柴田勝頼、プロレスを背負って闘い続ける~ファンイベントレポート~
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こちらのファン参加イベントレポートを読者からいただきました(感謝!)。日数が経っていても、発言は貴重。
プロレスから総合格闘技へと闘いの場を移し、総合デビュー戦こそ勝利したものの、その後の勝ち星に恵まれずにいる柴田勝頼。イベントで何を語った!?
・ 柴田勝頼の対戦要求に、ミノワマンが思わず…(K-1公式)
・ 今年は船木&柴田&ミノワマンと一緒にお花見だ!!(HERO'S公式)
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■お花見ファンイベント2008!! 船木誠勝・柴田勝頼・ミノワマンのプロレス裏話爆笑トークショー&花見♪
◎日時:4月4日(金)18:30受付開始、19:00~21:00
◎場所:東京都内レストラン(場所の詳細は参加者のみお伝えいたします)
◎料金:一般料金/15,000円(飲食付)
※未就学児は無料ですが、座席が必要な場合は有料となります。
◎出演:船木誠勝、柴田勝頼、ミノワマン
◎司会:ボンバー森尾
◎予定内容
・プロレス裏話?!爆笑トークショー
・4ショットポラロイド撮影(選手3人に囲まれての撮影)
・着席スタイル(席は指定席となります)
・ドリンク飲み放題(アルコール・ソフトドリンク)
・ディナー付(おいしい食事がついてるよ!!)
・レアグッズが当たる抽選会
・選手へのQ&Aコーナー
・ゲーム大会
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≪全体について≫
・ 料金が高いせいか人数は40人もいませんでした。男性のほうが多かったかな。お子さん連れやご夫婦の方、遠方からの方もおられたみたいです。
・ 2時間のうち、トーク部分は30分、食事しながらレスラー達がいるテーブルにファンが行くという形が30分、あとの1時間はクイズとか記念撮影でした。
・ レスラー3人もいるのにトーク30分は厳しいですね。トーク時間もっと長くして欲しかったなー。全部トークでもいいくらいだ(苦笑)。柴田中心にトークの内容をピックアップ。
≪トーク≫
・ 柴田「(桜庭和志戦の入場時の話)コケてしまったけどプロレス時代の培った前受け身で怪我もなかった。その後ロープチェックした時も一回転してしまったがこれも上手く着地できた(笑)」
・ 船木「入場時、目の前から消えたけどすぐに立ち上がったのでそういうパフォーマンスかと思っていた」
・ 柴田「(狂犬と呼ばれていますが、プロレス時代も?)狂犬とは言われてない。狂犬ではなく素で・・・ありのままでやりたい」
・ 柴田「(プロレスから総合に移られましたがどうですか?)総合は奥が深いです」
・ 船木「(船木と柴田二人の出会いについては?)2005年の9月ですけど、その前に柴田勝久レフェリーの息子ということで知っていた。
あと同じ日焼けサロンで、焼いている最中に好きな音楽をかけてもらっているが、柴田も同じことをしてると店から聞いていた。いや、その前の魔界倶楽部時代から鈴木みのるとの絡みから自分に近づいてるなと思った」
・ 柴田「(今後戦いたい相手は?)ミノワマンさん(言い直して)ミノワマンですね。ミノワマンとだったら何か新しい“プロレス”が出来そうな気がする」
・ (クイズで判明)船木が最初にもらった給料で買ったものは、ウォークマンだったそうですー。前田さんと高田さんにはやはり仲直りして欲しいと(苦笑)。
≪感想≫
・ 柴田がミノワマンと『プロレス~』と言ったのは強烈に覚えてます。自分的には、あえてこの『プロレス』というフレーズを使ったのかなぁ・・・と思いました。
柴田のベストバウトとも言われている(個人的には2006年12月の浜中戦ですが)2006年の門馬秀貴戦でも確か、新しいプロレス~といフレーズを使っていたんですよね。
参考。
・ 2006.03.23 カクトウログ: 柴田勝頼「新しい形のプロレス」、上井文彦氏「必死プロレス」/3・22BML後楽園ホール
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柴田「今日のテーマは、2006年のプロレス。具体的には言えないけど、完全に新しい形のプロレスが見え始めてきたかなと。やる前からうすうす感じていたけど、門馬は新しいものが生まれる相手だと思った」
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・ 自分はこの言葉を聞いて、プロレスから総合格闘技に場を移し、周囲の環境や舞台や人々の柴田を見る目が変わっても、柴田自身は変わりなく己の道を貫いているのだなと、とても嬉しく思いました。
・ 総合ファンからしてみれば、『総合格闘技の試合でプロレス??総合を舐めるな!!』と、プロレスファンからしてみれば、『総合行ってプロレスの試合もしてないくせに、プロレスを舐めるな!!』と思われるかもしれないけど、上手くいえないけど、柴田は決して総合もプロレスも舐めているわけじゃないのは、柴田を追ってきたカクトウログさんもわかっておられるはずですよね。
・ 今ではすっかりジャンルが分かれてしまってますが、柴田にとってはプロレスも総合もリングの上で闘うという意味で、ジャンル分けしていないのでは?と、得意の勝手に解釈(笑)。
・ ジャンルわけしてない人なんて今じゃごくごく少数派なのかな・・・悲。。。(まぁ、いまだにこういうある意味馬鹿な人間もいるということで・・・馬鹿になれ!byアントンイズム)
・ 高田延彦がこの間、何かのテレビ番組で『総合は相手との闘い、プロレスはお客さんとの闘い』って言ってたけど、何となくですが、柴田は両方と闘う気でいるのかなと。でもその道は相当険しい道のりなのでは?とも思います。
・ 総合では負け続けの柴田だし、プロレスに戻って欲しいと願うファンも多いのはわかってます。でも自分は戻って欲しいとは思わないです。ただ戻ってくるのではなく、出来れば新しいカタチのプロレスを柴田自身の手で切り開いて欲しい・・・というかそれがやっぱりそれが一番見たい。
・ 後ろ向きで既存のプロレス団体に出戻るくらいなら、前のめりに倒れろ柴田!まぁ倒れても前受け身して立ち上がればいいし(笑)
と、あくまでも超個人的な意見です。
・ そうそう、柴田はこういうイベントには相変わらず慣れてなく、緊張をほぐすためかビールをがぶ飲みしておりましたー。
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ここから、カクトウログ管理人です。柴田の「ミノワマンとだったら何か新しい“プロレス”が出来そうな気がする」発言。これは、プロレスラーらしいよくばりぶりが出ていて嬉しくなる。K-1のレポートによると、ミノワマンも「柴田選手と闘えば、僕の理想とするプロレスに近づけると思います」と答えていますね。
ただ、プロレスラー同士の対戦はそんなに頻繁に見たいとは思わない。柴田には、リベンジしなければいけない相手もいる。とにかく柴田の総合2勝目を観たい。それがないと、始まらない。
ぶっちゃけ、再び盛り上がってきたプロレス界には、柴田はとても“欲しい”存在。ただ、このまま柴田に総合で挫折したままにして欲しくないし、柴田も無論そのつもりだろう。期待しています。
なお、船木の発言、“前田さんと高田さんにはやはり仲直りして欲しい”というのは、素直な発言ですね。でも、前田日明と高田延彦・・・難しいんでしょう。
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