「前田さんの復讐を僕は支えられなかった」上井文彦氏【週刊 前田日明】
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前田日明が足りない世の中に、とことん前田日明を発信してみる。毎週日曜日は、前田日明関連の動きをできる限りカクトウログが追う「週刊 前田日明」の日です。連載第36回のラインナップ▼「復讐を僕は支えられなかった」上井文彦氏▼HERO’S会見に前田日明が登場▼6/30(金)深夜に前田日明がテレビ出演▼6/25に前田日明出演のDVD「悪 WARU」発売・・・
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ずっと時間がなくって、3日遅れですが…ムリやりでも更新すればええんや! 今度の週末はPRIDEもあるんで、更新不可能だと思うし。
情報をキャッチしていながら、最新1週間(月曜から土曜まで)で取り上げなかった前田日明&ビッグマウスの話題、あれば翌週送りせず日曜にまとめる。あと、1週間で取り上げた前田関連記事、主要記事リンクも再集約しておくことにします。
(週刊前田日明バックナンバー →「週刊前田日明」参照)
この連載を毎週見ておけば前田関連の動きは逃さない!
理想はそこですが、どうなるか。
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2月までビッグマウスのスーパーバイザーを務めていた前田日明。前田と訣別したカタチになった上井文彦氏、こちらの本『プロレス・K-1・PRIDEヤミ裏事件簿2』(オークラ出版)で高須基仁氏にインタビューされている。
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・ 高須「まずは、前田さんとの決裂からから聞きたいと思うんですよ」
・ 上井「いや、それは話しませんよ。前田さんを連れて来た僕の責任だから。決裂したらどうなるかはわかって呼んできたんだから。前田さんに言われる分には僕は何も構わないですよ。前田日明っていう人間は、筋の通ったことしか言わないから」
・ 高須「でも、上井さんが面倒見なかったらどうなっちゃうの? 前田さんは糸の切れた奴凧になっちゃわないかね?」
・ 上井「そんなことないですよ。K-1でしっかり面倒みてもらっているから大丈夫でしょう」
・ 高須「前田さんの本音はやっぱり上井さんのところにあるわけでしょ?」
・ 上井「いや、ないでしょう。前田さんの標的はPRIDEですからね。そのためにK-1に宿借りしているだけですよ」
・ 高須「宿借りじゃなくてしっかりした後ろ盾を上井さんに求めていたと思ったんだけど」
・ 上井「後ろ盾ではないですね。前田さんは、HERO’Sのプロデューサーになるのも嫌がったんですよ。だから僕が最初のプロデューサーになって。だから、K-1の敷いたレールの通りに行っただけなんです、僕たちは。僕はレッスルワンをやりたかったのが、プロレスはどうでもいい、と、いきなりHERO’Sに鞍替えさせられて。延期した第1回のWRESTLE-1からおかしくなってるんですよ。だから、2度目の時はプロデューサーをやってないですから、僕は。(中略)
僕は自分がやっていないのにやっていると言われるのが嫌なんですよ。知らないものをプロデュースできないから。1回で降りたんですよ。1回は、前田さんに一人やらせるわけにはいかないから、と、前田さんを座らせるためにここにいます、という意図があった」
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K-1とビッグマウスは持ちつ持たれつ。上井氏と前田日明も持ちつ持たれつ。でも、どっからか狂っていった。曲がったことが嫌いな前田だから、上井氏(前田が提案した「スーパーUWF」構想を拒否)のことは許さない。だけど、ときどきは前田にも「いま自分が表舞台にいるのは、少しは上井さんのおかげやんけ」と思っていてほしいなぁ。
上井氏も“前田派”ではあるから、前田のスタンスはファンと同様の捉え方ですね。つまり「どっぷりHERO’S(K-1)」にはならない。前田リングスで始めた総合格闘技について、興行ノウハウを参考にして立ち技で開花させたのがK-1、総合で抜き去ったのがPRIDE。いつかはK-1に頼らずに…という気持ちもあるでしょう。
