無我側が返答 追記/西村修が全日本に電撃移籍!
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■ニュース速報
無我ワールドプロレスリングの西村修が全日に移籍
藤波が知らないところで昨夜、全日本に乱入した西村修。
一夜明けて19日午前、武藤敬司社長とともに記者会見。
全日本への入団を発表。
西村は武藤と18日深夜まで話し合って決めたんだという。
まさに電撃決定。
西村「自分自身の追求するプロレス、信念、それができる団体が全日本プロレスでした」
ええっ?
今のところ、ハッキリした理由はわからず。
西村は藤波とともに揺るぎない無我の中心人物。無我そのもの。
無我自体もノアとの交流が始まるなど
新しい展開が見え始めていただけに、
離脱するとは、いったい、、、。
※夜追記
スポーツナビに会見まとめ記事が出ています。
・ 西村、無我離脱! 全日本プロレスに電撃入団/無我の2文字は譲れないと西村 武藤は「自然の成り行き」(スポーツナビ)
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武藤敬司
「このたび、西村と征矢の全日本プロレス入団が正式に決まりました」
「用意周到じゃないから非常に慌ただしい。畳み掛けるときはバババッていかないとっていう部分もあるから」
「(西村は)試合をやりたいと。結婚と一緒でさ、勢いがあるときにバババッてお互い来たからさ。(全日本代々木大会の前日)17日にお互いの思想を確認してプロレス論を語り合った」
「藤波さんには会っていない。西村に関しては全日本にとって必要な人材で。契約問題はクリアしている。恋愛と一緒で、どっちが言いだしっぺというのもない。目標・思想があっている者同士が話し合ったら、自然とくっついていくもの。自然の成り行き」
「あそこまでの思想を持った逸材は、全日本から見れば非常にありがたい。全日本プロレスは伝統もあるし、伝統の大切さを西村は常日頃から訴えている。進化もしなきゃいけないが、そういう部分で背中を見せていってくれるかな」
「これだからプロレスはおもしれぇよ!」
西村修
「さまざまな人生の紆余曲折(うよきょくせつ)がありまして、本日、全日本プロレスに入団いたします。胃が、内臓が取れるぐらい考えました。自分の追及するプロレス、信念……それができる団体が全日本プロレスだった。今後は入団ということで100%この団体に力と愛を注いで活動していきたい」
「(無我ワールド退団かとの問いに)そうです。(藤波辰爾には)これから伝えます。まぁ本当に事件というか……多分いろいろなうわさで藤波社長の耳には伝わっているとは思いますけど……征矢を連れたことも極秘で動きました。すべての責任は私にあります」
「問題となるのは覚悟の上です。伝統と格式高いプロレスをやりたかった」
「絶対的な試合数の少なさと、限界が私自身の中で見えた」
「最終的な決断は昨日(無我ワールド後楽園大会と全日本代々木大会が開催された18日)」
「プロとしてもっと試合がしたい。そして思想が全日本と一致した」
「8月の時点で……無我ワールドが昨年8月に旗揚げしてから興行日数わずか月に1日というのもあって、プロとしてもっと試合がしたい。無我の思想なり哲学を披露する場が1カ月に1試合では、プロとしては失格なんじゃないかと……8月ぐらいから深く考えはじめた」
「上井ステーションをはじめ、2つ3つのインディー団体とハッスルさんにも出させてもらい、フリー宣言を近々しなければならないという考えに至った。しかし最終的に日本に腰を下ろすとなると、団体所属が一番いいのではと。そして団体に所属するのであれば、メジャーの団体・試合数もきちんとある・巡業で日本中を回っているというところは3つ4つに限られ、その中で自分の思想と一致し、そして100%の愛をもって共鳴できるところとなると全日本しかなかった」
「一番最初、95年に無我を立ち上げたのは藤波さんですけど、そのあとずっと新日本プロレスの中でもこの2文字を守ってきた自負が私にはあります。その2文字はどんなことがあっても譲れません」
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正直、「無我」という方向性を挫折したとしか思えない。新しい無我を旗揚げしてからわずか1年2か月。経営が厳しいのはわかるが、まるで西村のためにあるような団体「無我」を離脱するとなると、プロレスラーにとっての信念ってなんなのかという気持ちにさせられる。
「世界最強タッグ決定リーグ戦」から西村を出場させるんだという。そりゃ西村が参戦する全日本は見てみたいですよ。でも、それが離脱ってことじゃない。無我は間違いなく経営として苦しくなるでしょう。打ち明けて、今後のことを話し合って、一時的に他団体にも本格参戦するプロダクションとしての側面を確立するとか、もっと円満に持っていけなかったのか。
無我ワールドプロレスリング側も声明を出している。
・ 西村修・征矢学両選手の移籍報道に関して(無我公式)
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西村修の移籍に関しましては、特にこちらから申し上げることはございません。
むしろ旗揚げ以来、本当の意味で中心となって無我を支えてきてくれたのは選手会長ヒロ斉藤、同副会長吉江豊であり、彼らの努力や気持ちを考えると無我=(イコール)西村といった誤った認識を払拭できなかったことを所属の全選手に対して大変申し訳なく思います。ファン・マスコミ関係者の方の認識と異なるとは思いますが、旗揚げから現在まで、ヒロ斉藤・吉江豊が中心となり団体として運営していたことは事実であり、今後の体制にはまったく問題ございません。
征矢学に関しましては移籍という結果になったようで非常に残念ではありますが、自分で選択した道ですのでプロの選手として一人の社会人として立派な人間になってもらいたいと願っております。そしてプロレスラーとしての今後の活躍に期待しております。
株式会社無我ワールド・プロレスリング
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これも驚きの発信。ヒロ斉藤・吉江豊の功績は認識したいが、西村をエース扱いして集客してきたことも事実でしょう。
週プロモバイルから無我選手のコメント。
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吉江「旗揚げしたときから西村修ひとりが無我を背負っていたわけじゃない。うらみつらみを言うんじゃなくて前向きに考えています。
(西村は退団理由に試合の少なさを挙げていたが?)責任をほかに被せるんじゃなくて、無我に所属しながら他団体に出てる選手もいる」
ヒロ「2人抜けたところでなんともない。よりいっそう残った選手は固まっていくでしょう」
長井「仮に不満があってここを出たとしても、いった先に不満が出ると思う。西村さんと征矢には決断したんだから頑張ってほしい」
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オトナな人たちだよ、ホントに。前向きに考えるしかないといったところか・・・。
全日本プロレスに集った、元新日本プロレス選手をまとめてみる。
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武藤敬司
小島聡
鈴木みのる
佐々木健介
西村修
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リング上での見所は増える。だけれども複雑。
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