第1回リングスファンミーティング開催【週刊 前田日明】
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前田日明が足りない世の中に、とことん前田日明を発信してみる。毎週日曜日は、前田日明関連の動きをできる限りカクトウログが追う「週刊 前田日明」の日です。連載第57回のラインナップ▼第1回リングスファンミーティング開催▼格闘技が真にメジャーになるには?・・・

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情報をキャッチしていながら、最新1週間(月曜から土曜まで)で取り上げなかった前田日明の話題、あれば翌週送りせず日曜にまとめる。あと、1週間で取り上げた前田関連記事、主要記事リンクも再集約しておくことにします。
(週刊前田日明バックナンバー →「週刊前田日明」参照)
この連載を毎週見ておけば前田関連の動きは逃さない!
理想はそこですが、どうなるか。
イベントの関係もあって、日曜から2日遅れではありますが・・・いきます!
▼▼▼ W E E K L Y A K I R A ▼▼▼
9月24日、第1回リングスファンミーティングが開催された。
・ RINGSファンミーティング(リングス公式)
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■リングス再始動 RINGSファンミーティング開催!
日時:2007年9月24日(月・祝)13:00~15:00
場所:横浜 TYCOON
≪概要≫
前田日明と一緒に食事をしながら
これからの格闘技について語ろう!
当日の抽選で前田日明に一問一答のチャンス!
前田日明ファンクラブ始動!
サプライズゲスト登場!
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こちらに参加しましたので、カンタンにレポートを。
まず、30分前に会場に入ると、入り口近くのロビーのようなスペースで前田日明、山本宜久、野呂田秀夫氏が歓談中でした。受付をすませて、席につく。事前に割り振られた整理番号での座席に座る。
リングスTシャツが売られていて、イベント参加者価格として、一律4,000円。
ファン参加者は約100人。座席固定のパーティー形式。簡易的なステージあり。関西や岩手など遠方からの参加も。
まずは、テーマ曲『キャプチュード』に乗って前田が入場。リングス代表としての挨拶。
・ (馴染みのファンも多かったようで)みなさんも歳をとってきたようですが、私も歳をとりました。リングスの再始動に向かって動いていますが、ここにきてやっといろんなことを発信できるようになりました。
・ 総合格闘技がブームだと言われています。以前にリングスをやっていたころ、1991年ごろは、オリンピック級の選手を呼んでもギャラは1試合3,000ドルでした。今はたぶん10万ドルくらい。それに、PPVで得る売り上げもたいへん規模の大きいものになっています。
・ リングスも、再旗揚げするからには、将来的なPPVを想定したやり方でやっていきたい。そうするための資金調達に時間がかかっているのが実情です。ただ、問題は解決していっているので、もうしばらく待っていただければと思います。
ゲストがステージに上がる。
・ 前田宏行(ボクシング)
・ 所英男
・ 山本宜久「次回、試合をすることがあれば、リングスでという気持ちを持っています」
・ 成瀬昌由「前田さんに『来たらええやん』と言われてやってきました。前田さんに協力できることがあればと思っていますし、前田さんにも恩返しがしたい」
乾杯の音頭は、野呂田秀夫氏。前田日明の“後見人”的存在。
・ 野呂田氏「ようやくリングスの第1歩です。設計図は決まっています。それを、いつやるか、です。様子を見ています」
エビスビール(瓶ビール)をファン同士でグラスにつぎあって、野呂田氏の音頭で乾杯! それにしても、このビール。イベント30分前にはすでに机にあって、ずっと栓も開いてた。なんか泡が飛んでもったいないなぁ・・・と思ったが、飲んでみるとまぁまぁ普通。
ビールのほかの飲み物も会場後方にあるので、自由にどうぞ。という形式。料理がいくつか大皿形式で出てきます。前田から「料理をみなさん、どーぞ」という声がかかる。
スライドをまじえながら、前田による中国視察の様子が紹介される。
・ 3年くらい前から中国で総合格闘技のようなことができないかと動いてまして、中国の幹部と会って話をしてきました。(スライドをみながら)なんや、オレの(シガーを吸ってる)写真ばっかりやなぁ。そんなん見せてもしょうがないよな(笑)。
・ (その後、マトモ?な写真も入ってくる)上海市内に2,000塔以上の高層ビルがあるんですよ。中国の富裕層を実感しました。ビジネスチャンスを感じています。体育学院、武術博物館などを訪問した。「全面的に協力したい」と言われました。
質問コーナーへ。
・ (5歳くらいの子供から)どうやったら強くなれるんですか?
