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2007.01.01

桜庭和志戦で何が起きた? 秋山成勲はオイル疑惑を“否定”はせず・・・

pick up 12・31PRIDE男祭り結果[GBRスポナビ榊原代表総括
12・31K-1ダイナマイト結果[GBRスポナビ谷川代表総括
1月1日(月)18:30中西学『最強の男は誰だ!壮絶筋肉バトル』出演羽織袴で謹賀新年@鈴木みのる一人鍋しながら紅白歌合戦@インリン・オブ・ジョイトイ厳しい年でしたが、精神的に成長したと思います@所秀男入場から倒されるまですべて楽しかった@勝村周一朗明けましておめでとうございます@健介オフィス北斗晶
22:30追加pick up 今年の年賀状はコレだ!@高山善廣佐々木健介、復活!全日本プロレス1・2後楽園ホール全カード2・12グランキューブ大阪でデルフィン&サスケタッグ結成!
心が動いたことをファンの立場からつづって、プロレスラーとともに2007年を闘う! カクトウログを本年もよろしくお願いいたします
「レフェリー、確認しろよ! アクションできるわけねえだろ!」「すっごいすべるよ!」「えっ、なんで!?」といった言葉を発しながら、秋山成勲のパンチ105発に沈んでいった桜庭和志。情報をまとめる・・・

                * * *

 2006年大晦日、Dynamite!!でいったい何が起きた?
・ 秋山がTKO勝利も、桜庭は「滑る」と猛抗議/須藤、突然の引退宣言! 曙はまたも勝てず(スポーツナビ)
・ 【K-1】秋山、完封勝利も桜庭が猛抗議 - livedoor スポーツ
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 前に出てきた桜庭に対して秋山は打撃で優勢の展開に持ち込む。さらにバックブローから左右のフック、劣勢の桜庭は起死回生のタックルを狙うが、秋山はこれを難なく切るとロープに追い込んでパウンドの嵐を浴びせた。
 ここで桜庭はレフェリーに対しタイムを要求。どうやら桜庭がタックルにいって秋山の体に密着した際に滑ったらしく、「秋山は油を塗っているからチェックをしてくれ」と猛抗議。しかしこの要求は通らなず。防戦一方の桜庭は下から足を取りに行くが、秋山はこれを凌いでサイドを取ると強烈な鉄槌を繰り出した。動きの止まった桜庭を見てレフェリーが試合をストップ、運命の一戦は秋山が制した。
 試合後、桜庭はレフェリーに対し不満を爆発。控え室に戻ってからも興奮の収まらない桜庭はインタビューを行える状態にあらず。谷川代表は「最後に試合を止めたのは、レフェリーと前田スーパーバイザーの判断です。試合後に着ていた道衣を含め、秋山選手の体をチェックしたのですが、油らしきものは塗っていませんでした。サミングや金的行為だったら試合は中断すべきですが、あれは桜庭選手の主張なので止めるべきではない。でもあんなに桜庭選手が怒りを露にしているのは初めてですね」とコメント。

※携帯サイト「週刊プロレスモバイル」から。
タックルにいったとき秋山の身体がすべると感じたそうだ。梅木レフェリーは桜庭にアクションを促したが、「レフェリー、確認しろよ! アクションできるわけねえだろ!」と桜庭は殴られながらも抗議。結局、桜庭のやられっぱなしの状況を見て、平審判長、角田協議統括バイザー、前田日明スーパーバイザーがリング下で協議し、試合をストップさせた。試合が止められると、桜庭は「すべる! すべる!」と抗議した。

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 試合中断を主張する桜庭。続行を促す梅木レフェリー。桜庭vs秋山というより、桜庭vsレフェリーの闘いがそこにあった?

