菊田早苗「決着! そして僕は思う」/秋山成勲失格問題について
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パンクラス所属、UWFインターナショナル元練習生でもある菊田早苗。ブログで「秋山成勲失格問題」について意見を書いた。
・ 決着!そして僕は思う(菊田早苗日記:2007年01月16日)
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今回の騒動にやっと決着が付きましたね。
前回のブログまでは、真相はまず出てこないと思って書いていました。
なので、真相が出てきたことについては良かったけど、ただ、分かってはいても、本当にやってたと聞いたときは何だかイヤ~な気持ちになってしまった。格闘技を長年やってきた者としては残念でありショッキングな今回の事件だった。
それは、総合に限らず、ボクシングでもいろんなことがあった格闘界だけど、何があれ、全員が一つのことだけは清い部分で繋がっていた。それは、みんなリングの中では正々堂々と戦っているということだ。それがなかったら自分達は格闘家じゃなくなってしまう。
ああいう形で記者会見をやったのは異例だったのでびっくりしたけど、やってたことについてはびっくりしなかった。当事者でないので断言は出来なかったが、見た目でも滑り方がおかしいのは分かっていたからだ。
そういう意味では、桜庭さんは片足タックル系の選手だったので、プロの自分から見ても分かり易かったが、そうでなかったら汗と油は見た目では分かり辛いものがある。恐らくやった本人でしか分からないであろう。
あとは、この問題の後始末をどうしていくのかということだけど、もうここは自分が口を出していくところではない。ただ、ファンからこれだけの反響があったわけだから、決してその大きさを無視せず対処していってほしい。
事件のショックが大きかっただけに秋山選手がどういうコメントを残すか注目してたけど会見にはガッカリした。この責任を大きく受け止めてほしかったけど、少なくとも自分にはコメントからその重大さは感じられなかった。
今回のことはプロ興行はもちろんのことチェックが容易なアマチュア大会でも気を付けていってほしい。もう今後こんなことが起こらないために、本当に急務で何か統一されたチェックが必要だ。やられた本人は少量であろうと滑るとすぐに分かるので、試合中にレフリーが手で触って白か黒か判断出来ない、そんな疑惑の中でやる試合だけは勘弁してほしい。
最後に。
反則を知らなかった、とはプロの世界では苦しすぎる。それに総合をやっていれば体に何かを塗るということが反則になることくらい誰でも知っている。
格闘技はレフリーをかいくぐれば何をやっても勝てばいいのか!?本当に悲しくなってくる。
桜庭さんともう一回リングの上で笑って会いたいという発言を聞いて全くこの件を理解してないと残念に思った。桜庭さんがどういう気持ちでリングに上がってどういう気持ちでリングを去ったのか、経験者の自分には痛いほど良く分かる。
練習して練習して緊張して緊張して、ずっといろんなものを我慢して望んだ試合で相手は悪気もなく反則。そしてまたやりたいと言う。
こう言われてどう思うと思っているのか。この切なさはやられた者にしか分からないのかな・・。
桜庭さんとやりたい格闘家は山ほどいる。みんな順番を待っている。そんな中での今回のことをもっと真剣に考えてほしかった。この話はこれで終わりにしたい。菊田
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バリバリの現役総合格闘家として、秋山問題についてここまで突っ込んだ意見を発信した選手は初めて。その勇気に拍手を送りたい。
かねてから事実究明を求める意図を持ちながらも、明らかにされた内容、そして秋山の発言には悲しみを覚えたという。
特に「総合に限らず、ボクシングでもいろんなことがあった格闘界だけど、何があれ、全員が一つのことだけは清い部分で繋がっていた。それは、みんなリングの中では正々堂々と戦っているということだ。それがなかったら自分達は格闘家じゃなくなってしまう」という部分がグッとくる。ボクも、今回は思いました。レフェリング、審判団も大切ではあるが、ルール以前に「格闘家として大切にしている、守っている世界があるはず」だと信じていた。そういう世界であってほしかったと。プロレスであろうと、格闘技であろうと、それだけはあるんじゃないかと。ルールですべてが規定されるわけではない。
この問題、秋山は追加処分が検討される見込みみという報道もあった。「やっと決着が付きましたね」とされているが、まだまだ決着は始まったばかり。それは菊田も「あとは、この問題の後始末をどうしていくのかということ」と触れているように、主催者やマスコミを中心に動くべきこととなってくる。■□















