前田「ゴハンいっぱい食べて、いっぱい遊んで、お母さんお父さんの言うことを聞いて、外に出ていっぱい遊ぶこと。ゲームとかしちゃダメだね」
・ リングスネットワークの現状は?
前田「リングス・オランダ、リトアニアは自前で興行をやっている。グルジア、ブルガリアは選手を派遣している」
・ リングス時代のベストバウトは?
前田「コピィロフ、ハンとの試合かな。コマンドサンボに出会って、カール・ゴッチさんが言ってた技術が実践できることがわかった。あと、カレリン戦。カレリンが(レスリングで)4連覇できなかったのは、ちょっとオレのせいもあるんかなと(場内笑い、拍手)」
・ お子さんが生まれていかがですか?
前田「他の人が年賀状とかに子供の写真を載せてたときは、こんな親バカと思っていたけど、いやぁ・・・子供の写真は毎日撮ってるね!(会場、爆笑)」
・ 新生リングスの復活の時期は? また、どういうルールにしようとしているか教えてください。
前田「リングスのときはね、説明がたいへんだった。当時はプロレスファンを(リングスに)引っ張ってくることを考えていた。プロレス的ムーブは大切にしようという考えはありましたね。
UFC(のような顔パンチありのルール)は日本では(テレビ放映など)ムリだと思っていましたね。それをフジテレビの力でできたときには、頭にきた。ただ、(総合格闘技の)パイオニアとしてはしょうがないなとも思いました。
ノゲイラ、ヒョードル、ダン・ヘンダーソンは、(リングスの)制約のあるルールの中で伸びてきた。制約されるからこそ伸びる技術もある。だから、グラウンドでの打撃(解禁か否か)については冷静に考えたいと思います。いつまでUFCの放映がアメリカで続くかという危惧もある。何か問題があったら、アッという間になくなることもあるでしょう。
そのアンチテーゼとして、KOKルール(グラウンドでの顔面パンチなし、4点ポジションにある相手へのヒザ蹴りなし)ぐらいのことをやってもいいんじゃないかと考えている。批判にたたされたときにグシャッといかないように、2種類くらいのルールがあってもいいんじゃないかと」
(時期についての回答はなし)
・ HERO’Sとリングスの関係についてどう考えていますか?
前田「これからやっていくときに、UFCの資金力がいちばんの問題。ある部分で(HERO’Sとリングスで)スクラムを組んで共闘していく。ルールもあるので、いろいろと試行錯誤したり、選手の交流も行っていく。
選手は有望な若い選手を、面白い大会をやってみつけていきたいなと。そこに中国、韓国も入ってくる。
若い選手の大会をランクをつけて開催して、だんだん上にアップさせるような」
・ ここで、お子様誕生への花束贈呈。
前田「水銀とか入っているものは食べさせないとか、食べ物は気をつけてあげてるんだけど、ウチの子(生後4か月)は発達が早くてね。女の人が大好きで、毎朝演説をしている。自慢はね、手と足とチンコがデカイ!(会場笑い)。オレができなかった“全人種制覇”がでるんじゃないかと(場内爆笑)」
・ UFC、リングス、K-1での「天下三分の計」を考えていく上でリングスはアンチK-1ファンを取り込んでいくべきだと考えているんですが、その際に選手のケアを確立すべきだと考えています。お考えを聞かせてください。
前田「『天下三分の計』を(前田自身が)言ってたのはPRIDEがある頃ですね。
(参考:今、オレは天下三分の計を考えている。PRIDE、K-1・HERO’S、リングスの三国鼎立。これから赤壁の戦いだ。もちろんPRIDEが曹操だと思っている)
PRIDEは自滅しちゃって、自業自得でしたね。『(UFCなどに対抗できなくなったのが)金の力で』って・・・もともと(リングスに対して)やったのがお前らじゃないかって。
K-1はリングスのシステムのまま(の契約形態で)いってる。K-1はリングスと同じ問題を抱えてる。ですから、勝っていけばギャラも試合数も増えるような数学的な契約のしかたを考えています。
