大「マエダ」コールが起こる中で…前田日明プロデュース『THE OUTSIDER』旗揚げ
昨年11月に『実話ナックルズ』で真っ先に不良たちに構想を明かしてスタートした前田日明プロデュース『THE OUTSIDER』。3月30日に「格闘技経験者の私服警察官約30人が会場内に配置」(東スポ携帯サイト)という警備体制のディファ有明で開催された。事件やトラブルはなかったようで、まずは関係者の努力に敬意を表したい。おつかれさまでした。
大会レポートはangle JAPANさんが秀逸。ぜひ、どうぞ。
・ angle JAPAN: 第1回THE OUTSIDERを、前田CEOは「70点」「(乱闘の数は)想定以下」と評価
・ 全国の不良たちがリングで大暴れ! 激戦続出で超満員の観客熱狂=THE OUTSIDER(スポーツナビ)
・ 第1試合から乱闘ボッ発! 前田日明プロデュース『THE OUTSIDER』がついに旗揚げ!!(kamipro.com)
事故の未然防止のため、早めに止める処置もあったとのこと。大会内容に特に補足はしないが、ニュースを読む限りは、いい大会になったようだ。
前田日明と“絶縁”状態にあった「kamipro」も無事に取材。ヨイショではないと思うが、大「マエダ」コールとのレポート。
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大会前には前田日明プロデューサーが「キャプチュード」に乗ってリングイン、場内から大「マエダ」コールが鳴り響く中、「今日集まった選手は、人よりも数倍元気があって、人よりも数倍情念に溢れた連中です。この気持ち、心。そういうものが新しいものを創り、新しい世界を切り開いていくと思います。この『THE OUTSIDER』から次の時代の総合格闘技界を担う素晴らしい選手が生まれてくるということを確信しております。皆さまは今回、新たな伝説を目撃することになることを保証いたします」と開会の挨拶を行ない、いよいよ第一回の『THE OUTSIDER』全22試合がスタート。
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HERO'S旗揚げ戦で起こったマエダコール、ここでも。
マエダコールを送ったのは、新日本プロレス時代・UWF時代からの前田ファンか? それとも、若き不良たちなのか? いずれにせよ、不良たちにとっても、これ以上ない生きがいをこの大会が提供していることは明らか。
前田はジ・アウトサイダーの構想段階で、このようにコメントしていた。
・ 2007.12.09 カクトウログ: 前田日明、不良少年を集めて大会開催【週刊 前田日明】
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「そのうち、全国の不良が俺のもとにたくさん集まったら、『大日本戦闘連合』というチーム作るよ(笑)。そして俺が大不良番長になる(笑)」
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大不良番長という言葉が正しいかはわからない。だけれども、いつの時代も前田は、すべての人の心の中にある「不良」部分を背負って走り続けている。
どんなカタチであれ、前田日明の旗揚げを見聞するのは、ボクら前田ファンにとって最高のゼイタクなんである。
T.SAKAi■□[本日の格闘技ブログランキング >> ]
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