棚橋弘至が王者であることは是か非か
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2・18両国での棚橋弘至vs金本浩二戦。angle JAPANさんのレポートが的確にまとまっている。
・ angle JAPAN: 新日本両国大会を盛り上げたアングルの大物オーラと、金本の兄貴っぷり!
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金本が徹底的にアンクルホールドで棚橋の足を締め上げていき、タイガースープレックスでカウント2.9まで追い込むとヤンヤヤンヤの大歓声。さらに、ほとんどの人が「あぁこれで終わった」と思ったと思われる棚橋のハイフライ・フローをキックアウトしてから首固めで丸め込んだ際は、極めてカウント3に近いカウント2だっただけにブーイングが飛んだほど。
最終的には棚橋が飛龍原爆固めで王座防衛に成功したが、もう「金本にベルトを獲らせてもよかったんじゃないか?」と思うくらい。「やっぱりジュニアじゃダメだよ」という雰囲気は一切なかったし、会場のムードも金本寄りだった。
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もう獲らせてもよかったんじゃないか、という気持ちはよくわかる。ボクも会場でそう思った。棚橋がピリッとしないことで、何か違う柱をつい求めてしまう自分がいる。金本はここ一番を見せ付けた。
新日本を信じてきたファンは、相対的に棚橋しかいないことをすでに知っている。ふがいない上の世代をカバーし、失策の続く会社をひとりで守ってきたのも棚橋なんである。試合の“平均点”は高めとも言えるし、相手の技を引き出す“受け”もできる。
昨年12月の中邑真輔戦は気持ちが見えた試合だった。だけれども、1月ドーム(太陽ケア戦)、今回の両国と、相手に主導権を握らせた試合が気になった。ハッとする切り返しがないし、攻めが途切れ途切れ。テーマを持った攻め方ができない。ピンチになっても、振る舞いに余裕が感じられてしまう。
金本相手に、ヘビー級として勝ちたかったんでしょう? 増量したんでしょう? ならば、体重をかけたような技を連発するとか、力の差を見せつけるようなものにするとか。踏みつけ、フットスタンプ、セントーン・・・いろいろできるでしょう。テーマを持った技の使い方が必要。金本はヘビー級を切り崩すための蹴りとアンクルにこだわった。複合のレッグロック(クロスヒールホールドか)はここ一番の用意で、棚橋最大のピンチをつくった。
切り崩さんとする金本。圧殺せんとする棚橋。そういった図式を強固にするためのサプライズムーブはしっかり織り交ぜながら、余計な技は逆にそぎ落としていく。永田裕志vs鈴木みのるの「腕折りvsスリーパー」。小島聡vs鈴木みのるの「ラリアートvsスリーパー」。テーマが試合を作っていく。長い目で言えば、テーマが選手を育てるというのもある(観客の頭の中で、その選手のキャラクターが育っていくのだ)。
※もちろん、何に自信があるかによってテーマも変わっていく。命懸けサーカス級のサプライズvsサプライズで試合を組み立てていける丸藤正道vsKENTAという例もある。
キャリア不足とのフォローももちろん棚橋には入るが、丸藤やKENTAにはそんなフォローは入らない。中嶋勝彦にも。スリングブレイドに頼るのはやめて、ハイフライフローやドラゴンスープレックスへとフィニッシュ技をチェンジしようとしているのはよいと思う。ただ、どんなプロレスラーとして君臨したいかをもっと突き詰めて、肉体や技を使いこなす「プロレス頭」の使いこなしを棚橋には求めたいのである。
それで初めて「強さ」が表現できるんだと思う。
厳しい言い方になってしまった自分に能力不足を正直感じる。不快感をもった方もいるでしょう、ごめんなさい。ただ、こういう注文を出すのは、もちろん新日本プロレスファンで居続けたいから。愛情表現って難しいぞ、愛してますーって叫べばいいもんじゃないから。
そんな棚橋への挑戦者を決めるトーナメント、開催が発表となった。「3/26~30の全日本プロレスチャンピオン・カーニバル」とはバッティングしない日程で開催。
