「ワールドビクトリーロード」および「日本総合格闘技協会」設立記者会見
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期待された日程や参戦選手の発表は全くなし。それがまったくの想定外なら、これほどまでにしっかりとした組織をつくってきたのも想定外だった。
15日、東京プリンスホテル2Fプロビデンスホールで記者会見。angle JAPANさんがポイントをうまくまとめてくださっている。
・ 総合格闘技を盛り上げろ! 「日本総合格闘技協会」設立=ワールドビクトリーロード/PRIDEをしのげるか!? 総合格闘技界に新規参入(スポーツナビ)
・ 【ニュース】総合格闘技協会&新格闘技プロモーション発足会見全文(1)(GBR)
・ 【ニュース】総合格闘技協会&新格闘技プロモーション発足会見全文(2)(GBR)
・ 【ニュース】総合格闘技協会&新格闘技プロモーション発足会見全文(3)
・ ワールドビクトリーロード公式サイト
・ angle JAPAN: 協会の設立と公明正大で透明性のある会社運営で、総合格闘技をメジャーに
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PRIDEの事実上の消滅によって多くの選手やファンが宙に浮いた状態の現在、「誰かが立ち上がらないといけない!」と思った勇士が集い、新イベント開催に向けて動き出したという。まだイベント名(公募で決定)はもちろん、参加選手、ルール、開催日時、場所、規模、地上波中継の有無などは一切「発表できる段階ではない」とのことだが、とりあえず今回は不安になっているファンに、「こういう動きがある」ということを伝えるための会見だという。
▼新しい総合格闘技イベントへのプロジェクト
・ 【木下工務店・木下氏】経営団体「ワールドビクトリーロード」
・ 【井上元警視総監】コミッション委員会
・ 【福田氏、ドンキ安田氏】任意団体「日本総合格闘技協会」
※任意団体とは、社団法人ではないということ
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華よりも実を選ぼうとした。始めに信用ありき。これで地上波テレビ放映がなかったらウソだろう、という布陣をつくってきた。それ自体が、このプロジェクトのメッセージでもある。
コミッショナー制はかつての新日本プロレスにもありましたが、“お飾り”という雰囲気が強かった。今回のものは本格的なもの。
しかし、どこまで「コミッション委員会」「協会」というものが総合格闘技に馴染むかはわかりません。競技としての側面とは別に、どういうスタイルで闘うかというのは絶対につきまとう。マッチメイクや煽りVといった興行性も盛り上げるためには必要。PRIDEが一部で「新プロレス」と呼ばれ、プロレスに取って代わっていったのは、完全なる競技ではなかったというのが大きい。
とは言っても、テレビがついた途端に興行的要素をバンバン入れてきたりして。動き始めたら、テレビ局側は視聴率対策でスターを欲しがりますからね。
会見では、次の発表への期待をもたせた。
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木下氏
「選手についは現在交渉中です。発表できる段階ではありません。素晴らしいイベントにしたいと思うので、皆様が望む以上の選手を確保したいと思います。その時にまた発表します」
「具体的な日にちは決定していません。近々イベント開催の日にちを発表したいと思います。そんなに遠くのことではありません」
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ドン・キホーテとの関係から吉田秀彦。レスリング協会との関係から五味隆典。彼らは確実視されているが、はたして。ひとまず、楽しみに待ちましょう。
ところで、今回の動きは、あの話とつないで考えていいんでしょうか。
・ カクトウログ: 大晦日たまアリはPRIDEが借りたまま/PRIDE再開関連情報
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UFC代表ダナ・ホワイト氏
「私たちは『PRIDE』を買い取って、前のオーナーとは縁を切った。なのに、なぜテレビ契約を結べないんだ? たぶん誰か日本で権力を持った人々が我々を妨害しようとしている。そして彼らは独自で団体を旗揚げしようとしているに違いない」
「我々にも力を持った協力者はいるよ。だが、話が進まない。日本でのテレビ放映は3か月ぐらい前に本当に契約を結ぶ寸前まで近づいたんだ。ところが、まるでプラグを抜かれるように話が消えてしまった」
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日本の権力者サイドが「もうちょっと待て」みたいな進言をして、UFC外資勢力を止めた? このあたり、暴露本系情報として誌面を賑わせる日が来るかも。
PRIDE10周年の10月11日、この会見のプレスリリースが各社にFAXされた。その日、海外サイトがプレスリリースから読み取った情報を伝えた。
・ Koubousen Companion: PRIDE Replacement?(sherdog)
さらに深夜、当サイトが最初にレスリング協会のHPからプレスリリース実物の存在をすっぱ抜いた(半日後には同HPから削除)。
・ 2007.10.12 02:35 カクトウログ: 総合格闘技に関する記者会見のお知らせ (株)ワールドビクトリーロード
すると、それがさまざまな掲示板やブログに張り付けられて広がっていった。ネット住人の中で膨れ上がって迎えた会見は、ひとまず無事に行われたのだった。とにかくいまは、このポジティブなビッグニュースを歓迎しようじゃないですか。
さて、会見では、将来的にオリンピック種目をめざすといった発言もあった。ルールも整備するようだし、何よりも「業界がずっと残っていくこと」を考えているように思える。
あの男の構想と似ている。雑誌『Number』605号より。
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‘94年のロシア・エカテリンブルグでのロシア大会終了後(中略)当時、リングスは大会終了後に出場全選手を集めてミーティングを開くのがならわしだった。ジュースやスポーツドリンクを手にした選手と関係者を前に、前田が大会を総括する。そして、この言葉で締め括る。
「ウィ・アー・オーバー・ザ・フットボール、ウィ・アー・オーバー・ザ・ベースボール!」
前田の言葉に呼応して、全員が手にした飲み物を高く掲げる。我らリングスをサッカーや野球をも超えるものに―――。
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前田日明はしばらく前に、PRIDE消滅に対して「ざまあみろ」と発言したばかり。PRIDE自体は消滅したが、PRIDEを好きだった者たちによって“リングス構想”込みでひっくり返されに来た感もある。なんという皮肉。
おまけに、会見があった15日会見当日のレジャーニュースの見出しはこれ。
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前田リングス復活 延期!!
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日本テレビとの折衝がうまくいかなかったことはミルホンネットで既報だが、ここでは日テレ断念の話に加えて「興行+PPV」で再始動プランが伝えられている。
大きな意味で、“PRIDE”と“リングス”のシーソーゲームは延々と業界内に続いているともいえるのだ。
T.SAKAi■□[人気ブログランキング]
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