G1優勝決定戦! 8・13新日本プロレス両国国技館、速報観戦記まとめ
pick up HERO'Sにまた衝撃 レスナーとホイスが合体┃高山ノア次期シリーズに参戦┃8・13ディファ金丸&杉浦組がノアの至宝を奪回┃9・9武道館秋山vs丸藤GHC戦決定┃“白GHC”に“パンチ”志賀が挑戦┃川田「天龍のモンスター軍NO.2は認めない」┃ヒョードル、ミルコ、藤田らが参戦予定=PRIDEラスベガス大会┃プロレス技でのケンカが見せ場よ┃亀田史郎氏がテレビで見せた粗野な態度
8・13新日本プロレスG1クライマックス両国国技館大会。携帯からの速報記事を試合順に並べてまとめました。試合タイムなどを公式サイトより追記。あらためて、どうぞ・・・
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↓公式結果はこちら
・ 8月13日(日)両国国技館(新日本公式)
8・8横浜が「一人ひとりは一生懸命やってるんだけれども、時間も長くキツイ興行」だった。それに対して、8・12&13両国は興行としてとても楽しめるものでした。後世に語り継がれるってものではないんですが、よかったころの新日本の光景がそこにはあった。
ただ、セミファイナルの高山の試合はもうひとつでした。完成度が低い。それでメインが引き立った面もありますが、残念。ただ、その中で緊張感あるいくつかの瞬間をつくっていった高山と長州はさすがではあったんですが。
これからの新日本。小島がいないときにこのボルテージをどうやってつくればいいのか。きっちり作戦を立てて、ボクらを興奮させてほしいです。とにかく「G1クライマックス」は成功で幕。
あと、マスコミの各賞。金本浩二が2社から。あとは獣神サンダーライガーと棚橋弘至。だけれども、棚橋のときにブーイング。活躍できない選手に対して、新日本のファンは厳しい。こういうファンは宝だとも思うんですよね。
棚橋にとっては、これからどういった防衛ロードを描くか。厳しいレベルは要求されるでしょう。
以下、カクトウログの速報記事内ではタイムの間違いなどあったかもしれませんが、そのままにしてます。時間は公式タイム(緑字)の方をご参照ください。試合結果とヨコ型写真のみ帰宅後に追加(一部文字修正)しました。
▼15:00 | 速報0 新日本G1 両国
[0]試合前の様子
顔面やら腕やらに照りつける日射し。
暑くて熱い両国に、今年もまたたどり着いた。
8月12日(土)のG1予選終了後、
決勝トーナメント進出日本人選手のコメントを
携帯サイト「週刊プロレスモバイル」から
(バーナードはありませんでした)。
天山広吉
「アイツ(小島)がくればくるほど何倍にして返すつもりやったから。オレは小島しか見えないから。アイツも(Aブロック)1位になればいい(このコメントは小島の試合前のもの)。そうすれば決勝で闘う可能性だってある」
金本浩二
「今日最後思ったのは、引き分けでも、新日ジュニア信じて、新日入門してから新日ジュニアに一生捧げたのは間違いじゃないですね。新日本ジュニア快挙ですよね。新日本ジュニアがG1の決勝トーナメントに残った。これで満足じゃないですよ。小島倒して決勝に行く。天山ともう1回やる。それがありますから」
小島聡
「今日の試合(中西戦)、すげえ楽しみにしてました、実は。彼にはいっぱい思い入れがありますので。初めてタッグチャンピオン獲ったときのパートナーが彼だったし。ちょうど1年違いで彼が入門してきて、アマレスでオリンピックいった選手ということで、すごく微妙な関係っていうか、常にいろんな意味で意識していた。非常に感慨深いです。彼とのシングルで最後に勝ったのは1994年のヤングライオン決勝なんですよ。12年越しの打倒。中西っていうのがひとつのテーマとしてあったんで。
5年間の間に、俺の知っている中西学のナの字もなかった。とても人間と試合してるとは思えなかった。中西が凄いっていうより、中西と日々やってる新日本プロレスの選手が凄いと思いました。
(金本戦は)まさかここに来て金本さんとね。ヤングライオンの時しかやったの覚えてないんで。10年以上経ってそういう選手と大きい舞台で対戦できるのはまた感慨深いものがあります。
(天山は意識の中に?)俺は無視とかした覚えないです。自然体にやっているだけで、向こうからのアピールがあまりにも強いから俺が無視してるようにしか感じないんですけど」
小島は「感慨深い」を繰り返した。
小島参戦は天山にとって奮起の材料となったが、
小島にすれば中西や金本との再会も意義深い。
彼らは第三世代。
テレビ放映に後押しされたゴールデンタイム世代
(猪木・藤波・長州)
PRIDE、Kー1誕生前に伸び伸びと闘った
ドームプロレス世代
(橋本・武藤・蝶野)
格闘技に押された上に、先輩レスラーが“分裂”した第三世代
それでもプロレスが好きで、業界を支えてきた。
テンコジライバルストーリーを主軸に、
団体の壁と階級(ヘビー級)の壁を超えて
第三世代が放つG1ファイナル。
ところで。
昨夜の観戦仲間が「かつての小島&中西は、タッグチーム名『ブル・パワーズ』だ」と言ってた。
いまいち自信がなかったので観戦記では触れなかったが、今朝検索してみると、正解でした。
その観戦仲間は、第三世代のプロレスのトリコになってファンを始めた。
そういうファンだってたくさんいる。
毎日がプロレスの「生き残り」をかけた闘い、
その象徴的シリーズ「G1クライマックス」
さあ、スタート!