・ 稔選手と棚橋選手が会見!~2/18 両国大会・一夜明け会見(新日本公式)
・ 【NEW JAPAN CUP 2007】賞金500万と4/13「IWGPヘビー級選手権試合」挑戦権をめぐる闘い!トーナメント戦出場者&取組決定!(新日本公式)
・ 3/3 平塚大会・越中が熱い!~越中選手・曙選手のコメント
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★NEW JAPAN CUP 2007参加選手(トーナメント)
G・バーナード、中西学、越中詩郎、永田裕志、石井智宏、長州力、蝶野正洋、真壁刀義、T・トムコ、飯塚高史、本間朋晃、中邑真輔、矢野通、天山広吉
▼新日本プロレス創立35周年TOUR Circuit 2007 NEW JAPAN EVOLUTION~NEW JAPAN CUP~
3月
[1回戦][マシン、田口復帰][曙参戦]3日(土)6:30PM 平塚総合体育館
[1回戦]4日(日) 3:00PM 静岡・アクトシティ浜松
6日(火)夜・後楽園ホール~旗揚げ記念日~
[1回戦]9日(金)6:30PM 埼玉熊谷市民体育館
[1回戦][蝶野プロモート]10日(土)6:00PM 幕張メッセ10ホール
[NJC1回戦][タッグ王座戦・中西&大森vsバーナード&トムコ]
11日(日)6:00PM 愛知県体育館
[準々決勝]13日(火)7:00PM 東京八王子市民会館
[準々決勝]15日(木)6:30PM 福島スポーツアリーナそうま
[NJC準決勝]18日(日)4:00PM 尼崎市記念公園総合体育館
[NJC決勝]21日(水)6:30PM 後楽園ホール
▼新日本プロレス創立35周年TOUR Circuit 2007 NEW JAPAN BRAVE
4月
7日(土) 6:00PM 埼玉・久喜市総合体育館
8日(日) 6:30PM 東京・後楽園ホール
9日(月) 7:00PM 千葉・流山市総合体育館
12日(木) 6:30PM 三重・四日市市体育館
[IWGP戦・NJC優勝者vs棚橋]13日(金) 6:30PM 大阪・大阪府立体育会館 ~最終戦~
▼新日本プロレス創立35周年TOUR NEW JAPAN BRAVE EXTRA
4月
14日(土) 6:00PM 三重・阿児アリーナ
17日(火) 6:30PM 青森・青森産業会館
19日(木) 6:30PM 北海道・旭川地場産業振興センター
20日(金) 6:30PM 北海道・浜頓別多目的アリーナ
22日(日) 5:00PM 北海道・札幌テイセンホール
24日(火) 6:30PM 岩手・釜石市市民体育館
※ 次のIWGPジュニア戦は稔vsエル・テハノJr(日程未決定)。
稔「4年前にメキシコに遊びに行った時から、メキシコに対して僕は憎しみの感情しかありません。タクシーに乗ったらぼったくられるし、メキシカンの友達と待ち合わせしたら5時間も待たされるし、近所で道を聞いたら逆方向を教えられるし」
※ 棚橋「越中選手がIWGP挑戦を表明しているそうですが、越中選手はどの会場でも人気が高く、昨年12月に大阪でシングルをやった時も、9割5分が越中コールでした。自分としては『いつでも受けてやるって!』という感じです」
※ 越中「開幕戦の平塚大会では、曙選手を完全フォールし、弾みをつけ、その勢いで3月21日後楽園の決勝戦まで勝ち残ってやるって!」
3月3日(土)平塚大会から新商品「越中やってやるって!」Tシャツが登場!
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組み合わせも発表されています、リンク先をどうぞ。
顔ぶれにサプライズなし。新日本はこのシリーズで何を問う? 決勝戦が後楽園ホールというのが“順当”に思える。ただ、途中の愛知県体、尼崎は箱が大きい。
棚橋も思わず「受けてやるって」と。話題性で越中詩郎が優勝候補? だけれども、1回戦はやったばかりの中西学だったりもする。この組み合わせが新日本は大好きなんでしょうか。
この選手なら大阪府立で棚橋とぶつけたい。勝たせたい! そう感情移入できる選手を新日本はファンとの共同作業でつくることができるか。■□
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