PRIDEとUFCの抗争は、リング外でもシュートだ
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PRIDEとUFCは提携し(オーナーが同一となり)、PRIDEの運営会社は「DSE」から新会社「PRIDE FC WORLDWIDE」へ。
ご存知の通り、旧体制DSEとしてのラスト興行4・8たまアリPRIDE.34ではPRIDEvsUFCが開戦。その数時間前には、海の向こうでPRIDEレギュラー選手、アントニオ・ホドリコ・ノゲイラがUFC来場を果たしていた。
この背景について、携帯サイト「kamiproHand」4/17更新記事が迫っている。
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・ 「今回のノゲイラ登場もジェフ・モンソンが『PRIDE.34』に登場したのと同じじゃないか?」と楽観的に思われるかもしれない。どうやらそれはまったく間違った見方であることがわかった。なぜなら、このニュースはPRIDE関係者にとって青天の霹靂だったから。最終のリングチェックを行っていた『PRIDE.34』バックステージは騒然となった。
・ さらにことの重大さを示しているのは、今回の事件がノゲイラの所属するブラジリアン・トップ・チーム(BTT)の首脳にとっても“寝耳に水”だったこと。実際、4月15日の段階ですらBTTとノゲイラは連絡が取れていない状態。
・ まだ、ノゲイラとUFCが“正式に契約しました”という最終確認は取れていない段階ではあるが(※ただし、ノゲイラは「もう契約を済ませた」と語っている)、これが事実だと仮定したならば、今回の騒動はUFCによる“ノゲイラの一本釣り”であり、BTTからの“引き抜き”に他ならない。推測に過ぎないが、ノゲイラはこのような重大事件を起こしておきながら、悪気なく「同じグループになったPRIDEとUFCの両方に出よう」と思っているフシもありそうなのだ。
・ ただし、ノゲイラとBTTの連絡がつかないことに関しては「バカンスのときは連絡がつかなくなる」のがノゲイラ・スタイル。心の奥底はまだ推し量ることはできない。
・ 今回の事件が浮かび上がらせるもの。それは「UFCは、『PRIDE』とUFCの対抗戦は現時点ではそれほど重要視していない」という強烈な事実だろう。3・27『PRIDE』重大会見でのダナ・ホワイト氏「これからもUFCは『PRIDE』をぶっ潰す」という言葉。あれは限りなくシュート過ぎる抗争宣言だったのである。おそらく今のダナは「ヘビー級のスター選手たちを一刻も早く囲いたい」と急いているのではないだろうか。長らく低迷を続けていたヘビー級戦線がミルコ・クロコップ獲得などによりビジネスになろうとしているのだから。最大のライバル『PRIDE』と共同オーナーになったいま、ビジネスとして脅威を感じているのは(ヒョードルが参戦した)ボードッグの経済力なのではないか。
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不思議な記事である。
UFCはもともとPRIDEを買うつもりはなく、ノゲイラらの主力勢一本釣り・囲い込みを狙っていた。その間にPRIDEが売値を半値にまでディスカウント。「買うも地獄(榊原信行代表が関与する複数の別会社が絡む複雑な帳簿状態)。買わなくても被害(“興行の中身がイチバン”のPRIDEが他社の手に落ちるかも)」という背景から購入したというのがアウトラインである(PRIDE買収のタブーより)。
UFCによるノゲイラ引き抜きは提携前から進んでいる話。それに気づいているファンは多いだろうし、kamiproは知っていると思われるのに、あえて“驚いた”ような書き方をしている。「UFCは、『PRIDE』とUFCの対抗戦は現時点ではそれほど重要視していない」というのも、当然だ。人気選手でUFCを固めようとしていたのに「いや、ノゲイラはPRIDE軍ね」って急に言われても困るでしょう、UFCにとっては。
そんな中で、結論の「これからもUFCは『PRIDE』をぶっ潰す」は限りなくシュート、というのはその通り。とにかくUFCとPRIDEの具体的な対抗戦は、まだ白紙。決めている最中なんである。ここでPRIDE関係者は“世界観”を守りきれるかが問われている。
ここ数日のPRIDEについての発信・報道。
・ 【4月14日】「PRIDEライト級グランプリ2007 開幕戦」日程延期のお知らせ(PRIDE公式)
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・ 【4月16日】高田本部長は「6月に米カリフォルニア州でPRIDE35を行い、これが新体制での第1回となるのではないか。ライト級GPは7月16日に名古屋で開幕し、9、11月と開催していく」と語った(デイリー)
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・ 【4月17日】新生PRIDEの運営に、米国人2人が幹部として携わることが16日、分かった。(ニッカン)
「6月カリフォルニア、ライト級は7月スライド」というのは、報道のみで正式発表されていない。心配させまいと高田が発言したんだろうけれど、逆に印象がよくない。なぜ「日程延期」とセットで伝えられなかったのか。なぜ談話後も正式発表できないのか。ドタバタぶりが目についてしまう。
そんな中途半端さの中でラジオ出演されると、もうちょっとちゃんとやってほしいと思う。あっ、これは別人か。
いま『1976年のアントニオ猪木』を読み始めている。リング下での猪木と馬場のシュートな抗争がたまらないし、猪木は本当に天才だったんだなと思わせられる。猪木によって育ったファンは、もう一段階深く猪木を楽しめるのでオススメ。ブ厚いのに読みやすいし。
話が脱線したが、UFCとPRIDEにおいてもリング下でのシュートな抗争が繰り広げられていくのだ。榊原氏に代わって世界観を守るのは誰か。看板を背負う選手は誰か。
・・・とここまで書いて、こちらの記事を発見。
・ 本日DSE取締役会~新社長内定か? (ファイト!ミルホンネット お知らせ)
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いよいよ本日(04月18日)、会社登記に向けて新組織を詰める取締役会が召集される。関係者によれば、すでにズッファ社の弁護士が毎日事務所に来ており、あらゆる帳簿を点検しているという。
新社長は二転三転していると言われ、「榊原信行前社長の腹心を昇格させる案は否決され、アメリカ人が就任するウルトラCが提案される」と話す関係者もいるが、予断は許さない。本日の取締役会が紛糾すれば、ゴールデンウィーク開始直前に会社登記することは不可能になる。すでにいったんDSEを退社した社員が、そのまま新会社に移行する目論みは空白期間が発生してしまい、当初の計画通りには進んでいない。ライト級グランプリ開幕戦の延期と合わせて、このまま退社するスタッフが増えることは避けられない状況だ。
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正式決定できない事項があるのは、まだ責任を取る人が本当に決まっていないから。さて、どうなる?■□















