 携帯サイト「週刊プロレスモバイル」には、秋山のコメントも詳しく出ている。
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秋山成勲 試合後コメント
「(殴るのを躊躇した?)それはない・・・いや、1、2回、レフェリーを見たんで。止めるタイミングが統一されていないのでは。僕が早く止めろとは言えないし。殺し合いじゃないので、スポーツなので。(桜庭選手が何か言ってましたが?)僕の身体は滑ると。それで、試合後に審判とセコンドの人が触って、問題なしとなりました。結果は結果でみなさんが決めていただければ。
正直すっきりしなかったけれど。天狗にならず初心から。それが一番男前だと思うから」
※桜庭はノーコメント。

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 谷川氏によると、試合後の確認では、秋山の身体に油は塗っていなかったとのこと。秋山は客観的に「(桜庭に)僕の身体は滑ると」「(試合後)審判とセコンドの人が触って、問題なしとなりました」と触れるにとどまった。しかも「結果は結果でみなさんが決めていただければ」と下駄を預けた発言。ハッキリ否定しているわけではないところに、疑惑が深まる。

 秋山は柔道家時代、柔道着が滑ると相手選手からクレームがついたことがあるらしい。検索すると、次のような情報が出てくる。
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<参考情報①>
世界柔道選手権第2日の12日、男子81キロ級で5位になった秋山成勲(平成管財)の柔道着が、つかみにくくするための滑る細工がしてあるとして、対戦相手のフランス、モンゴル、トルコの3カ国から国際柔道連盟(IJF)に抗議があったことが分かった。
(共同通信 2003年9月12日)
<参考情報②>
福岡県の福岡市民体育館で全日本選抜柔道体重別選手権大会にて試合中に秋山は中村から「道着がぬるぬるする」とクレームをつけられ、試合後に審判員からチェックを受けたが「洗ったばかりでせっけんが少し残っていた」と苦しい言い訳をして故意ではないことを強調していた。
(報知新聞 2003年4月6日)

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 身体やコスチュームにオイルを塗ることは、もちろん禁止されている。滑る、滑らないは程度の問題であって、判断が難しい。汗が出てくると事情が変わってくるということもあるんだろうか? また、秋山は柔道着で入場してきただけに、どれほどの試合前チェックができていたのかもわからず。

 試合は秋山の一方的な勝利に思えた。しかし、桜庭がタイムを主張していたとしたら、見方も変わっていく。攻撃を受け続けたことまでも、抗議の姿勢だったのか。桜庭の“苦闘”はやまず…。


※22:30追記
 秋山成勲ブログから。桜庭和志戦で骨折。
・ 秋山成勲ブログ
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2007.1.1 一夜明け会見
昨日はみんな応援ありがとう!!
勝つ事ができました!
でも勝ったのはよかったのですが、腕の骨を折ってしまいました!
ゆっくり休んで治したいと思います!
みんな今年もよろしく!!

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 サイトには右腕を吊るした写真が。激闘の爪痕となった。

 大会一夜明け会見は1月1日22:30時点では報道なし。これから出る?
・ スポーツナビ | 格闘技
・ HERO'S ★ OFFICIAL WEB SITE
・ FEG OFFICIAL WEB SITE