ただ、桜庭和志がHERO’Sに入ってきたから、「もうこの路線でもいいかな」なんて思っているかもしれませんが。
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・ 上井「僕は、前田さんにHERO’Sのプロデューサーをやらせるんだったら今回(5月3日)みたいにガンガンテレビに出させてやってください、と言いたいんですけどね」
・ 高須「今回が初めてだよな、ちゃんと映ったのは」
・ 上井「桜庭さんを紹介する時でしたけど、そういう危ないときだけ使うんかい、と」
・ 高須「高田道場にたいしての弾よけだよな」
・ 上井「でも、あれは前田さんにしてみればしてやったりですよ。最近笑っていない前田さんが会心の笑みを浮かべていましたよ。ヒョードル、ノゲイラ、アイブル、弟子の山本宜久までひっくるめて、全部PRIDEにやられてます。臥薪嘗胆だったわけですよ、この3年間は」
・ 高須「ま、リングス崩壊から足かけ4年だよな。ちょっとは恨みは晴れたのかね」
・ 上井「まだでしょう。でも、復讐を僕は支えられなかったですからね、財力がないから。ホントにPRIDEと闘おうと思ったらタマ要りますもん。選手を引っこ抜くことも、育てるのも」
・ 高須「まぁ、でもビッグマウスも前田さんのためにつくったもんでしょ」
・ 上井「いやいや、ビッグマウスは僕のために作ったんですけどね。でも、ビッグマウスの名前がここまでになったのは前田さんがいてくれたから。ホント、ありがたいなと思っています。前田日明がいなかったらあそこまで取材されることはなかったでしょう。前田日明がいたからこそ神秘性があって、何かするんじゃないか? そう思われていた部分はありますしね」
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ここのところ、前田の情報が明かされているわけではまったくないんですが、前田ファン同士の会話という、特定のファンにとっては読んでてワクワクするもの。
上井さん、前田兄さんはプロレスで支えられようとは思ってなかったと思いますよ。採算は合うようには持っていきたかったと思いますが、格闘技での収入や知名度、人脈をビッグマウスラウドに生かそうとしていたんじゃないでしょうか(想像ですが)。前田はそれほどに、ドロくさいこともやってビッグマウスのために動いてましたからね。
記事にはこの他にも、上井文彦氏のいろんな考え方が披露されている。桜庭和志移籍や柴田勝頼の今後など。インタビュー記事自体は6ページ分なので、興味がある方は立ち読みしつつ購入を判断すればよろしいかと。
なんてことを書いてたら、柴田勝頼ファンの今夜が山田さんにも記事がありました。
・ 今夜が山田 (柴田勝頼をヲチする):柴田を女性誌グラビアに
ビッグマウス関連の“語り”部分はコチラに。お互い、プロレスムック本、めちゃめちゃ買ってますなぁ。
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・ 桜庭、8.5HERO’S出陣! 時間無制限試合を要求/秋山、大山が日本代表でライトヘビー級トーナメント参戦!
(スポーツナビ)
・ ついに出陣、桜庭和志!! すべてが夢のカードとなる
(HERO'S公式)
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前田日明「実力的には、B.J.ペンと桜庭選手。経験的な部分と技術はトップクラスですから、二人の闘いはみたい」
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もう一丁。友人から携帯メールで掲載情報をもらう。なぜか22日の会見を27日に掲載しているようで。
・ HERO’Sに重量級トーナメント 桜庭、秋山ら参戦(朝日新聞 夕刊)
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22日、都内であった発表会見で、HERO’Sの前田日明スーパーバイザーは力強く言った。
「85キロクラスは、柔道でもアマレスでもレベルが高い激戦区。超一流選手が集まり、第1回がようやくできる」
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前田のコメント、この2つしか出てない・・・?
