「このリング、潰すな!」 8・20ビッグマウスラウド後楽園ホール、速報観戦記まとめ
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速報におつきあいいただき、ありがとうございました。
↓公式結果はこちら
・ BIG MOUTH ILLUSION 7 後楽園大会 高山・みのる組が復活!村上・永田組を撃破/上井BMLプロデューサー、VMの襲撃を受ける!(スポーツナビ速報)
↓今朝、こんな記事が出てたようで。観戦後に知った
・ 村上 永田とまさかのシェークハンド(デイリー)
以下、カクトウログの速報記事内ではタイムの間違いなどあったかもしれませんが、そのままにしてます。時間は公式タイム(緑字)の方をご参照ください。
感想追加情報は最後に書きました。
▼12:30 | 速報1 BML後楽園
[1]木戸修 vs ドン荒川 vs 菊タロー ※3WAYマッチ
レフェリーの柴田パパも加勢。
このメンバーでは3WAYならではのムーヴはなし。
ほのぼの、これもBMLの光景。
約10分、木戸が荒川を脇固めで仕留める。
菊タロー
「リビングレジェンドと試合ができて光栄」
■第1試合 3WAYマッチ 15分1本勝負
○木戸修(9分25秒、脇固め )菊タロー×
※もう一人はドン荒川
▼12:47 | 速報2 BML後楽園
[2]藤原喜明 vs ザ・グレート・タケ(竹村とウリ二つ)with ザ・グレートカブキ
タケ、緑を基調にしたペイント。
場外でタケのイス攻撃を頭で受け流し、
コーナー金具に頭部をぶつけられてもひるまない藤原。
藤原がタケに脇固めを決めたところで、グレート・ユタ(吉江似)が乱入。赤の毒霧。
10分、藤原の反則勝ち。
藤原のプロのたたづまいが光った試合。
■第2試合 シングルマッチ 20分1本勝負
○藤原喜明(10分9秒、反則)ザ・グレート・タケwith ザ・グレートカブキ×
※グレート・ユタ乱入
▼12:59 | 速報3 BML後楽園
[3]真霜拳號 vs 澤宗紀
5分強、真霜が右ハイキックからの垂直落下式ブレーンバスターで澤を仕留めた。
しつこすぎないパチパチ。
真霜は貫禄を、
澤は気持ちをみせた。
よかったです。
■第3試合 シングルマッチ 20分1本勝負
○真霜拳號(7分25秒、片エビ固め)澤宗紀×
※垂直落下式ブレーンバスター
▼13:15 | 速報4 BML後楽園
[4]石川雄規&伊藤博之 vs マッド後藤&ドッグ小原
リングに上がることなく、延々と場外乱闘。
エプロンに上がった上井氏がマイク。
「リングで試合をやれ!
いいかげんにしろ!」
大ウワイコール!
それでも場外が続くが、両チーム、ついにリングイン。
石川の延髄斬りのアシストを受けて、伊藤が小原を丸め込みフォール。
8分。
盛り上がった。
しかし、ヒールっぷりじゃなく、真面目に試合をしないマッドドックスにヒート。
敵対心というよりも、ストレスで「盛り上げる」?
休憩。
■第4試合 タッグマッチ 20分1本勝負
○伊藤博之&石川雄規(3分13秒、横入り式エビ固め)マッド後藤&ドッグ小原×
▼13:49 | 速報5 BML後楽園
[5]臼田勝美&原学 vs 日高郁人&藤田ミノル
グラウンド中心のねちっこい攻防で10分経過。
ここまで日高組優勢。
流れを変えるべく臼田の鋭い蹴りが炸裂。
日高は4の字などで逆転するも、臼田&原の蹴りと関節技が冴える。
終盤は日高組が試合を立体的に組み立て、
最後は20分、藤田が原を複合関節技でギブアップに追い込んだ。
日高組にBML勢が日高組がBML勢につきあった試合、レベル差がある。
でも、BML勢も悪くはなかった。
■第5試合 タッグマッチ 30分1本勝負
×原学&臼田勝美(20分04秒、ボンヤード)日高郁人&藤田ミノル○
▼14:06 | 速報6 BML後楽園
[7]柴田勝頼 vs TARU
VMが入場時に上井氏を暴行。TARU水をぶっかける。
柴田登場。大シバタコール。
蹴りで逆襲もあったが、反則ざんまいのVMが反則負け。
なんども観客からモノが投げ込まれる。
ゴングの後に、柴田がTARUにPK!
上井氏が3カウントを入れる。そして柴田と抱擁。
これは何を意味する!?
