桜庭和志の心の声、代弁集/ノーカット版
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大晦日、疑惑の一戦。試合後に紹介された桜庭和志のコメントは、「許せない」「納得しておりません」など、ごくわずか。今こそ、桜庭の本音を代弁しているコメントをまとめる・・・
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桜庭和志vs秋山成勲での疑惑は、秋山のファイトマネー全額没収(11日に記者会見)でいったん決着。この問題、会見がヤフーの無料動画になり、いくつかの映像がユーチューブに出たり。騒動はやまない。
11日の「秋山失格」裁定記者会見。無料動画になっている。
・ Yahoo!動画 - K-1 PREMIUM2006 Dynamite!! 秋山成勲、桜庭戦は失格
字幕入りサムライTV検証。レフェリーカメラからの映像を中心にした検証映像。
・ YouTube - Dynamite!の裏側
アナウンサーの読み上げ中心だが、11日会見当夜のTBS『ニュース23』。再戦を煽ったことにファンは反発しているが・・・。
・ YouTube - 「しっかり桜庭さんの目を見て謝罪をしたいと思っています」はあ?
12日朝、みのもんた氏の『朝ズバッ!』はこちら。
・ YouTube - みのもんた秋山成勲擁護に必死熱弁!(ノーカット版)Mino encourages Akiyama
そんな騒動の最中で、桜庭和志が出したコメントは限られている。
試合翌日(1/1)の発言。
・ 東スポ→NHBnews PRO:【 FEG/K1 & HERO'S 】 高山 秋山 VS 桜庭戦疑惑追及 年末年始のマット界を痛烈批判
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高山:そうさせられたんじゃないかと疑うよね。オレは翌日(元旦)に電話した。「“ヌルヌルする”って(試合後に)マイクで言ってやればよかったんだよ」とアドバイスしたら「気がつきませんでした」と言っていた。とにかく「正々堂々とやって負けたならいいが、許せない」と怒っていたぞ。オレも「おかしな点は言い続けろ」と伝えたよ。
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記者会見(1/11)で代理人を通じて出されたコメント。
・ スポーツナビ | 格闘技|K-1|秋山成勲vs.桜庭和志の裁定に関する結果報告会見1/2 秋山は反則行為で失格、公式記録はノーコンテストに
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▼今回の裁定に関して。
イベント関係者に、ご心配、ご迷惑をおかけしたこと、ファンに対しても、後味の悪い試合になってしまったことに、おわびいたします。申し訳ございません。また、いろいろとご意見をいただいたファンの方に感謝いたします。ありがとうございました。こちらは正々堂々と試合に臨んでいるのに、このような結果になったことに対しての、今回の処分内容に関しては納得しておりません。
▼秋山選手に対して。
僕は勝敗だけにこだわってはいません。今回は、イベント関係者、清原選手、一緒に入場した子どもたち、ファンの方に対して、謝って済む問題ではないけれど、謝ってほしい。僕はリングに立つときは正々堂々とやりたい。ただそれだけです。
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「許せない」「納得しておりません」に集約される桜庭の心の叫び。ただ、好き勝手な発言は許されない立場におそらくいるのだろう。この稿では、当ブログで紹介しながらも”一部紹介”にとどまっているものを”ほぼ全文”としてまとめる。
とりあげるのは、以下の3つ。
・ 会見翌朝(1/12)でのTBSテレビ番組、みのもんた氏『朝ズバッ!』(前半)
・ 会見翌日(1/12)発売分の『東京スポーツ』紙。決戦で桜庭のセコンドに就いた阪神・下柳剛投手
・ 会見翌日(1/12)発売分の『東京スポーツ』紙。桜庭の盟友であり、プロレス界の帝王・高山善廣
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・ 会見翌朝(1/12)でのTBSテレビ番組、みのもんた氏『朝ズバッ!』(前半)
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秋山失格!
