そして気になるのは、前田と船木の動向だ。前田とBMLは関係が切れたとされているが、現時点までの情報では船木と柴田は一緒にトレーニングしていく関係。
そこにある“空気”を、『週刊ゴング』No.1115(3/15号)から確認。2・26バックステージでの記述を当サイト再掲。
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・ 柴田の試合を観たがっていた船木だが、前田に呼ばれ、セミ直後に会場を後にした。
・ 前田は帰り際、握手を求めに来たファンが「UWFの火を消さないでください」というと、ニヤリと口元に笑みを浮かべ、こう言った。
「大丈夫や、心配すな。ダイヤモンドは傷つかんのや」
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エースである柴田には、ダメもとでもいいから、船木担ぎ出しへと動いてほしい。船木にも前田に「BMLに試合としては出たい」と申し出ることを期待したいんだけれども、ムリだろうか。
第1次UWFも新日本プロレスも経験した上井氏だからこそ、きっと実験は継続してくれるとボクは期待している。外敵四天王参戦がゴールじゃない。全日本だってノアだって、健介らが入ってきても揺るがない世界観がある。新日本に外敵勢が上がっていたときには、新日本の世界観が弱かった。外敵四天王は歓迎だが、ビッグマウスラウドの世界観をもって迎え撃たない限り、未来はない。
明るい光は、安易な新日本との交流はしないという上井氏の指針に少しだけ見え隠れしている。
結果的に、生まれるものが上井流あるいは柴田流「スーパーUWF」になるかもしない。自分たちの中で実現してやるくらいの気概で前田を見返して欲しい。そう思うのだ。
一方、現時点で、前田の「大丈夫や、心配すな。ダイヤモンドは傷つかんのや」という発言意図は不明。カクトウログとしては、よっぽどのことがない限り前田日明は追いかけ続ける。ただそれは、“前田側”につく・つかないとかそういうことじゃなくって、“前田的”なことをプロレス界の中に探して追いかけるってこと。
今週の【週刊 前田日明】はここまで。
次週も前田日明を追いかけます!
● 前田日明&ビッグマウス関連 ●
※先週、連載をお休みしましたので2週分。
↓前田氏とは火曜日まで一緒に練習する予定で、対戦相手のビデオを見た上で2人で対策を練りあげる・・・
・ 所、ヴォルク・ハンになる!?=3.15HERO’S(3/4 スポーツナビ)
↓前田日明「最初は取材したいと言ってきた。それが、自分の知らぬ間に勝手にリングス・オレゴンとかいう組織を作るとかし始めた。でも、話を聞くと、米国の選手と、ちょっと友達というだけの話だったんで、『勝手なことをするな!』と怒った記憶がある」・・・
・ 永田メールのフリー記者は超ヒール、前田日明“被害”(3/3 ZAKZAK)
↓前田日明「柴田が自分のスタイルの完成に近づけたか?柴田が何をやろうとしているのか分からないので、それは分かんないよね。主張が無いのは悲しいオカマ、男はどんどん主張して、大いに大言壮語して実現すればいいんだよ」・・・
・ 今夜が山田 (柴田勝頼をヲチする):主張がないのは悲しいオカマ 2006年03月02日
・ カクトウログ: 棚橋弘至vs柴田勝頼、再戦決定/3・19新日本プロレス両国国技館 2006.03.02
・ 【HERO'S】3・15所英男 前田日明直伝のゴッチ裏技で勝つ! (2006/03/01 GBR)
・ カクトウログ: 船木誠勝、プロレス界への恩返しはあるか 2006.03.01
・ 前田日明のBML決別宣言について。(2006年02月28日ターザンカフェ)
・ カクトウログ: 前田日明のUWF物語は完結せず/2・26BML徳島 2006.02.27
・ カクトウログ: 2・26ビッグマウスラウド徳島市立体育館、速報観戦記まとめ 2006.02.26
↓前田日明「所とは毎日一緒にトレーニングやってるんだけど、体重2キロ増えたよ」「そう、それで“世界最強の男は『HERO'S』が決める”ってね(笑)!」・・・
・ 3・15をズバリ斬る! 前田日明★独占インタビュー「世界最強の男は『HERO'S』が決める!」(2/24HERO'S公式)
↓ビッグマウス石川専務のサイトに前田日明の書き込み?「プロレス(演技)にはもう飽きた。戦いの場は総合にあり。BMLよ、道を踏み外すな。」・・・
・ カクトウログ: 前田日明、プロレスに飽きた? 2006.02.23
・ 《今年はオレらが主役でいいじゃん★インタビューSP》全治半年の重症、復活… 山本宜久が『愛』で闘う!!(2/22HERO'S公式)
・ カクトウログ: ビッグマウスラウド公式サイト 2006.02.20
・ 永田 BML上井氏を“姉歯”呼ばわり(02/22 デイリー)
・ 元リングス ジャパン 滑川康仁選手・ゴールイン!2006.2.12(日)格闘メディカル協会
・ 前田氏「まだまだいい選手はいる」ZST.9(02月18日 スポーツナビ)
↓所英男「あこがれのリングスでは、みんな毎月試合をしていた。毎回顔を出して、楽しませるのがプロ。今日はプロとして情けない」・・・
・ 所黒星発進「プロとして情けない」(02月18日 ニッカン)
↓週刊前田日明バックナンバー、カクトウログ前田日明記事、関連サイトリンクはこちらで
・ 週刊 前田日明 ~unofficial~
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