曙、レスナー、蝶野、武藤、高山…すべて消えたG1クライマックス2006
pick up 衝撃表紙!PRIDE&ハッスル緊急速報号/記事内容/ここ最近公式サイトに雑誌情報が載るのは「協賛」だからだと思われます┃カイヤ重傷、大巨人に左足破壊されていた!=ハッスル┃ハッスル・キングへのメモリアルコメント vol.7 坂田亘┃主役は誰にも渡さない 秋山成勲のHERO像┃小池栄子はなぜ結婚しないのか┃ミラノコレクションA.T.新日本「WRESTLE LAND」参戦か┃藤波が新団体9月旗揚げ、西村自主興行を発展
開幕まで1か月と迫った新日本プロレス恒例の「G1クライマックス」。参加全10選手が発表されたが、交渉したとされる大物選手はことごとく不参加。前三冠王者、小島聡が出陣・・・
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・ 「G1 CLIMAX 2006」追加選手発表記者会見
(新日本公式)
・ G1 CLIMAX 2006 追加選手発表!(新日本公式)
・ G1クライマックスに小島が参戦(nikkansports.com)
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<出場選手>
■ Aブロック
中西学 (10年連続10度目の出場/ '99優勝者)
G・バーナード (初出場)
棚橋弘至 (5年連続5度目の出場)
獣神サンダー・ライガー (5年ぶり3度目の出場)
小島聡 (5年ぶり7度目の出場・全日本プロレス)
■ Bブロック
天山広吉 (12年連続12度目の出場/ '03 '04優勝者)
永田裕志 (8年連続8度目の出場/ '01優勝者)
真壁刀義 (3年連続3度目の出場/IWGP暫定タッグ王者)
金本浩二 (2年ぶり2度目の出場/IWGPJrヘビー級王者)
山本尚史 (初出場)
<日程 ※すべて8月>
6日(日) 5:00PM 新潟・新潟市体育館
8日(火) 6:30PM 神奈川・横浜文化体育館
9日(水) 6:30PM 大阪・グランキューブ大阪
10日(木) 6:30PM 愛知・愛知県体育館
12日(土) 6:00PM 東京・両国国技館
13日(日) 3:00PM 東京・両国国技館《優勝戦》
菅林副社長
「山本尚史選手に関しましては、彼のG1に対する熱い思いに賭けてみました。また金本浩二選手については、Jr.のカリスマなくして、G1の熱を作る事は、不可能と判断しました。なお、昨年の覇者である蝶野正洋選手については、負傷箇所の回復具合が微妙な為、出場を見送らせていただきました。」
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以前に出場した際に「G1はこれで最後」としていた金本、再び出場。ジュニアにこだわる金本の意志は通らず。G1を盛り上げたいお家の事情、しょうがないでしょう。
ミスターG1、蝶野。このまま沈黙? まだ開催まで1か月ある。何らかの主張を仕掛けてくる可能性はあるんじゃないでしょうか。
さて、参加選手決定会見の朝には、こんな記事も出ています。
・ 曙「レスナー出てこい!」(デイリー)
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レスナー、出て来い!5日、「Circuit 2006 Turbulence」(水戸市民体育館)に合流した曙が、今シリーズのテーマを「(8月のG1に向けて)存在感をきっちり焼き付ける」と決定。3・19両国大会で敗れたIWGP王者レスナーにもG1出場を迫った。
今シリーズは13大会中、過半数の7大会に参戦と、G1初出場をアピールにかかっている曙。出場については交渉中だが、曙は「(シングルのリーグ戦は)いずれはやらなきゃいけないから、G1が一番いい」とすっかりその気でいる。
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そのブロック・レスナーどころか、曙も出ない。新日本は選手のコメントコントロールに失敗してるなぁ。
交渉していた武藤敬司、高山善廣の姿もなし。噂された大森隆男もなし。さいきん新日本に参戦している“G1名勝負製造機”越中詩郎もなし。佐々木健介や鈴木みのるへは、声さえかけなかったのかな…。
総じて、スケールダウンした感は否めない。小島聡はとってもいい選出だと思うんですが、G1に緊張感を出していく他団体&フリー選手投入は2~3名ほしかった。苦しい。
これからの交渉次第で誰かが投入されることもあるんでしょうか。新日本がどこまで“計算”しているかは不明です。
小島は自身のブログを更新していた。
・ G1に出場します@コジログ:小島聡
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今日は、記者会見がありました。もう知っている人も多いと思いますが、新日本プロレスのG1クライマックスに出場します。出場までに至る経緯は、会見で言ったので割愛させて頂きます。本来ならば、三冠ベルトを持った状態で出場したかった。それについては残念です。格好付けると『新日本時代に達成できなかった、G1制覇という夢をゲットしたい』・・・『約四年半、全日本プロレスで培ってきた事を、違う場所でも試してみたい』・・・と、言えばいいのかな。ただ、いい結果を残せるとは限らない。ダメダメの結果や内容の可能性だってある。でもリスクも承知だけど、そんなモン気にしてたら前に進めない。ベルトが無くなったから落ち込むんじゃなくて、ベルトが無いからこそ元気に行きたいと思う。せっかく貰ったオファーだし、プロレス界にほんの少しでも貢献できるのなら頑張りたい。
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小島は「新日本が好きなのに、好きな新日本がそこになくなった」という経緯で全日本にやって来た。ピリリとしないG1をみることは、たとえ他団体となった今でも嫌なんだと思う。
このあたり、調整がつかない現場は自分が盛り上げて責任をとる、そんな“いい人”ぶりがたまらなく小島らしい。三冠王者時代はピープルズチャンピオンだったわけだけれども、脱落してもスタンスは一切変わってない、そんな気さえする。
中邑真輔や蝶野正洋がいないとなると、天山広吉も「俺が踏ん張るときが来た」って考えてるはず。かつての名タッグ「テンコジ」は、なんだか生き方が似てるんですよ。
そんなテンコジ対決もみたいですが、個人的には永田vs小島なんてみたいですね。とにかく、会場に行ったら闘いに没頭できるG1はいちばんボクは好きなシリーズ。さぁ、今年のG1はどんなドラマが!?
■□T.SAKAi
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