僕もね、秋山君の性格が好きだしね、秋山君の生き方が好きだから、 徹底的にね、『朝ズバッ!』でもね、応援して、彼に頑張ってもらおうと思ってるんだけども。
いい勝ち方をしたから、骨折しながらでも。しかも骨折しながらでも本人が骨折した瞬間気がつかない、夢中でやってるから。
後から骨折に気付くくらい一生懸命やったんだけれども、身体に塗ったクリームが原因である。
やっぱりね、秋山君が一流の選手としてね、自覚を持たなきゃいけないのはね、
塗っていいのか悪いのかと言うことよりも、そういうことを何のためにしたらいいのか、そっからまず原点に返らないと。
こういうクリームを塗らなければいけないのかどうかっていう問題からいかないとね。
調べた所によると乾燥肌用のなんか、米国製のクリームだっていうんだけど。
汗をかくとヌルヌルになる、ね、それが良いか悪いかは自分で判断できることなんだから。
一切そんなものは塗らないって思って、生身の身体で勝負するのが男の世界だと。
秋山君、僕は君にハッキリいうよ? いいかい?
これはハッキリ言うけど汚名だ。汚名はどうしたらいい?
返上しなきゃいけない。そのための努力、ツライぞぉ~。今までの努力の百倍、二百倍努力してもらわないとね。
(秋山成勲会見、映像のあと)
ホント、その通り。後は潔く自分がやった失態をだな、
認めてどうそれを挽回するかに命を掛けてもらわないと。
みんなが応援したんだから。
あの時入場する時に秋山君、君の先導を務めた青少年、子供たちのためにも君はもう一度一から出直さないとダメだよ。 いいかい? 頑張ってもわらないと。
身体にモノを塗る? そんなこと考えるなよ、乾燥肌? 関係ないだろ、ね? 格闘家として、スポーツマンとして、そりゃダメだ、絶対に許せない、うん。
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<寸評>
実は、番組後半ではみの氏は一転、秋山のフォローにまわった。ひっくり返っていく様子はこちらに。
・ 悲しきアイアンマン: みのもんた、『朝ズバッ!』で秋山vs桜庭問題メッタ斬り?最後に気になる一言を
何らかの局からの圧力がかかったのではと疑う向きもあるが、とにかく前半は文字通り(しかも、いい意味で)ズバッと言った格好となった。公共性のあるメディアでありながら、「それが良いか悪いかは自分で判断できることなんだから」「乾燥肌? 関係ないだろ、ね?」という突っ込みは一線を超えている。ルール以前の常識として判断できるでしょう? みの氏はそう言ってるわけだ。つまりは、秋山は故意であるとやんわりと斬っている。
みの氏は秋山をふだんから応援しているわけだが、この番組前半は、みの氏の常識力が炸裂した。影響力は間違いなく大きい。(しかし、後半ヒドいから帳消しか・・・)
・ 会見翌日(1/12)発売分の『東京スポーツ』紙。決戦で桜庭のセコンドに就いた阪神・下柳剛投手
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止まらない。本業では無口な左腕が、会見の内容を伝え聞くと別人のように声を荒らげた。
「どういうことなんだ。試合後に『多汗症で滑る』って言っていた人間が、塗ってるのがバレたら 『乾燥肌だからクリーム塗りました』なんておかしいじゃないか。故意じゃない? あり得ねえよ。もし、本当に故意でないなら、試合後に我々が抗議した時に言える話だろ。それを10日後になって何を言ってんだ」と下柳は本紙に怒りをブチまけた。
コーナー下から桜庭の勝利を信じて声援を送り続けた。試合の詳細はハッキリと覚えている。
「カメラの前で(クリームを)塗っていたから故意じゃないって言うのは、谷川(貞治イベントプロデューサー)さんの見解でしょうよ。それに、向こうのセコンドが『滑らせろ、滑らせろ!』って言う声がマイクに入ってるんだよ。オレらは試合が終わって何度も映像を確認したんだ。残り8分何秒くらいのところをボリューム上げて聞いたら誰でも分かる。ということはセコンドも承知してたわけだよ」
命を懸けて戦場に臨むのは、野球選手も格闘家も同じ。下柳の糾弾は続く。
「格闘家がそういうことをするとは思いたくないけど、これは間違いないだろ。直後に清原さんに抱きついてクリームを取ってるようにも見えるし・・・。再戦? サクがやりたいと言ってもやらせない。仮に勝っても疑念はぬぐえないよ。ルールを守れないなら、ただの路上のケンカになってしまうことを分かってほしい」と言い切った。
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<寸評>
こちらも秋山をクロと糾弾したもの。当日セコンドに付いたことから、事実関係を具体的に挙げつつ指摘している。多汗症という“言い訳”をしたこと、試合中の「滑らせろ!」という声。
