ダイナマイトが個性までも爆破する?
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開催が迫るダイナマイトUSA(6月2日=現地時間、ロサンゼルス)。参戦許可が下りないとされるチェ・ホンマンについて“下垂体に腫瘍が見つかり・・・”とされた報道があった。
・ <K-1>崔洪万、‘巨人症’波紋広がる(中央日報)
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・ 「テクノゴリアテ」崔洪万(チェ・ホンマン、26、218センチ)が‘巨人症’と呼ばれる「末端肥大症」を指摘され、波紋が広がっている。末端肥大症とは、脳下垂体に生じた腫瘍のため成長ホルモンが過剰に分泌され、身体末端部位の顔や手足などの成長が止まらない病気。
・ 金成運教授は「崔洪万もこの事実を知っているが、治療を受けることになれば格闘技選手生活をあきらめなければならないため、国内での精密検査を避けているようだ」とし「すぐに治療しなければならない」と語った。
・ 崔洪万は大会(K-1ダイナマイトUSA)出場を控えて現地でメディカルテストを受けた結果、下垂体に腫瘍が見つかり、CSACから出場許可を受けられず、レスナーとの対戦もキャンセルされる危機に直面している。
・ K-1大会を主催するFEGの韓国支社はこれについて「崔洪万は試合をするうえで何の問題もない」とし、崔洪万の出場を推進する一方、96年アトランタオリンピック(五輪)柔道銀メダルリストの金岷秀(キム・ミンス、32)を代わりに投入する案を検討している。
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巨人症や末端肥大症という病気は、ジャイアント馬場やアントニオ猪木、アンドレ・ザ・ジャイアントも当てはまる。“身体末端部位などの成長が止まらない”結果、猪木のアゴが飛び出していたりする。
現代において馬場や猪木がメディカルチェックを受けると、マット上に上がれないということもありうるのか!? もちろん細かい症状によって結果も違ってくるんだろうが、スポーツ的見地というやつはシビアである。
かつて総合格闘技団体リングスがバーリトゥード色を強めていった際、出る選手も出る選手も柔術出身のブラジル人ばかりという現象が起こった。個性豊かな外国人選手がリングスの特長だったのに、何かが終わっていく衝動に駆られたものである。
おおざっぱに言えば、プロレスの世界は“個性”と受け取り、スポーツの世界は“病気”と受け取る。よくも悪くもプロレスファンは、独自の世界観の中で生きている。社会のモノサシは残酷なまでに正しく、ファンを生きづらくしている。
↓こちらにも情報。韓国紙・東亜日報の英語版からていねいに事実を拾っていらっしゃいます。
・ 悲しきアイアンマン: 続報・ホンマン欠場騒動。ドクターストップの原因は頭がデカ過ぎたから!?
↓桜庭和志は心電図の異常? 桜庭が出場できなかった場合、代打は秋山成勲?
・ GAME AND MMA ダイナマイト!騒動続報
願わくば、ダイナマイトUSA・・・桜庭和志や所英男、ブロック・レスナーらのリング上での個性は、爆破されずに炸裂することを祈りたい!
この5月、カクトウログは今年初めての月間「毎日更新」を記録(右サイドバーのカレンダーに毎日色がついた)。ちょっとした達成感です(笑)。■□