▼15:19 | 速報1 新日本G1 両国
[1]裕次郎&井上亘vsプリンス・デヴィット&稔
観衆はスタート時点で、
1階7割、2階5割。
昨日より入ってる!
6分、デヴィットが2回転スイング式DDTから垂直落下式プレーンバスター。
裕次郎が沈んだ。
稔、デヴィットを売り出すように、サポートに徹した。
デヴィットは連日、よく動いて、よく沸かせた。
■ 第1試合(20分1本勝負)■
○プリンス・デヴィット&稔
(6分28秒、垂直落下式ブレーンバスターから片エビ固め)
×裕次郎&井上亘
▼15:46 | 速報2 新日本G1 両国
▼G1 CLIMAX 決勝トーナメント準決勝
[2]金本浩二vs小島聡
小島が逆エビなどでいたぶるが、金本もキックで対抗。
小島のパワーが優勢。
小島にブーイング。
金本に「アニキ」コール。
金本が腰を押さえながら、苦痛に顔をゆがませる。
小島、いっちゃうぞエルボー。
10分経過。
金本、顔面ウォッシュから、ラリアートをかいくぐってアンクル!
場内爆発!
ファルコンアロー、タイガースープレックス。
いずれも小島が2で返す。
しかし最後は15分、小島が重いラリアート。金本、大健闘。
金本はマイクで「新日ジュニア最高!」
まるでコンサートのように、口に手を当てて四方に地声で「ありがとう」
金本の風、両国に吹く。
小島はまたしても懐深く貫禄勝ち。
■ 第2試合(30分1本勝負)■
G1 CLIMAX 2006 準決勝
○小島 聡
(15分41秒、ラリアットから片エビ固め)
×金本浩二
▼16:12 | 速報3 新日本G1 両国
▼G1 CLIMAX 決勝トーナメント準決勝
[3]天山広吉vsジャイアント・バーナード
バーナードがパワーで圧倒。
天山は頭突きから突破口をつくりにいく。
ダイビングヘッドバッドから、ヒザごと落とすムーンサルトプレス。
そして、天山、必殺のアナコンダバイス(この日、二度目)。
息の根が止まったバーナード、たまらずタップ。11分。
優勝決定戦はテンコジ対決に!
バーナード、敗れはしたが、変幻自在な動きで試合をつくっていた。
だけど非情になれない。
天山はチャンスを逃さなかった。
バーナード、最後にマイクで(タイガー服部通訳)
「ニュージャパンの意地でコジマを倒せ!」
やっぱ、いい人なのだ。
■ 第3試合(30分1本勝負)■
G1 CLIMAX 2006 準決勝
○天山広吉
(11分13秒、アナコンダバイス)
×ジャイアント・バーナード
▼16:22 | 速報4 新日本G1 両国
[4]田口隆祐&エル・サムライ&タイガーマスクvs邪道&外道&獣神サンダー・ライガー
G1参戦してたライガーがジュニア戦線にリターン。
CTU軍の合体コーナーボム
↓
外道のスーパーフライ
↓
邪道のクロスフェース
鉄壁のリレー技に田口がタップ。
11分。
ジュニアシリーズ集大成。
■ 第4試合(30分1本勝負)■
○邪道&外道&獣神サンダー・ライガー
(11分03秒、クロス・フェイスオブ・JADO)
×田口隆祐&エル・サムライ&タイガーマスク
▼16:43 | 速報5 新日本G1 両国
[5]真壁刀義&越中詩郎vs石井智宏&矢野通
越中のケツに石井がケツで対抗。
しかし、越中のよさはケツだけじゃない。
痛がる、仕掛ける、アピールする・・・すべてが天然さと本気に溢れている。
試合もノンストップで沸かせた。両チームに進化しようという意志がみえた。
10分、真壁が石井をラリアート葬。
なかなかテンポがいい興行です。
休憩!