また、いまは総合格闘技OBがいなくて(事例・知識の蓄積もなくて)業界として手が回っていないが、スポーツ障害予防のためのケアはやるべきだと思っています。
ここで、小林聡(元WKA、俳優)、滑川康仁がゲストとして紹介される。
イベントはオークションのコーナーへ。赤いジャケット、黒のロングガウン(23,000円の値がついた)、その場で前田直筆の言葉などがオークションされる。また、リングス時代のビデオ(VHS)2巻セット、ジッポ、ポスターパネルがジャンケン大会で争奪された。
このあたり、前田がじゃんけんの呼びかけとか、「はい、じゃあ、そことそこの2人がじゃんけんして」と段取りをサクサク仕切るようになる。まったりとした雰囲気だったので、前田なりの巻き&盛り上げだったのかな。
最後に、前田から挨拶。
・ 二度と「休む」ということがないように(第1次リングスのような休止にならないように)やっていきたい。(第1次)リングスは(総合格闘技)創世記だったために、ホントに門をくぐってやること山積みでした。今回はPPVにつながるようにやっていったり、東アジア圏を(巻き込んで)やっていくにはどうすればいいか、課題が変わってきている。
・ 満を持して計画を立ててやっていきます。これまで、自分は、スポンサー、タニマチはイヤでしたが、今回は「出資」として、協力してもらうことでやっています。いろいろな問題がクリアしてきています、もうしばらく、期待してお待ちいただければなと!
・ HERO’Sのスーパーバイザーをやることで、さらなるパイプ作りもできました。(業界復帰としての)リハビリにもなった。こんどはみなさんとリングスの会場でお会いできる日を楽しみにしたいと思います。
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いかがだったでしょうか? リングス再興については、「PPV獲得への戦略構築」「東アジア圏の巻き込み」が軸になっていくことが明らかになった、と言えるでしょう。具体化の度合いはまだまだわからないが、イイモノができあがりつつあることは野呂田氏、そして前田の言葉からヒシヒシと伝わってきた。
ミルホンネット「週刊ファイト前編集長 週刊マット界舞台裏'07年9月25日号」によると、前田は日本テレビに接触するも、日本テレビは格闘技に強い警戒心をもっているという状態とのこと。交渉の進捗はわからない記事だったが、TBSとは別の局を“FEG系”リングスが手中に収めるプランがあるようだ。実際の“課題”は、ほぼテレビ局問題に集約されているのかもしれない。
前田が業界に2006年1月に業界に復帰してから、新生リングス復活は何度も触れられてきた。しかしながら、正式なアナウンスは延ばされたまま。なかなかデリケートな部分があったんでしょう。だけれども、高まりつつある機運を、このイベントではコアなファンに伝えることができたんじゃないかと思う。
よくも悪くも計算されたイベントというカンジはなく、披露宴の2次会状態。パーティーなんで、商品が当たるゲームもありますよと。どのようなテンションのイベントかわからないままにみんな参加したんだと思うが、リングス再興の具体化がないことでのファンの飢餓感を、前田がスタッフと共にもてなすことで緩和するかのような会だった。「まぁ、料理も食べてください」そんなアットホームなイベントだった。こういうのもあるんですねー。
リングスをつくっていく核になる“ファミリー”が久しぶりに集まって、ビールを飲みつつ、食事をつついた。イベントが終わると、みんな前田や所英男に近づいて記念撮影したり、自分なりにその場を楽しんでいる。ファンミーティングというよりも、食事会といった方がしっくりきたかな。
個人的には、幸運にもゲットできた商品があったし、成瀬昌由との2ショット撮影もしてもらえた(前田、山本、成瀬の3ショットも感慨深い!)。楽しんできましたよ。前田兄さん(イベント中は、これからは「前田父さん」ではないかという話も出た)、スタッフのみなさん、心地のいい時間を提供してくださってありがとうございました!
