桜が咲く頃に向かって・・・全国統一を進めるK-1 踏ん張る旧DSE?
2007年の国内最大団体PRIDEの消滅を受けて、総合格闘技界ではファンから復興とその担い手が待望されている。
<国内総合格闘技メジャープロモーション>
・ K-1:唯一の地上波テレビを持つ「HERO’S」を開催(K-1も開催するFEG派)
・ 旧DSE:K-1と提携路線の旧PRIDE派(旧DSE、大晦日「やれんのか!」開催)
・ 戦極:レスリング協会などバックボーンを持つワールドビクトリーロード派(3月5日に旗揚げ戦『戦極』開催)
ミルホンネットおよびOMASUKI FIGHTさん経由情報で、K-1と旧DSEの提携路線について以下内容(春に向かっての動向)を紹介してきましたが・・・。
・ 01.11カクトウログ: 旧DSEとFEGによる新ブランド「ドリームズ」が始動か
・ 01.12カクトウログ: 「戦極」旗揚げ戦、対戦カード第1弾/FEG以外のテレビ放映は石井和義氏がストップ?
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● その後、両者(FEG、元DSE経営陣)の話し合いはとんとん拍子に進み、FEGがTBSの放映権を、元DSE経営陣が興行権を持つことで合意に達したもよう。
● 谷川氏が考えている総合格闘技大連立の『Hero's』に代わる新しいブランド名(・・・の候補の1つ)は『DREAMS(ドリームズ)』。
● 収監中の石井氏(『K-1』創始者で『正道会館』元館長の石井和義氏)が川又氏(INOKI BOM BA YE2003のプロデューサー川又誠矢氏)を使って、FEG以外のイベントのテレビ放映を止めているとか、谷川氏はいったん降格、前田は追放というようなことも書いてある。
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こちらのザック・アーノルド氏による詳細見解を、OMASUKI FIGHTさんが引き続き追ってくださっています。ラジオの方は、OMASUKI FIGHT管理人さんが聴き取って起こした貴重なもの。
・ 01.13 OMASUKI FIGHT K-1帝国の全国統一?
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▼ザック・アーノルド氏追記
・ WVRはJ-ROCKにコントロールされていて、DSEに近い。だからDSE派が製作をする。
・ (DREAMSでは)地上波で流されるメガマッチはK-1が製作する。K-1が絡まないものはPPVで放送される。派閥はいろいろあるが、要するにK-1が、テレビという最も簡単な収入をコントロールすることになる。
・ K-1のパワーの源は、石井を通じたエンターテインメント業界の様々な力とのつながりである。彼の力は以前ほどではないかもしれないが、テレビに関してはDSEには望むべくもない力を持っている。これを理解するには、普通のビジネスのやり方は忘れた方が良い。これは清濁併せのむ世界である。
・ ポイントは、石井が究極の目標を達成したと言うことだ。つまり、日本のテレビに乗りたければ、彼を通すしかないのだ。興業というしんどすぎる仕事はしたくない。テレビのお金は、スポンサーをテーブルに着かせれば良いだけの簡単なお金だ。実際、石井は脱税ではなく窃盗で逮捕されるべきだ。
▼ラジオ番組(Fight Network Radio)にてザック・アーノルド氏
・ (K-1、やれんのか!、新生HERO'Sの背景は?)
K-1は全てをコントロールしている。唯一のTVへの窓口として機能している。WVRの地上波もK-1を通す必要がある。すべてがK-1という大きな傘の下で動く必要がある。その範囲内で、2008年は2007年よりはファンにとっていい年になるだろう。もしこの大きな仕組みが失敗すれば、あるいは、K-1がテレビを失うことになれば、ライバル会社が痛めつけ合う状態になるだろう。
・ (TBSは、いわゆるヤクザ疑惑の「やれんのか!」スタッフと仕事をしても大丈夫なのか?)