※1/2 11:30追記
 くまページBlogさんが事実関係を詳細にまとめられています。ぜひ、リンク先参照を。
・ くまページBlog : Dynamite!!の「すっごい滑るよ!」の件について。
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▼ 03年2月4日フジテレビ「ジャンクスポーツ」での秋山発言。
「胴着滑りやすくして有利に試合をすすめる」
「母親が柔軟剤のハミングを使って洗っている」
ダウンタウン浜田氏に「卑怯やん」 とつっこまれる。
▼ 03年4月の第36回全日本体重別選手権では81kg級に出場。開始直後に「相手の柔道着が滑る」と中村がクレーム、試合が中断。調べた後に再開。
試合後に秋山「洗ったばかりでせっけんが少し残っていた」と故意ではないことを強調。
▼ 03年9月の世界柔道選手権では81kg級に出場。4回戦までに秋山と試合をした相手3カ国(フランス、モンゴル、トルコ)すべてが、国際柔道連盟(IJF)に対して「(秋山の)柔道着が滑る」と抗議。
秋山は準決勝以降を、ゼッケンも日の丸も無い予備の柔道着で闘う事となり敗退。
秋山「慣らすために1回洗濯しただけ」
斉藤監督「我々にやましいところは何もない」
▼ 04年4月の全日本選抜体重別兼アテネ五輪代表最終選考会で81kg級に出場、3位。アテネ五輪への切符を逃す。
この後04年10月に秋山選手はK-1参戦表明。
▼ 05年3月のHERO'Sではジェロム・レ・バンナと対戦。
秋山は柔道着を着崩して着用、レフェリーに再三、柔道着を直すように指示を受ける。膝蹴りをテンプルに叩き込まれた秋山は1R 2分24秒でKO負け。
▼ 06年12月のDynamite!!で秋山vs桜庭。
(中盤)前に出た桜庭はミドルキック、パンチ、ローキックを繰り出し得意の低空片足タックル。しかしここで秋山は立ったままクルリと回って足を抜きタックルから逃れる。桜庭は即座に下がって距離を取りながら、「タイムタイムタイム」と叫び、小さく手でTの字を作る。
(終盤)尚もパウンドを続ける秋山。梅木レフェリーが「アクション!」と連呼するも、桜庭はしきりに何かを訴えかけて続ける。結局審判団の判断で試合がストップされ、1R 5分37秒で秋山のTKO勝ちが宣せられるも、桜庭は「え?なんで!?すっごい滑るって!滑る! 」と抗議。梅木レフェリーは即座に秋山選手の所に行き、上半身のみを触れてボディチェック。異常が無い事を確認し、秋山の手を上げる。

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 すべての事実が確認はできないが、もしくまページさんが記しているように、「(試合後にレフェリーが)上半身のみを触れてボディチェック」だとしたら、タックルで滑った下半身のチェックにはならない
(この点、秋山自身は「試合後に相手のセコンド、審判団にチェックしてもらいましたけど大丈夫でしたよ」とコメント)。

 問題の早期解決と再戦を期待する。


※1/3 18:00追記
 秋山の一夜明け会見コメントと金沢氏の見解を紹介。
・ 秋山「タイムと言われてタイムする格闘家はいない」/谷川EPはHERO’S海外構想語る
(スポーツナビ)

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 「(試合中に桜庭が“タイム”のアクションを出したことについて)『何かやってるな』みたいな感じでした。試合中にタイムと言われて、よし分かったとタイムする選手は誰一人いないと思う。興奮している人間を止めることはなかなかできない。それに何かを言っているのは分かったけれど、言葉までは聞こえなかった」
 「(抗議されたことについては)レフェリーにも桜庭さんのセコンドの人にも全部チェックしてもらって何の問題もなかった。だから抗議されても応えようがない」
 「実は多汗症なんです。すぐにボタボタと流れ落ちるほど汗が出るんですよ。(カッと急に熱くなったり、緊張すると特に汗が流れ落ちる)もしかすると、それが原因ですかねぇ」
 「(再戦について)今は何も考えていない。これをネタにもう1回やらせてくれというのもおかしな話だし。もちろん桜庭さんにはあこがれの気持ちをもっていますから、将来的にもう一度胸を借りられればいい」
 「桜庭さんがタックルにいって倒せない相手はいないと聞いていた。自分では倒されてもいいかと考えていたけれど。試合の展開を見ると倒されなかったんで、ちゃんと冷静にその場その場で判断していたのが良かったと思う」
 「(けがは右尺骨(しゃっこつ)の骨折と判明)試合のどの場面でけがしたのかは分からない。試合が終わってから気付いたんです。殴ることによって折れたと思います。全治には最低5~6週間はかかるんじゃないかな」
 「一生懸命に突っ走った1年でした。結果だけ見れば、いい形で終われたと思う。最後の最後でけがをしてしまったけれど、それも初心に戻れという啓示だと思って、シッカリ治したい」