参加者のブログ更新。
・ “小さなヴォルクハン”所英男:ミーティング
・ 前田宏行公式ブログ:今日
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9/22(土)発売、格闘技通信 10月23日号No.431に前田日明のインタビューが掲載されている。
船木誠勝vs桜庭和志について(“桜庭が持っているポテンシャル、身につけた技術”“オレが気付かなかったこと”が明らかになる一戦と位置づけている)や、主催者によるケアを業界ぐるみで高めていくことへの提言など。そして、話は格闘技のメジャー化の話へ。
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・ 格闘技がメジャーになったなんて大間違い。そうなったって本当に言えるのは、トヨタやサントリーや味の素とか一流企業が普通にスポンサーにつくようになったときだよ。
・ (ゴールデンタイムだからメジャーでは?)そうじゃない。テレビ局は、視聴率がなくなったら、番組を外すよ。トヨタやサントリーがつくようなところは、少々視聴率が悪くても続いていくんだよね。巨人戦なんて今、視聴率10%もない。でも番組は切れない。なぜか? メジャーだから。
・ 総合格闘技の大会で天覧試合があるかっていったら、ない。天覧試合があったらメジャーになれる。リングスで一生懸命やろうとしてたことがあったんだよ。それは、秋篠宮殿下・・・あの人、格闘技が大好きだから、お呼びしようと思って。同級生だったある人を通じて、どんどんビデオを贈ったりして(実現はせず)。FEGはそういうことをやってないじゃない。
・ プロ野球、大相撲にいちばんシンプルに共通しているのは何かということで思い立ったのが天覧試合。社会的信用を得たら、海外でやっているように、興行債権を一流証券会社で組める。野村証券とかモルガン・スタンレーと一流の証券会社と組んで興業債権で集めた潤沢な資金を元にいい選手を呼んで、すごい試合を組める。
・ オレはリングスをやったけど、今までスポンサーとか一切つかなかったからね。人の金でやったことは一回もない。全部、自分の頭と行動力と企画力で考えたことで客を呼んで、その資金を元にして海外ネットワークの維持費から全部出してやったからね。リングス末期の頃に、リングスのルールで本当に強いヤツがわかるっていって証明したじゃない。ヒョードルもノゲイラもヘンダーソンも、リングスが最初に発掘したし。興行方式、海外も含めて全部考えた。
・ (リングスはEERO’Sとは別個にやる?)別個にやるんだけど、やっぱりFEGとスクラムを組んで。最終的にはPPV参入する方向にもっていかないと。
・ (それはいつになる?)来年だね。いろいろ企画があって、そのうちのひとつは今年やろうと思えばできないことはないけど、それはテレビと相談中。
・ 10年先、20年先を考えないと。日本の格闘技を本当にメジャーにするために。天覧試合とかコミッションの問題もあるからさ。だから今、政治家に近づいてる。今回も民主党を応援演説したからね。オレ、選挙に出馬しろって言われたのは4回目だよ。でも、『今は総合格闘技のために尽くしたいんで、それはできません』って断ったけどね。少子化問題とかも、自民党が怠慢した環境行政のツケが来てるんだよ。今、野菜や魚とか食品中に入っている化学物質の汚染を見て見ぬふりをしている。環境ホルモン。水銀とかは脳神経系に障害をもたらすからね。キレる大人、子供を殺す親、親を殺す子供が出てくるのは、環境行政のツケだよ。
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前田の考えがあふれ出たインタビュー。そして、ファンミーティングの内容と格通の記事はいろいろとリンクしてきます!
打倒UFCは掲げながらも、自らが名付けた「総合格闘技」を残すために、前田は大きいスケールで何かができないか考えている。業界にとどまりながら、業界を飛び出さんばかりのスケールをもってボクらを揺さぶり、語りかけてくる。そして、前田のやろうとしていること全てが、相互に関係しあっている。手堅く考えつつも、一発逆転の奇策までも仕掛けようと虎視眈々。
これまで闘いでも団体運営でも矢面に立ってきた前田。やはり、選手出身のプロデューサーであることが、高いテンションにもつながっていることは間違いないのだ。
今週の【週刊 前田日明】はここまで。
次週も前田日明を追いかけます!
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