続・柴田勝頼はタップしたのか?~フィニッシュ分析 読者からのメール、kamiproからの回答
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先日お届けしたこちらの記事。公式サイトはじめとするサイトが「柴田はタップせずそのまま失神」という主旨で記している中で、kamiproだけが「柴田はなんとか腕のこじ入れて隙間を作ろうとするが、ついに力尽きマットを叩いた」となっていた件について。
・ カクトウログ: 柴田勝頼はタップしたのか?~魔王を殺す目で大阪城ホールを大爆発させたプロレスラー
読者から複数メールをいただきました。本当にありがとうございます! マットを叩いた手については、その中でこちら2つの証言が該当することになります。
「何かの映像で観たんですが柴田の意識が無くなった時に左手が力なくマットに落ちたシーンがあったんです。タップではなくただ左手がだらりと落ちた感じに。この映像(アングル)はスカパーでは流れていないと思います。恐らく、柴田の左側面のリングサイドにいる記者さんにはタップと錯覚して見えてしまった可能性があるんではないでしょうか?」
「観戦したとき、柴田からみて左手の側で観戦していました。最後は柴田と秋山の間に入っていた左手が秋山の背中に移動していて、レフェリーが柴田の状態を確認するため近づいたとき、秋山が上体を起こした。そのときすでに失神していたらしく、その背中にあった左手が手のひらを上に、そのままマットにバタンと落ちました」
すなわち、ボクが「その右腕を補助するように左腕もクロスするように添えられていく。少なくとも、『マットを叩いた』ことはあり得ない」と書いたことは完全に間違い。柴田の腕が秋山の胸元からこぼれないような位置に入っていたと思い込んでいたのですが、そうではなかった。フィニッシュ直前、柴田の左腕は外側から(つまり、力を抜くと外側に落ちてしまう位置から)秋山の腕を必死に制御しようとしていた。
その様子はコチラの最後から2ショット目でも確認できます。
・ TAKEOVERsince2007:【画像あり】死んでも死にきれません - livedoor Blog(ブログ)
この角度に近い位置で観ていたのがkamipro記者の堀江ガンツ氏。8/1更新分携帯サイト記事「『柴田はタップしたのか?』という質問にお答えします」に、“力尽きマットを叩いた”とレポートした理由を書いている。はい、確かにボクはkamiproにメールで質問していました。
ガンツ氏の回答。
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秋山の袖車がガッチリと極まり、柴田はなんとか腕をこじ入れようとするものの、最後は力尽き、袖から左手を離し、大きく一度マットを叩いています。これを見たレフェリーが柴田が落ちたことを確認し、試合を止めました。「タップはしていないが、マットは叩いている」というのが答えとなります。
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携帯サイトの間違いなどを見つけたとき、運営者に連絡を何度かしたことがある。会社によって、御礼の返信が来たり、黙って修正されたり、いろいろ。だけれども、記事で返答されたのは初めてだよ(笑)。誠実に回答する姿勢は素晴らしいと思います。ありがとうございました。
とにかく柴田のタップの事実関係についてはスッキリしました。
なお、ガンツ氏は記事の続きに、“「タップしなかった」ことについては、そこを評価するつもりはまったくありません。負けを認める勇気もまた必要”と記している(詳細は同サイトをご登録ください)。
競技としてはまったくその通りだと思う。ただ、桜庭和志やハレック・グレイシー相手にタップしている柴田。狂わせたのは、袖車という技の特性か。袖車の威力を見極める柴田の技量か。秋山憎しという柴田の意地か。競技者としての進化を柴田に求めながらも、すべてをさらすことのないプロレスラーとしての神秘性にも期待してしまうんである。いやぁ、自分は変態ですな。
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