田村潔司、秋山成勲に「決勝戦からでも出てもらいたい」/新日本との対抗戦不参加の真相も明かす
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いよいよ、DREAMミドル級グランプリ開幕戦まで1週間。田村潔司が練習を公開した。
・ 田村、船木とのU系対決に向け「平常心っていう感じ」=DREAM/秋山欠場に関して「(主催者推薦で)出てきてもいいと思う」と独自の見解(スポーツナビ)
・ 【ドリーム】4・29秋山欠場について田村がコメント「決勝戦からでも出てもらいたい」(GBR)
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・ 「ここ2、3年で一番いいコンディション」という田村。その理由として早期の試合決定を挙げた。「追い込む練習をする前に、コンディションを整える練習が必要なんですが、今回は時間があったので、その下地を作る練習ができたし、ケガもなく余裕を持って調整できました」
ただ、コンディションこそ良好だという田村だが、「今回は試合の実感がわかず精神的に弱い自分がいるので、その部分を試合までに追い込みたい」とも話し、やはりかつての先輩・船木が相手では通常の試合と勝手が異なるのを感じているようだ。
・ この日の公開練習を終えた田村は、鼻骨骨折によりミドル級GPを欠場する秋山成勲(フリー)について言及。
「ケガに関しては本人にしかわからないこと。もうしょうがないと思いますよ」と田村は秋山に同情しつつも、「(秋山は)HERO’Sトーナメントで優勝したりと実績もあるし、主催者推薦枠として出場してもいい立場の人。いい意味でも悪い意味でも、ああいうイメージがついている。三回戦、四回戦、決勝戦と、どこからでも出てきてもらいたい」とラブコールを送っている。
この言葉を受けて、囲み取材を行った笹原圭一イベントプロデューサーであるが、「全く主催者推薦枠での出場はありません」と、秋山のGP出場はないとした。
■DREAM.2 ミドル級グランプリ2008開幕戦
4月29日(火・祝)さいたまスーパーアリーナ16:00
▼ミドル級GP一回戦
桜庭和志 vs アンドリュース・ナカハラ
田村潔司 vs 船木誠勝
デニス・カーン vs ゲガール・ムサシ
金泰泳 vs ミノワマン
マゴメド・スルタンアクメドフ vs ゼルグ“弁慶”ガレシック
ユン・ドンシク vs 大山峻護
ホナウド・ジャカレイ vs フランク・トリッグ
※GPもう1試合(秋山欠場による代替選手、および代替カード)は調整中
▼ライト級GP一回戦
青木真也 vs J.Z.カルバン
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公開練習の披露の仕方、コメントから、かなりの好調さがうかがえて、試合が本当に楽しみになる。これほどにポジティブな田村も珍しい。いつも試合が早期決定しないのは多分に本人のせいでは!?というツッコミはしないでください(笑)。
実は、田村。『kamipro』No. 122(後で紹介)では、こういう言い回しをしている(抜粋)。
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「いや、(2回戦以降の秋山戦を)考えているも何も、もう時期を逃しちゃったね(笑)。俺のせいで逃しちゃった。ホイスも秋山も船木さんも、やりたいと思ったときはやれなかった。でも今回、船木さんとやれる機会が来たわけだから、また“波”が来るんじゃないか、とは思っている」
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いったん“逃した”秋山戦は、格闘技人生の集大成としてのメインテーマのひとつになってくる。あきらめの気持ちが入りつつも、再び前向きに歩み始めた姿を田村は公開練習で見せてくれたのだ。
その『kamipro』ですが、UWF系ファンに見逃せないラインナップが揃っている。まだナナメ読みですが、うならされる内容がいくつもありました。ぜひ手にとってみてください。
・ kamipro.com | kamipro最新号
・ 船木戦直前の田村潔司に直撃インタビュー=kamipro発/「船木さんとやるのは複雑」赤パンが青春時代を語る(スポーツナビ)
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『kamipro』No. 122は定価880円(本体838円+税)で4月22日(火)発売!! (※地域により発売日が多少異なります)
☆船木誠勝戦直前! UWFの20年間を語る!!
田村潔司
「団体を背負ってきた人間にしか出せないものがある!」
☆“Uインターの頭脳”が、田村vs船木を通して語る
「プロレス、シュート、真剣勝負」
宮戸優光 炎上ロング・インタビュー
☆初期プロデューサーが語るHERO’S誕生の裏側
上井文彦
「全部、台本どおり読んだだけですよ!」
☆ついに明かされるグロム・ザザ戦の内幕
木村浩一郎が語る初期リングスの真実
「俺は実験台になるんだな、と思ったよ」
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お金がいくらあっても足りない感じですが、こちらもガマンできず買ってしまいました。
・ 前田日明が明かすアウトサイダー旗揚げ壮絶秘話/「昭和格闘技っていうか、格闘技の原点ですよ」=「格闘技通信」発(スポーツナビ)
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『格闘技通信』 2008年5月23日号(№445)
4月23日(水)発売 定価700円(本体667円)※一部地域では発売日が異なります
田村潔司「秋山の顔は殴れるけど、船木さんの顔は殴れない」
船木誠勝「PRIDEファンにオレの生きざまを見せつけたい」
前田日明が明かすアウトサイダー旗揚げ戦壮絶秘話
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意外なのだが、『格闘技通信』がインタビューの中で、田村の“新日本プロレス対抗戦への不参加の理由(真相)”に迫っている。対抗戦初戦は、1995年10月9日東京ドーム(メインは高田延彦vs武藤敬司)。高田が率いて、田村が所属するUWFインターナショナルと新日本プロレスが対抗戦を行った際、田村はひとり対抗戦に背を向けたとされた。
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「あの時は宮戸さん(宮戸優光)がインターを引っ張っていたんですが、新日本とやるには宮戸さんを外さなきゃいけないんですよ。会社が一丸の状態でやるということなら依存はなかったと思いますけど。ボクの意見は『新日本と対抗戦をするのは、団体としていいと思います。だけど対抗戦に出る出ないは、選手個人が決めていいんじゃないですか』って話をして。今まで頑張ってきた人を外してまでやる問題なのかなって会社不信にもなりました」
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この対抗戦に出なかったことで、田村の“妥協しない男”というブランドが誕生した。だけれども、スタイル云々以上に、人間関係を重んじたところもあったことがわかった。対抗戦拒否については100%「スタイルで妥協したくない」というイデオロギー的な決断だと思っていただけに意外だったが、今も田村はプロレス心を大切にしている。田村流のバランスは、やはり興味深く感じるのである。
その他、パトリック・スミス戦関連、宮戸とのエピソードなどいくつか明かされたことあり。『格闘技通信』同誌をご参照ください。
T.SAKAi■□[本日の格闘技ブログランキング >> ]
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