やっとHERO’S第1弾発表 ~格闘技界、今そこにある危機~
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桜庭和志も参戦予定選手に名を連ねた3・12HERO’S名古屋、開催が決定。2007年のHERO’S第1弾大会となる。HERO’S、K-1、PRIDEそれぞれの大会日程を整理してみた・・・
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HERO’Sの2007年第1弾大会、開催が発表された。
・ HERO'S[EVENT★SCHEDULE]名古屋初上陸
・ 【HERO'S】3・12名古屋初上陸!桜庭和志、宇野薫の復帰戦を予定 2007/02/04
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TBS/FEG「HERO'S2007~名古屋初上陸~」
2007年3月12日(月)名古屋市総合体育館レインボーホール
開場17:00 開始18:00(予定)
<出場予定選手>
桜庭和志、宇野薫、所英男、永田克彦、宮田和幸、J.Z.カルバンほか
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携帯サイト「スカパー!バトルLIFE」には谷川貞治プロデューサーのコメントが。
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谷川貞治プロデューサー
「(桜庭和志選手の名前がありますが?)こちらで候補の相手を決めて返事をもらうという形になると思います」
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ナンバーのインタビューで「そろそろまたブラジルへ修行に行ってきます」と答えていた桜庭。ぜひ、コンディションを整えて元気な姿を見せてほしい! 宇野薫もしばらく試合から遠ざかっている。桜庭とのそろい踏みがあれば、HERO’Sとしても陣容が整ってくるといえるだろう。
HERO’Sで2007年大会で発表されているのは、まだこの大会だけ。他の日本発メジャー格闘技大会の予定は? K-1では、4月の大会が新たに発表された。
・ FEG_イベントインフォメーション
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▼2月 5日
Ameba Presents K-1 World MAX 2007 ~日本代表決定トーナメント~ 有明コロシアム
▼3月 4日
FieLDS K-1 WORLD GP 2007 IN YOKOHAMA 横浜アリーナ
▼4月 4日【魔裟斗、始動】
Ameba presents K-1 WORLD MAX 2007 ~世界最終選抜~ 横浜アリーナ
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魔裟斗人気で引っ張ってきたK-1 MAXも、本日の2月5日(月)大会は、唯一の目玉が“小比類巻vsアンディ・オロゴン”。こちら横浜アリーナクラスの大会とは言いがたい。
・ Yahoo!テレビより
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K-1ワールドMAX日本代表決定トーナメント2007
2月5日(月) 21:00~22:54
TBSテレビ Gコード(258037)
衝撃初対決小比類巻貴之vsボビー弟アンディ・オロゴン▽現日本王者佐藤嘉洋vsMA王者・白須康仁▽注目初参戦!天才・尾崎圭司vsSB王者!!▽最強王者ブアカーオ▽魔裟斗▽日本王者は
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競合となるPRIDEの日程面での動き。
・ PRIDE | 年間スケジュール
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▼2月24日(土) PRIDE.33 "THE SECOND COMING" トーマス&マックセンター
=開催予定スケジュール=
▼4月8日 PRIDE.34 日本・さいたまスーパーアリーナ
▼4月28日 PRIDE.35 アメリカ・ラスベガス
▼5月中・下旬 PRIDEライト級GP開幕戦 日本・さいたまスーパーアリーナ
▼6月下旬 PRIDE.36 アメリカ・カリフォルニア
▼7月下旬 PRIDEライト級GP2ndROUND 日本・名古屋
▼8月下旬 PRIDE.37 日本・大阪
▼9月下旬 PRIDEライト級GP決勝 日本・東京
▼10月下旬 PRIDE.38 アメリカ・ラスベガス
▼12月31日 PRIDE 男祭り 2007 日本
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K-1もPRIDEもHERO’Sよりはメドが立っている様子であるが、本決まりになっている大会が少ない。例年よりも見通しが立ってないのが気になる。
ファンの見解をひとつ紹介。
・ プロレス多事争論:日本の格闘技市場に氷河期の危機?
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ラスベガスのカジノオーナーであるフィッシュマン氏(昨年のラスベガス大会スポンサー)という人物がPRIDEを買収するというウワサが流れているという。確かにDSE自体はDSEショック以降資金繰りに苦しみ、大晦日の男祭りも観衆は集めたが結局経費で採算がギリギリだったという、そしてミルコ・クロコップの離脱、ハッスルをDSEから切り離すなど減量経営を余儀なくされている。
それにPRIDEもハッスル同様金のかかるシリーズだけに、昨年榊原社長は雑誌のインタビューで私財を投げ打ったことを明かしているが私財を投げ打ったとしても限度がある。しかしこのまま続けていても社会的信用がないDSEや榊原社長では先が見えている。
もしアメリカの投資家にPRIDEが買収されてPRIDEは残るが多分本体はアメリカに移るだろう、そうなると日本のマットでPRIDEが見れる機会が少なくなるかもしれない、FEG要するHERO’Sもアメリカ遠征を計画しているが秋山vs桜庭事件次第では今後どうなるかわからない、ただわかるのはこのままでは日本の格闘技が一気に氷河期に入ってしまうことだけだ。
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買収のウワサ・・・PRIDE年間計画にアメリカ大会が多いのも、何かを示しているのだろうか。
大晦日で紅白歌合戦の対抗馬となるほどに注目された、ここ数年の格闘技ブーム。格闘技人気の上昇と、プロレス人気の下降が天秤のようにあらわれ、格闘技界は当面安泰のように思われた。
されど、高騰したファイトマネーや話題先行型のツケが端を発したんだろうか。PRIDEのフジテレビ放映中止問題、ルールなどの未整備による秋山成勲失格問題が起こる。少なくとも、秋山をバックアップしているスポンサーが離れているとも聞く。テレビ離れ、スポンサー離れは致命的だ。
どうやったら浮上できる? 少なくとも、リング上が充実していく舵取りのしかたはないものか。
心躍るようなテーマがなくなっているのかもしれない。ジョシュ・バーネットのミルコ・クロコップ超え、ミルコ・クロコップのエメリヤーエンコ・ヒョードル超えはともに暗礁に乗り上げた(ミルコがUFCに移籍)。秋山の世代交代劇も、過失で消滅。宇野薫の山本“KID”徳郁超えも止まったまま。須藤元気という主軸は突然の引退・・・。
PRIDEでいえば、藤田和之や田村潔司らがうまくメインストーリーに絡んでくることか。HERO’Sでいえば、所英男、永田克彦、宮田和幸らの台頭がほしい。でも、何かがピンと来ない。PRIDEはやっぱり地上波復活込みで抗争がほしいし、HERO’Sにはキャラクターが足りない。
やっぱり、氷河期なんでしょうか? ボクらネット住人は頑張っている選手の姿をうまく取り上げて盛り上げたいところだが・・・。
■□T.SAKAi
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