逆行か? いや地力の強さなんだ/プロレスラーの“顔合わせ”続く
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新日本プロレス出身者同士の対談。武藤敬司が船木誠勝と顔を合わせた。
・ 武藤と船木が同期入門対談/全日本マット参戦を熱烈ラブコール(スポーツナビ)
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・ 全日本プロレス社長・武藤敬司がホストを務めるサムライTVの「武藤敬司☆SHOW」(9月9日22時から放送)の収録が29日、都内の全日本事務所で行われ、武藤と同期入門の船木誠勝がゲストで登場。約5年ぶりの再会となる2人が昔話に花を咲かせた。
・ 武藤と船木はともに84年に新日本プロレスに入門。船木の方が1週間ぐらい早く入門したものの、「一緒に頭を刈った」同期であり、ほかには闘魂三銃士の蝶野正洋(新日本)、故・橋本真也さん、AKIRA(フリー)がいる。
・ 武藤「プロレス復帰するならぜひ全日本を第1優先に考えて」。
・ 船木「全日本は1番信頼できるリング。鈴木(みのる)を見ていれば分かる」。
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船木の発言はサービスなんでしょうが、鈴木みのるの名を出すところが“きっちりとした回答”とも読み取れる。こういうやりとりができるのもプロレスラーか。
数日でプロレスラーの“顔合わせ”が続いた。8/29発売分の「東京スポーツ」(東スポ)紙には、「船木誠勝vs桜庭和志」「初代タイガーマスクvs小林邦昭」というタイトルが隣接した。
もうひとつ、「長州小力vsラッキィ池田」も並んだのがなんとも言えませんが(笑)。
谷川貞治氏は、7月HERO'Sに田村潔司をメインに据えたことについて、「ああいう人たち(UWF勢)は、メインイベンターは何かというのをよくわかっている」「リアルな人生ストーリーを持っているし、リアルな感情がみえる」「苦労しているから、精神的に強い」と語っている(格闘技通信)。
彼らがニュースを連日彩っているのは、時代への逆行か?
プロレスから格闘技へとジャンルの変革を試みたプロレスラー、伝統的プロレス界を守ろうとしたプロレスラー。給料が出ないこともあったし、赤字だって当たり前に向き合ってきた。「できあがったジャンルに上がっている」選手とは違う強さ。「つくってきた」強さ。何より、「観客に向き合ってきた」強さ。
そう、逆行ではない。プロレスラーの地力の強さが今日につながっている、その結果なんだとボクは考えている。
T.SAKAi■□[プロレス部門ランキング1位は?]