また、同じスポーツマンとして、スポーツにおいてルールを守るということの重みを訴えた。だから再戦に対しても慎重。
再戦については、ファンも怒っている。試合翌日には「疑惑があるから再戦というのはおかしい」という主旨の発言を秋山はしていた。なのに、今度は秋山から「いつか笑ってリングで向き合えれば」と・・・。都合がよすぎる発言には怒りが込み上げる。
ちなみに、この日の東スポの見出し「秋山失格 清原利用か 疑惑抱擁」は下柳投手の発言を受けてのもの。そこだけは、遊び心としての東スポナイズも顔を出した。
・ 会見翌日(1/12)発売分の『東京スポーツ』紙。桜庭の盟友であり、プロレス界の帝王・高山善廣
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一方、今回の問題に対し、真っ先に苦言を呈したマット界の帝王・高山は、秋山に「ゼロからの出直し」を提案した。
「インチキしている人たちがズラからなくてよかったよ。100万歩、いや1億歩譲ってHERO'Sのルールを知らなかったとしても、チャンピオンなら知れって感じだな。特に柔道時代に(不正疑惑が持たれた)過去があるんだから、あっちゃいけないことは認識しなければいけなかった」
さらにグローブ問題についても
「どこからファイトマネーをもらっているのか考えろ。賛同してくれるスポンサーがいるからだろ? スポンサー名がはがれていたのなら、交換しろよ」 と厳しく言い切った。
「本当に身を清めたいと思うのなら、まずベルトは分捕られなければならない。没収されたファイトマネーは桜庭にやればいい。そして公民館でやるようなどこかのアマチュアの大会から出直せ。ボロアパートに住み、底辺の格闘家たちからバッシングを受けながらも、それを這い上がってこい。もちろんその間は所(英男)のようにバイトしながら生活費を稼げ」
必死になれば、すぐに元の位置に戻れる。それだけの選手と認めているからこその苦言だ。桜庭自身は再戦を拒否しているが
「オレが言った条件をすべてクリアして、秋ごろにHERO’Sで強豪と戦って、そのうえで桜庭が『やろう』という気持ちになれば何とか大みそかには(再戦)という感じだろうな」
と条件付きで大みそかでの再戦を提案した。
果たして2人の厳しい声は、秋山の胸に届くだろうか――。
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<寸評>
こちらは秋山の出直しの仕方について、あるべき論を展開した。この方法が正しいかどうかは別にして、秋山自身がこれくらいの具体的な姿勢を見せないと反省とは到底いえないというのが高山の主張だろう。
そういえば、会見では「どんな処分でも受ける」と言っていた。今回の件は、政治家なら即退任ともなるべき不祥事なんである。秋山はどんなチョイスをするんだろう。
はっきり言って下された処分は甘い。谷川貞治プロデューサーは「ルール上でいちばん重い処分」みたいなニュアンスで無効試合を取り上げていたが、会見冒頭では「出場停止、王座剥奪も考えた」と言っているのだからおかしい。
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会見から二夜明けて、報道の上では沈静化してみえた。わずかにニッカンが小さな記事で続報を打つ。
・ 秋山失格から一夜、抗議電話などわずか - バトルニュース : nikkansports.com
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昨年大みそかにDynamite!!を主催したK-1は12日、落ち着きを取り戻した。試合前にボディークリームを塗っていた秋山成勲(31=フリー)に対し、失格などの処分を、前日に発表。しかしファンからの抗議電話などは数えるほどだったという。谷川イベントプロデューサーは「19・9%もの視聴率を得た責任があります。格闘技に対する不信感を何とかぬぐいたかった」と経緯を説明した。
[2007年1月13日8時13分 紙面から]
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不信感をぬぐうことは大切だ。ただ、今回紹介した声に代表されるように、疑念は消えない。桜庭が中心になって積みあがって、ついには大晦日での紅白に対抗するコンテンツにまでなった「格闘技」。
桜庭と一緒に闘うことは、格闘技を守り、ボクらが夢を見続けるための闘いでもある。そう思うのだ。
■□T.SAKAi
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