選手との記念撮影要員? そんな~。
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所は所でも、所ジョージの番組(毎週金曜25時25分)。「所さんが世の中の気になること・困ったこと・直したいこと等々、様々な問題を解決するために新しいアイデアを発信し、即実行してみる」という趣旨。こちらに、前田日明が出演する。
・ TBS『所萬遊記』に所英男&前田日明が出演/6月30日放送(ライブドア)
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TBS『所萬遊記』(毎週金曜25時25分~)6月30日放送分に、所英男&前田日明の師弟コンビが出演。番組では「所英男を世直し!」をテーマに、リバーサルジムで収録。所の復活は、所ジョージ、さまぁ~ずらの手に懸かっている!?
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ライブドア記事には前田日明の写真(ZST提供)も…スポーティな格好をしてる! 出演者との記念撮影。前田は何をやったんでしょう。所とのスパーリングが実現か!?
前田ファンは注目です。地上波登場は貴重。
さすがに足は細くなったような…。
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前田日明が処刑人役で登場。因縁の佐山聡とも共演した作品。劇場公開後、DVDになりました。
・ WARU悪 WARU - 映画作品紹介
(CINEMA TOPICS ONLINE:シネマトピックスオンライン)
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『悪 WARU』
2006年06月25日よりDVDリリース
<解説>
文筆界のアウトロー真樹日佐夫の作家生活45周年を記念し、同氏原作の人気劇画「ワル 最終章」が待望の映画化!「ワル」シリーズは、36年にわたり書き続けられてきた人気劇画。1970年に週刊少年マガジン(講談社)で連載スタート。以降「新書ワル」(秋田書店)、「ワル正伝」(飯倉書房)、「ワル最終章」(コアマガジン)と出版されているロングセラー。映像化も1973年から「非情学園ワル」、93年「新書ワル」、96年「ワル正伝」、98年「ワル外伝」と監督、主演を変え計12本製作されている。
監督にはあらゆるジャンルを網羅する引き出しの多さと独自の映像美学を持つ、三池崇史。主演の氷室洋二役に、三池監督とタッグを組んだ「ゼブラーマン」が記憶に新しい哀川翔。氷室の盟友、更級十朗役には本作の原作者でもある真樹日佐夫。氷室の最愛の美女、美杉麗子には松坂慶子。氷室を追いかける刑事、桜木瓢吉に石橋凌、そして萩原流行、袴田吉彦、吉野公佳、ガッツ石松、岡田真澄などが脇を固める。更に格闘技界のカリスマ前田日明、初代タイガーマスク佐山サトルなど、異色のキャストが参加。新たな三池ワールドが誕生する。世代を超えて語り継がれる、孤高の壮絶なる戦い。その伝説の物語がここに完結する。
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・ カクトウログ: 前田日明が処刑人役で映画出演【週刊 前田日明】 2006.01.02
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・ ゴンタ少年やヤンキーの専門誌(実話マッドマックス)で真樹先生と対談させてもらって、出演の話が進んでしまった。この「ワル」は真樹先生の作家活動40周年の記念の映画って事なので、それだったらご祝義代わりに出ようかなと思い出演させてもらいました。
・ 主人公の氷室洋二(哀川翔)に敵対する組織のボスというかボディガードというか処刑人の役でした。
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レンタルも出るかな?
今週の【週刊 前田日明】はここまで。
次週も前田日明を追いかけます!
● 前田日明&ビッグマウス関連 ●
というか2週分いきます!
□ 高田延彦からは絶縁。トーナメントには参戦。桜庭和志よ、HERO’Sで甦れ! 2006 6/25
□ 前田日明、桜庭和志ら会見へ!/HERO'S 2006 6/21
□ “柴田勝頼”と“必死プロレス”から逃げちゃいけない/6・18BML後楽園ホール感想 2006 6/21
□ 柴田勝頼と丸藤正道、緊迫の初遭遇/6・18ビッグマウスラウド後楽園ホール速報観戦記まとめ 2006 6/18
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・ 週刊 前田日明 ~unofficial~
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