(そんなことを心配するには)K-1はエンターテインメント業界に、もう随分長く、根を張りすぎている。
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これが事実とすると、今回わかったのは、より具体的な構図と、「FEG以外のイベントのテレビ放映を(石井氏が)止めている」の中身にワールドビクトリーロード(戦極)も含まれているということ。すべてをひっくるめて、“清濁併せ呑む世界”とまとめられている。
K-1はフジテレビのみならず、TBSとも関わり、一時期は日テレでも放映されていた。その間に、石井氏はタイヘンな力を持ったということなんでしょう。格闘技界のコンプライアンス上の問題としては、全盛期のPRIDEが程度問題で突出したことで各種報道(フジテレビ打ち切り)された。現状の“程度”はどうなのか(もちろん“程度”が小さいからOKとはならないが)はわかりません。K-1中心に再編された現状もまた、何がしかの批判にさらされる日が来るのか。
なお、HERO’Sスーパーバイザーの前田日明は「(PRIDE勢が闇社会と関わった)おかげで世間では、『格闘界のプロモーターにヤクザがいるのは、当たり前じゃないか。田岡一雄(山口組三代目組長)の時代から』って。俺は『じゃ、俺がやっていたUWFでもリングスでも調べてくれ。ひとりもいないから』と答えるしかなかったよ」と発言している(『サイゾー』2008年1月号)。一方で、スーパーバイザー就任後だったと思うが「PRIDEの勝手な興行ぶりに腹を立てて、K-1側のケツ持ちと一緒に挨拶に行ったら、PRIDE側のケツ持ちの方が大物で話にならなかった」旨も口にしている(ソース失念)。
PRIDE買収以前に、闇社会疑惑が知られていない海外ならビジネスチャンスがあるという見方もあったかと思います。事実は異なる。今回のラジオ番組で司会者側が「いわゆるヤクザ疑惑の『やれんのか!』スタッフと仕事をしても大丈夫なのか」と問うているように、以前から『週刊現代』その他のメディア情報だって海外に流出している。特別なことではない。
さて、K-1(FEG)による掌握が進んでいるようにもみえる中で、旧DSE系(旧PRIDE系)情報に強い『kamipro』はこのように伝えている。
・ kamipro Special 2008 SPRING → 01月11日悲しきアイアンマン: 三崎和雄「日本人は強いんです!」発言を謝罪&秋山成勲は“カーセレブ”だった・・・
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ガンツ 最後にビジョンに「桜の咲く頃に会いましょう」というメッセージ幕が出たんですよ。3月に『戦極』があるから「それかな?」って思ってるファンもいるみたいですけど、水面下ではいろいろと動きがありますね。
------ 『やれんのか!』の会場で『M-1グローバル』のサポーターズクラブのチラシが配られたりしたし。今夏には日本上陸が有力視されてますね。
ガンツ あと『やれんのか!』はFEGに吸収されると見ているファンも多いけど、そういう展開にならないと思うけどね。
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旧DSE系は興行権を得ながら、何がしかの主張や独自性は維持されていくということか。
さて、OMASUKI FIGHTさん記事、アーノルド氏情報の続き。
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(その他)
・ ヒョードルはランディ・クートゥアと日本で戦うかも。「PRIDE王者対UFC王者」が売り物になるだろう。
・ 三崎の疑惑のキックについては、K-1が反則を宣告すると見ている。
・ 五味はおそらくUFCで戦うことになる。
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クートゥアについては、こんな情報も。
・ 01月14日悲しきアイアンマン: エメリヤーエンコ・ヒョードルとランディ・クートゥアが1月17日に会談!
三崎和雄の秋山成勲戦での反則キック疑惑については、小川直也が東スポ携帯サイトで見解を出していました。桜庭和志が秋山戦で反則を指摘したのは、試合中からだった。そうやって初めて意味があるわけで、その場で何もしなかったのだから覆るための行動を後ですることがおかしいという主旨。それは説得力があった。
T.SAKAi■□[本日の格闘技ブログランキング >> ]
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