ゴタゴタからの脱却へ~新格闘技イベント「戦極」旗揚げ戦、大会トピックス
pick up 新日本で特別損失?ユークス開示@新日本プロレス雑談さん/株式会社ユークス公式サイト┃初対決のKENTAと中嶋が壮絶打撃戦を展開=セム┃巨漢・森嶋、ベルトが腰に巻けない!ベイダー用のベルトアジャストが約7年ぶりに登場┃TBSラジオ[何故?プロレスは衰退してしまったか/猪木元凶説 三浦和義とプロレス?]┃猪木IGFが初海外でブラジル興行計画┃女子プロレス「LAST SPIRIT~永遠~」をジャガー横田&ライオネス飛鳥がプロデュース┃戦極観戦記~吉田のひたむきさは伝わった@OMASUKI FIGHTさん
「戦極」旗揚げ戦の観客者数が“国立代々木競技場史上最多”だったが、大会当日の当サイトアクセス数も開設以来過去最高の33,604件をマーク。会場の興奮をこれだけの人と共有できると、やりがいもあります。感謝。
・ カクトウログ: 3・5「戦極-SENGOKU-」旗揚げ戦・国立代々木競技場第1体育館、速報観戦記まとめ
新格闘技イベント「戦極」のトピックスまとめ。
・ 「戦極-SENGOKU-」旗揚げ戦(スポーツナビ速報)
・ 「戦極」第2戦は5月18日、第3戦は6月8日に開催/WVR木下社長 「みんなの気持ちがひとつになった」=旗揚げ戦総括(スポーツナビ)
・ 代々木最多!1万5523人詰め掛けた(スポニチ)
・ angle JAPAN: 夢ではなく、リアルにこだわる戦極が旗揚げ。藤田、五味復活!吉田敗れる!
##
・ 注目の旗揚げ戦は、大会関係者が国立代々木競技場史上最多と話す1万5523人を集めた。平日の午後6時半開始のため、最初は空席も目立ったが、時間とともに客席は最上部まで埋まった。
・ オープニングセレモニーでは体育館内で花火を上げ、機動戦士ガンダムのシャアの声優、池田秀一氏が選手紹介を行う演出。VIP席には歌手の長渕剛、CHAGE&ASKAの飛鳥涼、元格闘家でタレントの須藤元気、プロレスラーの小川直也らが顔をそろえた。
・ 事前に“宇宙からの声”と予告されていたのは、シャアの声だったようで、煽りVのナレーションや入場時の選手呼び込みなどは、すべてシャアの声が担当した。オープニングでは「夢を見るのもいいが、本物の戦いを極めてみせろ」という意味深なナレーション。さらに第1試合の前には、スクリーン全面に「お前ら、まだ夢 DREAM を見ているのか」という文字を映しだし、10日後に旗揚げを控えている『DREAM』をいきなり挑発してみせた。
・ 全7試合が行われ、うち6試合が日本人vs外国人の組み合わせとなったが、吉田・瀧本の2人以外はいずれも日本人ファイターが勝利。
・ 5月18日の「戦極」第2回大会(東京・有明コロシアム)と6月8日の第3回大会(さいたまスーパーアリーナ)、そしてここにホジャー・グレイシー、ケビン・ランデルマンが参戦してくることがあわせて発表。
<試合結果>
[1]×ファブリシオ・“ピットブル”・モンテイロ(3R判定0-3)ニック・トンプソン○
[2]○川村亮(3R判定3-0)アントニオ・ブラガ・ネト×
[3]×瀧本誠(1R4分51秒、アキレス腱固め)エヴァンゲリスタ・サイボーグ○
[4]○藤田和之(1R1分23秒、スピニングチョーク)ピーター・グラハム×
[5]○三崎和雄(2R2分02秒、フロントチョーク)シアー・バハドゥルザダ×
[6]○五味隆典(1R2分28秒、TKO)ドゥエイン・ラドウィック×
※出血によるレフェリーストップ
[7]×吉田秀彦(3R3分23秒、ヒールホールド)ジョシュ・バーネット○
##
まずは、ここまでの大会をつくった関係者に感謝したいと思う。いろんな旗揚げを観てきたが、こんなに完成度の高いものはなかった。藤田とジュシュが勝ったことで、プロレスファンとしても気持ちいいですし(笑)。なお、小川直也は単なるゲストだったようですね、今のところ。
“選ばれた”日本人選手たちは、全体的にきっちりとしたコンディションをつくって試合に臨んでいた。組み合わせの問題として“結末に大爆発!”というまでのものはなかったが、結果を見守る緊張感は間違いなくあった。
旧PRIDEチームもテレビ局もつかないことで注目された演出レベルも合格点でしょう。「○○○○選手、出撃!」とか「○○○○選手、行け!」という入場コールは特有のものだった。普通のナレーターが言っちゃうと聞いている方が気恥ずかしくなるようなセリフなんだが、これには、マニア向けではなく、初心者にわかりやすく大会に接してもらおうという裏メッセージを感じた。だけれども、深みというか味わいのある声、著名な声優さんだったんですね。その点では、マニア心もくすぐる?