■ 第5試合(30分1本勝負)■
○真壁刀義&越中詩郎
(10分36秒、ラリアットから片エビ固め)
×石井智宏&矢野通
▼17:05 | 速報6 新日本G1 両国
[6]永田裕志&棚橋弘至vs山本尚史&飯塚高史
なぜか永田が大人気。
そんな永田のハイキックをキャッチした飯塚、「前田・ゴルドー」式裏アキレスに斬ってとる。
13分、棚橋が山本をスリングブレイドからのドラゴンでフォール。
蹴りなら山本よりも、ナチュラルなバリエーションで永田が勝っていた。
■ 第6試合(30分1本勝負)■
○棚橋弘至&永田裕志
(13分38秒、ドラゴンスープレックスホールド)
×山本尚史&飯塚高史
▼17:33 | 速報7 新日本G1 両国
▼高山善廣新日本復帰戦
[7]曙&中西学&長州力vsミラノコレクションAT&高山善廣&蝶野正洋
ミラノの子犬ネタに、曙が大犬ネタで対抗。
ミラノ→曙→中西→蝶野→長州→高山
で個別入場。
いきなり高山が長州を膝で突き上げ、踏みつけフォール。
高山はもちろん天を差す。
しかし長州はものすごいラリアートで高山をなぎ倒してサソリ。
続いて曙のぶちかましに高山吹っ飛ぶ。
中西と曙のダブル「ホー」。
高山が野人ダンス。
中西が高山にアルゼンチン。
高山が曙にバックドロップ。
最後は長州がミラノをラリアート葬。
まとまりのない試合に苛立ち? 高山が試合後に長州を襲う。
ノーフィアーはなし!
■ 第7試合(30分1本勝負)■
高山善廣 新日本復帰戦
○長州力&曙&中西学
(12分49秒、ラリアットから片エビ固め)
×ミラノコレクションAT&高山善廣&蝶野正洋
▼18:11 | 速報8 新日本G1 両国
▼G1 CLIMAX 決勝トーナメント決勝
[8]小島聡VS天山広吉
テンコジベストバウト。
30分のマラソンマッチを制したのは・・・
天山!
試合経過はのちほど。
▼19:09 | 速報9 新日本G1 両国
▼G1 CLIMAX 決勝トーナメント決勝
[8]小島聡VS天山広吉
18時35分過ぎ、開始のゴング。
観衆は1階8割、2階6割。
大観衆といっていいでしょう。
序盤はさぐりあい、ぶつかり合い。
小島は逆STFでゆさぶり、ロープブレイク無視でブーイングを引き出す。
5分経過。
小島のチョップに劣勢の天山。頭突きも続かない。
天山渾身の雪崩式ブレーンバスターに対しても、小島はスクッと立つ。
天山、子牛の焼き印押し→バファロースリーパー。
10分経過。
小島の場外プランチャーを天山がチョップで下から迎撃。
しかし、逆に小島がエプロンでDDT→エプロンでラリアート。
リング中央の小島にブーイング。天山、場外で16カウントのピンチ。
15分経過。
小島がパワーボム→回転エルボー→再び逆アナコンダ。
天山、なんとかブレイク。
天山、
ニールキック→バックドロップ2発→TTD→ダイビングヘッドバッド→アナコンダ。
20分経過。
小島がコジコジカッター。
そして・・・コーナーでニヤッと笑って雪崩式フランケン!
CCD→ラリアートと小島が攻め立てる。
25分経過。
小島のラリアート、2発目。
天山は絶対絶命だ。
3発目・・・天山が小島のラリアートをチョップで刈る!
モンゴリアン連打から
月面水爆(カウント2)
→月面水爆(カウント1)
→TTD(カウント2)
→串刺しTTD
ついにカウント3!
約30分、天山勝った!
最後は返し続けて、かなりの難攻不落ぶりを見せた小島。
そこに、「これぞ両国、これぞG1」という盛り上がりとハッピーエンドがあった。
こんなに新日本の大会で大満足なのはいつ以来だろう?
小島はやって来たのだ。
「おい、天山の魅力を誰も引き出してないじゃないか、新日本さんよ!」
テンコジベストバウト。
30分のマラソンマッチを制したのは・・・
天山!
速報終了です。
■ 第8試合(時間無制限1本勝負)■
G1 CLIMAX 2006 優勝戦
○天山広吉
(27分36秒、オリジナルTTDから片エビ固め)
×小島聡
■□T.SAKAi
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