■第6試合 ダブルメインイベント
○柴田勝頼(9分21秒、レフェリー暴行による反則)TARU×
▼14:11 | 速報7 BML後楽園
[7]村上和成&永田裕志 vs 高山善廣&鈴木みのる
青の魔界マスクで永田入場!
▼15:19 | 速報8 BML後楽園
[7]村上和成&永田裕志 vs 高山善廣&鈴木みのる
青の魔界マスクで永田入場!
永田とみのるのリアルな因縁が試合の主軸。
上井氏が新日本でつくった図式がBMLで甦る!
高山とみのるのいじわるタッグは堪能できた。
されど、村上と高山は一歩引いた感じ
(ふたりはコンディション、いまひとつか)。
永田は技の組み立て、タイミング、すべて絶好調!
最後は19分、
みのるが逆落とし→グラウンドスリーパー。
村上が沈む。
永田が主役という雰囲気に押されたか、高山自らが本調子じゃないということか、
「ノーフィアー」は今日もなし。
永田に「ありがとう」コール!
永田がマイクをつかむ。
「オレはいろいろこのリングとはありましたが、戻って来れて、幸せです!
村上! オマエ、この団体、潰すなよ。
このメンバーでまたやろう! 新日本でもいい。
(リングサイド客が「ココでやれ!」とキレる。永田がチラ見)
ん?ここで?じゃあ半年に1回くらいで」
大歓声で幕。
いい大会だったが、当然。
かつての新日本VS外敵がそこにはあった。
BML旗揚げから1年。
新日本という原点に戻ったともいえるし、
新日本に負けたともいえる大会。
そして、観客の前で、上着をはぎ取られ、ワイシャツを破られ、水をかけられ、ボロボロになった上井氏。
(初めてBMLを観戦した仲間は上井氏をかっこいいと大絶賛)
速報、終了です。
■第7試合 ダブルメインイベント タッグマッチ 30分1本勝負
×村上和成&永田裕志(18分55秒、スリーパーホールド)高山善廣&鈴木みのる○
▼17:40│帰宅後 感想
メイン。村上→鈴木みのる→高山の順で個別入場。ラストを飾るX(エックス)は誰だ?
注目が集まる中で、流れたテーマは魔界のテーマ。入ってきたのは、青い魔界マスクの男。されど、Tシャツごしに“あの男”であることが想像できた。花道の途中で歩を止めたその男は、スクッと敬礼ポーズ! その瞬間、音楽も魔界のテーマから永田のテーマに切り替わる。
これ以上ないシチュエーションで、永田は2月徳島大会以来のBML再上陸を果たす。
この大会のエースは、村上でも柴田でもなかった。上井氏ルートの外敵でもなかった。永田は“キラーモード”なんかまったく出さずに、ふっ切れたような活躍。
あの2月の徳島のマズサをまるで清算するように…。
新日本以上に新日本な場所に水を得たように…。
とにかく永田登場。これには大きな意味があるに違いない。新日本での“柴田VS棚橋”をキャンセルして新日本から絶縁されているはずのビッグマウス上井氏。それを乗り越えての登場には、何らかの新日本との協調路線があったのではと想像してしまう。
ただ、実際のところは、これからのようだ。携帯サイト「プロレス・格闘技DX」から。
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・ 村上が意味深な涙を流した。試合では捕まる場面が多く、精彩を欠く場面もあった。試合後は永田から
「このリング、潰すなよ」
と声をかけられて、深々と一礼した。
「永田さんにもらった『潰すな』という言葉を胸にイチから頑張ります」
どんな事情があったかは不明だが、コメントを終えた村上の目は、涙に染まっていた。
・ 永田「正式なオファーを受けたのがおとといの夜。一回断ったけど、再度依頼を受けた時、ゴタゴタがある中で、そういうのを抜きに村上にちょっと頑張ってほしい気持ちがあった。相手も高山、鈴木ということで、2回目(のオファー)で受けました。
(参戦について)現場監督にはハッキリ言いましたよ。ゴーサインを出したんで、あとはオフィスがどう判断するか。昨日、ああいう報道が出てもストップがかかからなかった。それが答えでしょう。何か新しいものが始まる予感がするね」
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次回興行。上井氏によると「10月8日に後楽園を押さえている」という。ビッグマウスラウド、どんなカタチで再出発するのか…。
■□T.SAKAi
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村上、残念ながらみのるの逆落としにやられてしまいました。
残念!でもビッグマッチ成功おめでとう村上!
永田は2度目で出場を受諾したそうだ。
村上はBML が大変そうなコメントを残している。
実際きついと思うけど、もっとこういう試合をやってほしいし、
メディアにももっとでてほしい。
上井氏はTARU にひどい目にあったようだが、
しっかりした興行だったようでよかった。
SportsNavi!
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/... [続きを読む]
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