全体として“戦国”時代劇を彷彿させる演出だったんですが、PRIDEばりの外国人アナウンサーも起用したりと現代風アレンジもあった。今後、より進化していくことでしょう。
参戦選手、関係者のコメント。
##
五味「(ライバルは見つかる?)大丈夫でしょう。今日みたいなクリーンで、素晴らしい大会を選手が作っていけば、ファンも集まるし、選手も集まってくるでしょ」
藤田「ここは初心に返れるもの凄いリング。大化けすると思う」
三崎「お客さんも暖かくて、素直に受け入れてくれる感じがした。ここを本物のリングにしたい。嘘を見せたくない」
ジョシュ「戦極がより先のあるものになるように、協力していきたい」
木下社長「きょうはマスコミの皆様と、ファンの皆様と、スタッフの気持ちがひとつになったと思います。当初は不安があったが、ファンの方々があたたかく見守ってくれた。戦極という日本総合格闘技をさらに全国に、世界に羽ばたかせていけるようやっていきたい」
國保広報「暗い話題が多かった格闘技界に選手が輝ける場所を作れたのではないか。ヘビー級の日本人も集まってきたので、どこかでヘビー級のトーナメントができたらと思う。そのためにも二陣、三陣の大会で色々と試してみたい」
##
これらのコメントが、何より大会を語っている。素直でもあり、言葉にどんな思いが込められているんだろう?と想像させるものでもあり。
大会では「PRIDE消滅」という新聞見出しが何度も煽りVの中で登場した。ところが、そんな悲観的なものを振り払うかのようなあたたかい空間が広がっていた。当初から方向性として掲げられた「公明正大なリング」「総合格闘技をオリンピック種目に」は、感じるレベルはそれぞれだったかもしれないが、しっかりとしたカタチを見せていたように思う。
カタチは、単純なもの。純粋な闘いが見たいファンに囲まれて、戦いに没頭できる場で選手が戦う。背景にしっかりとしたスポンサーがいて、レスリング協会などの組織的バックアップもあって、監査機能もしっかりしている。その安心感はあった。これで地上波テレビがついてないことは悲しいことなんですが、時間の問題なんじゃないのかなぁ。
いろんな意味で、ゴタゴタからの脱却を目指すリングだとボクは受け取った。そういう軸がメジャー格闘技のひとつとして出来上がるのは歓迎すべきこと。しっかりとした足取りで「戦極」、スタートです。
もちろん、PRIDE後継団体争いとして「戦極」のライバルとなる「DREAM」もガツンとくるでしょう。「DREAM」はまた色が違う、アドレナリンがバンバン出るような感じだろうな。
最後に、ジョシュのインタビューが出ていましたので、貼っておきます。
・ GAME AND MMA ジョシュが今後を語る(※戦極旗揚げ戦の前に収録)
##
・ 今年はプロレスの予定があと何試合か入っている。俺は格闘技も続けるし優劣をつけるつもりはない。プロレスと格闘技は俺にとっては同じものなんだ。プロレスが俺の格闘技の進歩に役立っているのも分かっている。
・ DREAM側についているプライドの運営スタッフとは、未解決の問題があるんだ。彼らは何をすべきか十分分かっているし、それが解決されれば彼らと一緒に戦う可能性はあるかもしれない。それまではまずない。
##
プロレスと格闘技は同じというアントニオ猪木の精神を踏襲するジョシュ、頼もしいセリフ。いきなり「戦極」では敵なしとなった感もあるが、旗揚げ戦のメインをさすがのグレードで締めてくれた。
T.SAKAi■□[本日の格闘技ブログランキング >> ]
事実誤認・誤字は左サイドバーのココログマーク下からメール→大変助かります。カクトウログへの苦情やご希望もお寄せください。
| 固定リンク
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/50765/40392216
この記事へのトラックバック一覧です: ゴタゴタからの脱却へ~新格闘技イベント「戦極」旗揚げ戦、大会トピックス:
» シャアがやってきた!ヤア!ヤア!ヤア! 戦極〜SENGOKU〜絵巻 [先カンブリアンの補遣]
JUGEMテーマ:スポーツ
[続きを読む]
受信: 2008.03.07 03:48
» 傾き御免!戦極はジョシュ・バーネットのいくさばでござ〜い [BurningSpirit]
と花の慶次の捨丸風にw会場入り: 17:00には会場入りしました。えー事前にチケットにばら撒かれているとか、格安チケットが出回ってるとか聞きましたが 開始時間にはA席あたりがほぼ埋まり 19:30頃...... [続きを読む]
受信: 2008.03.07 16:25
» 戦極〜リアルな強さとは [不二草紙 本日のおススメ]
非常に遅くなりましたが、感想やら思索やらを。試合結果などはカクトウログさんでどうぞ。 まあ、便利な時代でして、お金を払わずともちょっと待てばこうして全戦鑑賞できるんですよね。ありがたい。で、ようやく全試合観ましたので。 まずは御存知な... [続きを読む]
受信: 2008.03.08 09:56