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 携帯サイト「スカパーバトルLIFE」でのコラムから、金沢克彦氏(元週刊ゴング編集長)の見解。
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 見終わって不快になった。後日談も含め、秋山がオイルを塗っていた云々という疑惑(?)ばかりが取り沙汰されているが、それより一番の問題点は道衣を脱ぐタイミングだろう。あれは反則行為だ。まったく道衣を脱ぐ素振りもなく、リング下でチェックを受け、リングインし、コールを受け、レフェリーの注意を聞いてコーナーへ。いざ、ゴングの直前に道衣を脱ぐというのは反則としか思えない。そこで改めて、レフェリーは身体チェックを行うべきだろう。では、秋山がトランクスの中に、ブッチャーやシークばりにフォークや五寸釘を隠し持っていてもノーチェックと同じではないか!?
 「何をくだらない!」と言われるかもしれないが、まさにノーチェック状態でゴングが鳴ったことだけは事実なのだ。この不備が期待の大一番に水を差したのである。真相は分からない。ただ、これはプロレスの試合でも過去に間々あった出来事なのである。特に、団体対抗戦のような形式で、しかも殺伐とした空気の試合が組まれた時、実際にオイルを塗ってくるレスラーはいる。「相手が何を仕掛けてくるか分からない」という場合、つまり信頼関係が成立していないマッチメイクの場合、プロレスのリングでもある話なのだ。

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 ネット上の情報を含めて、ここまでの問題点まとめ。
桜庭戦の討論会。削除された試合後のSAKUのコメントって?|格闘技LIFE in New Zealand|スポーツナビ+」に追記しました。

・ 試合前のボディチェックの際、秋山選手は柔道着を着ており、ゴング直前に脱いでトランクス姿に。そしてそのままボディチェックなしで試合が始まっている。

・ 桜庭選手は三回片脚タックルをしかけているが、その度に秋山選手は脚をひねるだけでものすごく簡単に脚を抜くことに成功している。秋山のセコンドは「滑らせろ!」と指示。

・ 秋山選手のバックブローの直後に桜庭選手は三回目の脚タックルに行っているが、その後明らかに桜庭選手は両手をTの字にして、タイム(試合の停止)を要求している。しかし審判はそれを無視。秋山選手は猛然とラッシュしている。

・ その後、秋山選手が上になってパウンド(上からの打撃)が続くが、桜庭選手はずっと審判に対して「すべる」?とアピールを続けている。しかし審判は無視。

・ TKOで試合が終了した後も、桜庭選手は秋山選手を指差し、セコンドに大声で「なんで?」「滑るよ!」とアピールしていた。

・ 清原と抱き合う秋山選手に審判が声をかけ、胸と背中のあたりを(さわるかさわらないかの軽い感じで)ボディチェックをしていた。映像を見る限り、リング上でのボディチェックはとてもチェックしたといえないようなもの。上半身の胸と背中、肩の辺りを触ったか触らないか程度のチェックしかしていません。試合後すぐに秋山は柔道衣の下を着用。

・ 「試合後、桜庭選手のセコンドが秋山の足触ってましたよ」という説と、レフェリーのみのチェックだったという説あり。

・ 秋山には柔道家時代に、対戦相手に「柔道衣が滑る」と抗議を複数大会で受けた“前科”がある。

・ 試合中の秋山の右手グローブ、ロゴ(公認という意味)がない。右手のグローブに細工をされていたのではとの疑惑。
他のサイトコメントから「EDWINロゴ縫い付けてある部分は、中綿を出し入れする継目があるって知ってた? 一般的に言えば、あれはダテにつけているわけじゃなくて、メーカーが規約どおりに作ってきたどうかを協会(WBCなどの主催機関)が検査してから、ズルできないように封印するためのもの。そこで、なんで封印のしていないグラブを使っていたのか?」

 まだまだK-1での総合ルールでの試合、ルール整備で発展途上としか言いようがない。そこに何かを秋山が仕掛けたのか、桜庭が勘違いしたのか。真相は藪の中へ・・・。

 とにかく、桜庭にはこの騒動にクサらず、コンディションを整えて復活してきてほしい!

■□T.SAKAi
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受信: 2007.01.05 22:38

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